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千葉の一大ベッドタウンの駅前ド至近に“謎の竹藪”…なぜ? 知ったらコワーイ!?その経緯とは

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かつては禁足地として恐れらていた?

  都営地下鉄新宿線の終着駅であり、JR総武線も停車する本八幡駅。この駅から国道14号線沿いにある市川市役所を目指して進むと、国道を挟んで市役所とは反対側に、うっそうと茂った竹藪があります。周囲には住宅地もあり、人通りの多い場所ですが、なぜこのような場所に竹藪があるのでしょうか。

Large figure1 gallery2画像左側が「八幡の薮知らず」(斎藤雅道撮影)

 この竹藪は、市川市によると「八幡の薮知らず」と呼ばれている場所です。竹藪の中には鳥居と祠(ほこら)が設置されています。「一度入ると出ることのできない禁足地」として言い伝えられており、現在も祠が設けられ、その姿を今に伝えています。

 広辞苑にも「八幡の藪知らず」の項目があり、「ここに入れば再び出ることができないとか、祟りがあるといわれる。転じて、出口のわからないこと、迷うことなどにたとえる」と説明されています。そのため、江戸川乱歩や夏目漱石の著作でも、迷い込んだら出られないものの例えとして用いられています。

 また、この竹藪は「不知森(しらずもり)」「不知藪(しらずやぶ)」とも呼ばれています。禁足地となった理由については諸説あり、言い伝えによると「日本武尊(やまとたけるのみこと)が陣所とした跡であるため」という話が伝えられています。

 さらに、平安時代中期の平将門にゆかりがあるという説もあります。「平将門が朝廷軍と戦った際、将門軍の鬼門にあたる場所だったため」という話や、「平将門平定の折、平貞盛(たいらのさだもり)が陣を敷いたが、平定後も占星術によって将門軍の死門(あの世への関門)の一角をここに残したため、この地に入ると必ず祟りがあるとされた」といった伝承も残されています。

 ちなみに、水戸黄門こと徳川光圀がこの伝承を信じず藪に足を踏み入れたところ、白髪の老人が現れて戒めを与えた、という逸話もあるようです。

 なお、藪の範囲は江戸時代にはすでに現在とほぼ同じ大きさになっていたともいわれています。江戸時代から明治時代にかけては、この伝承に基づいた迷路が作られ、興行が行われていたという話も伝えられています。

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