「ロードスターの“パパ”」亡くなる 「ロータリーのスポーツカー」も生んだ日本人デザイナー 「ゲームの中では今も会えます」
- 乗りものニュース |

マツダのスポーツカーである「ユーノスロードスター」などのエクステリアデザインを手がけた、カーデザイナーのトム俣野氏が77歳で亡くなりました。
約43万台のヒットとなった「ユーノスロードスター」をデザイン
2025年9月20日、マツダのスポーツカーである「ユーノスロードスター」や「RX-7(3代目、FD3S型)」などのエクステリアデザインを手がけた、カーデザイナーのトム俣野氏が亡くなりました。77歳でした。
トム俣野氏がデザインを手がけた「ユーノスロードスター」(画像:マツダ)
トム俣野氏(本名、俣野 努(またの つとむ)氏)は1947年10月7日生まれ、長崎県長崎市出身のカーデザイナーです。成蹊大学工学部を中退した後にアメリカへ渡り、カリフォルニア州の美術大学である「アート・センター・カレッジ・オブ・デザイン」を卒業。1974年にはアメリカ最大の自動車メーカーであるゼネラルモーターズ(GM)社へ入社しました。
その後、GM傘下だったオーストラリアのホールデン社を経て、ドイツのBMWへと移り、小型モデルである「3シリーズ」のデザインを担当。こうした実績が評価され、1983年にはマツダの北米法人へと移籍しました。
俣野氏はマツダに移った後、オープンタイプの小型スポーツカーの開発プロジェクトに、チーフデザイナーとして参画しました。このモデルは、1989年にユーノスロードスター(海外名:マツダMX-5ミアータ)として発売され、全世界で43万台以上が生産される大ヒットを記録しています。
さらに、俣野氏は1991年に発売された3代目「RX-7」のデザインもまとめました。3代目RX-7は2003年まで10年以上にわたり生産され、2008年にはイギリスの新聞「テレグラフ」誌の選んだ「最も美しい車100選」において、第61位にランクインを果たしています。
俣野氏は初代ロードスターのデザイナーとして、海外のファンから「ミアータパパ」の愛称でも親しまれており、ネット上では死を悼む多くの投稿が寄せられています。
また、レースゲーム「グランツーリスモ(GT)」シリーズのプロデューサーを務める、ポリフォニーデジタルの山内一典代表は、2025年9月24日に追悼のコメントをXに投稿。最新作の「GT7」には、俣野氏がクルマを解説するコンテンツが収録されていることから、「GT7では、いまでも俣野さんにお会いすることができます」と記しています。
「グランツーリスモ」の山内一典氏も“ロードスターのパパ”を追悼【投稿を見る】
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