保育士から経営者へ。ライフスタイルの変化をきっかけに女性に寄り添うオンラインスクールを立ち上げた女性の「手を差し伸べる」リーダー像
- マイナビウーマン |

撮影:渡会 春加
取材・文・編集:五十嵐 紫月/マイナビウーマン編集部
撮影場所:WeWorkリンクスクエア新宿
コロナ禍を経て、現在ではすっかり社会に浸透したリモートワーク。
ライフスタイルに合わせて働き方を選べる時代へと社会は少しずつ変化していますが、まだ出社通勤が一般的だった時代に、SNS運用という強みを武器にスクールを立ち上げ、女性のキャリアの選択肢を広げる支援を行っている女性がいます。
女性向けのリモートワーク実践スクール「リモラボ」の代表を務める小森優さんは、保育士という全く異なる業種から独立し、SNS事業をはじめました。
現在は世界を旅しながらSNS運用代行やコンサルティングを手がけ、スクールの運営にも携わっている小森さんですが、元々は「公務員になって、安定したキャリアを築く将来を描いていた」と話します。
歩みを止めない小森さんに、これまでの人生と将来の展望を語っていただきました。
小森 優さん
大学卒業後、東京都港区で保育士として従事。2019年にライフスタイルの変化がきっかけで、フリーランスとして独立。SNS運用代行/コンサルティング事業を請け負う傍ら、「企業のニーズと女性たちのスキルアップの課題を解決したい」という思いで、SNS運用代行に特化したオンラインスクール「リモラボ」を2021年に設立。
■家庭の経済状況の変化をきっかけに、安定したキャリアを目指すように
Q.1 幼少期はどんな性格でしたか?
マイペースな性格で、周りと合わせたり誰かを導いたりというよりは、好きなことを自分でやりたい! という思いが強い子どもでした。エレベーターのボタンを親が押すだけで怒るみたいな……(笑)なんでも自分でやりたかったんでしょうね。習っていたピアノでも、「基本練習よりも自分の好きな曲を弾きたい!」と楽譜を持って行っていたことをよく覚えています。
Q.2どのようなご家庭で育ちましたか?
父親が会社を経営していて、幼少期の頃は裕福な家庭でのびのびと育ちました。両親が、子どもには小さいうちから色々な経験をさせたいという考えを持っていたので、2歳から習っていたピアノをはじめ、習い事も複数通っていました。
Q.3 思春期はどのように過ごしましたか?
いわゆる“一軍”と呼ばれるような、クラスの中心になるようなタイプではありませんでした。走るのが速い、成績が一番といった突出した部分もなく、目立たない存在だったと思います。その頃はゲームをやることが大好きで、学校から帰ってすぐにゲームに熱中する日々を過ごしていました。
生活面では、中学校2年生の時に父親の会社が倒産して、日常がガラッと変わりました。家を引っ越さないといけなくなったり、車がなくなったり、いつも食べていたごはんが質素なごはんになったり……。それまでの経験が当たり前ではなかったことに気づきましたし、お金がないことの大変さを痛感しました。
また、景気によってビジネスが変わっていくことを実感したので、その頃から将来は公務員になって安定したキャリアを築きたいと考えていました。
Q.4 学生時代に注力したことはなんですか?
進学当時、ちょうど刑事ドラマにはまっていまして。まだ学びたいことが明確に定まっていなかったこともあり、将来の選択肢の幅が広がりそうだと考え、法学部へ進みました。
学業以外ではボランティア活動に力を注いでいました。大学入学前に起きた震災をきっかけにボランティアに関心を持ち、被災地の子どもたちと一緒にスポーツをする活動などに参加していたのですが、その活動がとても楽しくて。子どもと関わる職業に就きたいと考えて都内の保育園の臨時職員に応募して、アルバイトとしてしばらく園で働きました。
通っていた大学には保育士資格取得のためのカリキュラムがなく、就職課に相談しても「前例がない」と言われることもありましたが、臨時職員として働く中で出会った人にも助けてもらいながら、在学中に国家資格を取得しました。
■突然家族を支える役割を担うことに。葛藤の中でリモートワークの可能性を信じて起業
Q.5 なぜ起業したいと思ったのですか?
