ついに来たまきの攻撃ターン! とうとう結ばれてしまった禁断の二人【子宮恋愛#6】
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※このコラムは『子宮恋愛』6話までのネタバレを含んでいます。
■寄島と恭一の関係に気づき始めたまき
突然の父の訃報連絡により、山手(大貫勇輔)とのキスの寸止めを食らったまき(松井愛梨)。義父の葬儀の場では、相変わらず毒親なまきの母が「きちんと長男の妻としての役目を果たしなさいよ!」と、まきにプレッシャーをかけてきます。おそらくこれらは、自分が夫に捨てられた経験から、まきが何かをしくじって同じ轍を踏むことがないようにと彼女なりに心配してのことなのでしょう。
しかし、意見が毎回夫ファーストすぎて、まきが二の次になってしまうようなアドバイスとプレッシャーのかけ方。このせいで家庭でも実家でも、まきの逃げ場がなさすぎて心配になります。
一方で、「お前は誰だ? 生まれ変わった別人か⁉︎」というほど善人ぶった恭一(沢村玲)がまきの母に「まきがいてくれて助かってます」と、微塵も思っていなそうなことを宣います。家庭では最悪、外面は最高というモラの教科書のような振る舞い。
そんな中、まきは、気丈に振舞っていたはずの恭一が、寄島の胸で号泣している様子を目にしてしまいます。そしてそれに気づく寄島……。
■それを知ってなお何も言えないまき
帰宅後も、まきはどうしても寄島との恭一のあの姿が浮かんでしまいます。しかし、自分の本音を言えない彼女が、精一杯振り絞った恭一への声かけは「あの日、寄島先輩来てくれたね」の一言。
もちろん恭一にはその意図は1ミリも響かず「ああ……うん」と返されるのみ。香典返しなどやることも多いだろうと配慮し、「手伝えること会ったら言ってね」と、提案してもそれも断られ……。まきの母が「長男の妻としての役目を!」と言っていましたが、何も手出しさせてもらえないどころか、実際に恭一のメンタルを支えていたのは寄島です。
まきの虚無感たるや、想像するだけで苦しくなります。
■密会場所に呼び出すメンタル最強・寄島
そんな中、まきは寄島から呼び出されます。その場所が恭一と密会していたバーとは、寄島はなんというメン強なのでしょう。そこで寄島が頼んでいたカクテルがギムレットだったことから、過去のレシートの内容と全て繋がり、まきの疑惑は確信に変わるのでした。
「お葬式の日、見ちゃったよね」という寄島の言葉を皮切りに、二人の間で本音の殴り合いが交わされていきます。恭一の涙を見たことがないというまきに対し、「私は2度目かな」と、もう一切隠すことのない様子のマウント。
寄島は大学時代に短期間ではあったものの恭一と交際をしていたのでした。寄島が一方的に別れを切り出したものの、体の関係だけは今も続いていた、とのこと。でももうまきは驚きません。
心のどこかで勘づいていたけれど、なんとなく認めたくなくて見て見ぬふりをしてきたまき。逆にこの真実を当人の口から聞けたことで、自分の気持ちが曖昧になっていた彼女にとって、進むべき方向がはっきりするいいきっかけになったのかもしれません。
■努力せず、他人に寄生しながら全てを手に入れようとする強欲女
強靭すぎるメンタルを持つ寄島はさらにまきへのマウントをかましてきます。「まきちゃんにこんなこと言うの酷だと思うけど、恭一は私のことが好きなんだと思う。心の根っこの抗えない部分で私を求めてると思う」これをその嫁に笑顔で言える神経が分かりません。
「まきちゃんなら分かるんじゃない?」とは、さすが子宮恋愛の提唱者。脳ではなく子宮で感じて生きる女・寄島です。
恭一と別れた理由も「いい暮らしがしたかったから。恭一とは無難な暮らししかできない。結婚してなくても関係が続けられるんだもん」つまり、裕福な夫と結婚してATM化、恋愛は外注という自己中心的すぎる理由。
好きな人と豊かに暮らすために、自分が稼げる側になれるよう頑張るわけでもなく、他者に寄生する前提で、恋、財力、セックス、全ての欲望を簡単に手に入れようという発想。自分の欲望に忠実かつ、甘すぎます。
■やっときたまきのターン
「私、ずっと寄島先輩に憧れてたんです。他人の目を気にせず、自分の道を突き進んで……」
人の目を気にして、自分の意見をしまい込んできたまきは、きっと自分と正反対の存在だから寄島に惹かれていたんでしょう。
「うん、私は今も昔もそうだよ。誰がなんと言おうと自分が欲しいものを手に入れる」
寄島の発想とスタンスは一国を大きくする王の発言なんですよ。これくらいの野心と自己中さがあれば、世が世なら領土を広げ、国を手に入れてるやつです。
でも「寄島先輩は欲しいものを全部手に入れたんですか?」というまきの問いには「全部は手に入らなかった」と答えます。おそらくそれが子どもであることを含ませる描写と共に……。
「それを聞いてホッとしました」と、まきにとっては、せいいっぱいの攻撃的な発言でその場を後にします。
■確変が起きたまきとイリュージョニスト恭一
全ての腹が決まったまきは、恭一への不満や思ったことを全てぶつけにかかります。
「食事は時間なくて作れなかった」「上着はハンガーラックにかけて」と、今までなら飲み込んでいたことを全て言葉にし、もちろん謝ることもしません。極めつけには「私は捺印済だから」と離婚届を差し出すのです。
「何突然?」と動揺を隠せない恭一に、まきは「突然じゃないよ。とっくに終わってたんだよ私達。好きな人がいるの。別れてください」と、畳み掛けます。
予想外にも恭一は「いやだ!」と叫び、離婚届を丸めるのですが、どんな超絶技巧を使ったのか、何度見ても分からない素早さで、一瞬にして用紙を細切れにして投げ飛ばすのです。
手の動き的には丸めていただけなのにどうやって……と、恭一のイリュージョンに別の困惑も隠せない中、「俺が全然してくれないからしてくれそうなやつ見つけたんだろ! してあげるから! 愛してる……愛してるよ」と無理やりことに及ぼうとします。
イカれたモラの思考回路とその行動力に恐怖しかありません。
そこでまきによる「恭一は寄島先輩が好きなくせに!」という名カウンターにより、恭一の思考回路が停止。その隙にまきは逃げ出します。
■とうとう結ばれた二人
着の身着のまま逃げ出したまきが行き着いた先は、山手と来たゲームセンター。そこで奇跡的にも山手と出会い、ホッとした勢いで泣きながら山手にハグをしてしまいます。
そのまままきは山手の家にいき、経緯を話し、そのまま気付けばキスをし、体を許していました。しかし、直前の恭一の行為と相反するかのように、幸せで満たされた気持ちを感じてしまったまき。子宮恋愛が何たるかを理解してしまったよう。
デートの予定でもない、こんな無防備な日にことに及んでしまったら、下着が見られても大丈夫なやつだったか、ものすごく心配になるのですが、ゲスな一庶民の要らぬ心配でした。すみません。
ここまで来てしまったら、もうまきの決意も気持ちも止まらないことでしょう。「もっとやれ!」という気持ちしかわきません。ついに来た! まきのターン! 恭一はまきを失いかけている絶望を感じさせ、今までの分をやり返しつつ、まきには山手とやりたい放題やって欲しいものです。また次回!
(やまとなでし子)
※『子宮恋愛』はTver、FODにて配信中
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