航続距離は1200km、価格は“マジかよ…!!” 日本初登場「ガソリンでも走るBYD新型」に乗った
- 乗りものニュース |

航続距離は衝撃の1200km台!?
中国のBYDは2025年12月、日本市場にプラグインハイブリッド(PHEV)モデルである「シーライオン6」を投入しました。これまで日本市場ではバッテリー式電気自動車(BEV)だけを展開していたBYDですが、シーライオン6は日本市場で初めてのガソリンエンジンでも走行可能なモデルとなります。
BYDが日本に投入したプラグインハイブリッドSUV「シーライオン6」(西川昇吾撮影)
シーライオン6は、エンジンとモーターによるハイブリッドシステムを有しつつ、外部からの充電も可能なPHEVです。まず排気量1.5Lの自然吸気ガソリンユニットと、容量18.3kWhの駆動用バッテリーを搭載した2WDモデルが発売されました。
その燃費はハイブリッド走行時WLTCモードで22.4km/Lに達します。またEVモードでは100kmの走行が可能となっているので、自宅に充電設備があれば、ほぼ電気だけでの走行が日常的に可能です。
さらに、2026年3月からは4WDモデルも追加予定。こちらは1.5Lのターボエンジンを搭載し、0-100km/h加速は5.9秒というスポーツカー並みの動力性能を誇っています。
そして驚くべきは、その航続距離の長さです。満タンかつバッテリーフルチャージの状態であれば1200kmほどの航続が可能とのことで、ロングドライブにはもってこいのモデルと言えます。
また、日本市場に合わせた作りこみもポイントです。V2H(Vehicle to Home)やV2L(Vehicle to Load)に対応しているため、災害時などは“動く発電機”として使えるほか、日本仕様は他の地域で販売されているシーライオン6と異なり、レギュラーガソリン仕様となっているのです。輸入車はハイオク仕様のみが多いだけに、BYD車が日本で受け入れられるために、かなりの努力をしていることが感じられます。
気になる価格は、2WDモデルが税込み398万2000円、4WDモデルは同448万8000円。国産のPHEVモデルと比べても相当に安価なのが衝撃的です。
最も複雑な「シリーズパラレル方式」を採用!
シーライオン6は基本的にモーターで走行しますが、エンジンは発電だけでなく、加速時や高速走行時には駆動も担う「シリーズパラレル方式」のハイブリッド車です。この方式はハイブリッドシステムのなかでも最も複雑で難しいタイプですが、自動車メーカーとしては歴史の浅いBYDが完成させたことに衝撃を受けました。
モーター駆動が主体のため、加速はBEVのようにシームレス(西川昇吾撮影)
なお、バッテリー残量は25~70%の間で任意に設定できるようになっていて、設定値までは基本的にモーターのみで走行し、設定値に達するとエンジンが発電を開始し、下限値を維持します。
筆者(西川昇吾:モータージャーナリスト)はエンジン搭載のBYD車に乗るのが初めてだったので、今回はあえてバッテリー残量を高めに設定し、発電時のエンジン騒音の具合を検証しました。発電時のエンジン音は全く聞こえないわけではありませんが、音量は小さく音質も低めのため、不快に感じることはありません。また、風切り音やロードノイズも抑えられているので、静粛性は高い印象でした。
運転感覚については、モーター駆動が主体であるため、加速フィーリングはBEVのようにシームレスかつ、トルクの出方もフラットです。それでいてトルクの立ち上がり方が急激ではないので、エンジン車から乗り換えても、すぐに慣れると思います。
「普通にいいクルマ」だから脅威かも?
一方、乗り心地にはやや古さを感じました。スポーツ色の強い今どきのSUVと比べると、ユサユサと横に振られる挙動がやや大きめな雰囲気です。減衰力の問題かもしれませんが、もっとサスペンションの動きがスムーズに収まったら満足度が高まるかなと感じました。
ただ「強いて言えば」の話なので、乗り心地そのものが悪いわけはありません。シーライオン6は日本では最新モデルですが、グローバルでは2021年に発売されたモデルです。今回感じた乗り心地の面での感触は、設計世代の違いによるものかもしれません。
その反面、シーライオン6は意外にもワインディングでの走りが好印象でもありました。決して“飛ばして楽しい”タイプのクルマではありませんが、ストロークの大きなサスペンションはどこに荷重がかかっているかが掴みやすく、さらにパワーステアリングも自然な制御であったため、クルマとの対話が思ったよりも楽しめたのです。
シーライオン6は非常に長い航続距離も誇りつつ、充実した装備と高い静粛性、そして400万円を切る安さを実現してきました。それでいながらレギュラーガソリンで乗ることができ、実際に試乗してみても「普通にいいクルマだな」と感じるレベルの高い完成度を持っています。これらの商品力を総合的に考えると、既存の国産SUVにとっては、脅威となる1台かもしれません。
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