ボーイング初のジェット旅客機「707」初飛行-1957.12.20 空に革命 引き継がれる“礎”とは?
- 乗りものニュース |

客席数もスピードも倍! そりゃ時代来るわ…。
707→727→そして737へ
1957(昭和32)年12月20日は、アメリカのボーイング社が初めて開発したジェット旅客機「707」が初飛行した日です。同機の成功はジェット機時代の到来と、ボーイング社民間航空部門の躍進へと繋がりました。
ボーイング707(画像:ボーイング)。
707は最大181人の乗客を乗せることができ、ターボジェットエンジン4基を搭載します(初期タイプの場合)。ベースモデルは、1954(昭和29)年初飛行の367-80「ダッシュ・エイティ」。この軍用型がKC-135となり、そこから民間型として707へと派生します。一方707では、胴体設計が見直され、KC-135とくらべ30cmほど横に拡張。707の客席の配置は横3-3列とされました。
707は当時アメリカで隆盛を誇ったパン・アメリカン航空をはじめ、トランス・ワールド航空、ノースウエスト航空など数多くが採用。製造機数は865機にも及びます。一方、日本では、JAL(日本航空)がライバル機であったダグラス社のDC-8を、国内初のジェット旅客機として選定しました。ただしダグラス社は、のちにボーイング社へ吸収されることになります。
707は当初、長距離国際線を担当し、従来のプロペラ機とくらべ、倍の人数を倍速で輸送できるというコンセプトで開発されました。初期タイプの成功後は、エンジンを効率の良い「ターボファン・エンジン」に換装した派生型や、さらにそこから航続距離を落とし、中短距離向けとした派生型「720」などが開発されています。
ちなみに、707の胴体はその後のボーイングのジェット旅客機における“礎”となりました。707の胴体設計は、3発ジェット機の727、そして2021年現在も数多く飛んでいるベストセラー機「737」まで、そのまま引き継がれることになったのです。
【映像】懐懐懐!パンナムの「707」の轟音離陸や客室など
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