きっかけは、父が病気で倒れたことでした。大学卒業後は夢だった保育士としてキャリアをスタートし、充実した日々を送っていたのですが、入院費用やさまざまなサポートと仕事の両立に限界がきてしまって。ここから先は長女である自分が家族を支えなければ! と気持ちを切り替えた時に、当時の自分の収入だけでは家族を支えきれないし、自分の将来の幸せも担保できないなと思いました。
年収を上げて、いつでも実家に帰れるような働き方をするために、半年~1年くらいは起業するか、副業するかをかなり悩んでいました。でも、公務員だったので副業は難しくて。そこで思い切って退職届を出して、そこから何をするかっていうのを考えていきました。
独立すると決めた後はまず色々な人脈を作りました。当時はSNSのアカウントも持っていなかったので、出会う人から情報を得る方法しか思いつかなくて。とにかく、起業・独立をしている人に会いに行ったり、仕事がないかを聞きに行ったりしていました。
Q.6 “SNS運用代行”という軸で事業を始めた理由を教えてください。
実は、最初に事業として始めたのはベビーシッター業だったんです。現場での経験や、働いていた保育園の保護者の方からのリクエストを生かして始めたのですが、コロナ禍で事業の継続が難しくなってしまって……。それで自分に残ったのが、同時期に手探りで始めていたSNSでした。
当時は「SNS運用代行」という言葉も一般的ではない時代だったのですが、在宅で仕事ができることが衝撃的でしたね。女性のライフスタイルの変化にも対応できるし、コロナという世界的な脅威にも打ち勝てる手段なんだと気づいた時に、これを伸ばしていこうと決めました。
始めてみると、意外と在宅で働きたい方やコロナで仕事を失ってしまった方が多く、そういった女性のニーズと企業からのニーズ、どちらにも応えたいと考えてスクールを立ち上げました。それまでは自分の人生でスクールの代表をやるとは思っていなかったです(笑)。
Q.7 創業当初大変だったエピソードがあれば教えてください。
最初は3人で創業したのですが、全ての業務を3人だけで分担することがまず大変でした。今思えば必死だったなと思います。ライティングやデザインも一から勉強したのですが、当時は明確なスクールもなかったので人づてに教えてもらっていました。そこでつまずいた経験が、現在スクールに関わる中でも生きています。
Q.8 仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか?
リモラボと出会って「人生が変わりました」と言ってくださるユーザーの声ですね。リモラボは、スキルを学ぶだけのスクールではないと私は思っています。働き方を変えると人生まで変わっていくので、「子どもとの時間を作れるようになった」「家族の関係が良くなった」「旅行に行けるようになった」といった生活が良い方向に変わる姿を見たり、感謝の言葉をいただけたりすることが嬉しいです。
■自分が失敗してきたからこそ、同じ目線で手を差し伸べるリーダーになれた
Q.9 リーダーであるうえで、大切にしている姿勢やスタイルは何ですか?
現在は業務委託の方も含め約300人のスタッフを抱えていますが、自分はカリスマ的なリーダーではないと思っています。自分が少し先でたくさん転んで失敗してきた分、「今、その道は整っていて大丈夫だよ」と声をかけられるようなリーダーでいたいなと思っています。リモート中心の会社なので対面で顔を合わせることは少ないですが、毎週動画でスタッフ向けにアナウンスを行っています。そこで事務連絡の他に気づきになるようなエピソードを話して、組織としての一体感を創る努力をしています。
また、きっかけを作ることは得意かもしれません。新しいことに早い段階で飛び込んでいくタイプなので、それを見て‟楽しそう”と思ってくれた人が周りに集まってくるのかなと思っています。例えば、砂場で誰かがお城を作って遊んでいるのを見て、そこに集まってきた子が水路を引き始めたり、新しいシャベルを持ってきたりするみたいな……。まず自分がやってみて楽しそうな姿を見せることが、誰かの新しいチャレンジのきっかけになっているのかな。
Q.10 毎日のタイムスケジュールを教えてください。
一日の労働時間にかなり差があります。働いている日は12時間以上働いていますし、一方で働いていない日は1日1~2時間のことも。常にプライベートでも仕事でもやりたいことがたくさんあるので、毎日充実していますね。海外行きのフライトの合間で仕事の連絡を返すなど、仕事とプライベートの境界線をあまり作らず、地続きで仕事をしています。
Q.11 リフレッシュ方法や、最近のマイブームがあれば教えてください。
旅先で観光をしたり、美味しいものを食べたりすることがリフレッシュですね。また、プライベートでバレエを習っているのですが、そういった‟自分のために使っている時間”を実感する時に息抜きできているなと思います。
Q.12 苦手なことはありますか?
たくさんありますよ。物の管理が苦手でよく財布やペン をなくしてしまうので、メンバーには「こもりんには何も預けるな」と言われています(笑)。周りに優秀なスタッフがたくさんいるので、自分の苦手な部分は信頼して預けています。最初は全て自分でやりたいタイプだったのですが、最近は任せられるようになってきました。
Q.13 今後の展望を教えてください。
世界中で働けることを証明したいです。今は旅を続けながら仕事をしていますが、ピラミッドの上でリモートワークしてみたらどうなるんだろう、と夢想することも。世界中どこでも仕事ができることを発信することで、気付きになる人が増えたらいいなと願っています。
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