寝る前に「本」読むと寝付き悪くなる!? 睡眠のプロに聞く注意点
- オトナンサー |

秋は過ごしやすく、読書をするのに適した季節であることなどから「読書の秋」といわれています。夜に読書を楽しむ人も多いのではないでしょうか。SNS上では「秋の夜長に読書、たまりません」という声のほか、「寝る前に読書するようにしたら寝付き良くなった」「難しい本を読むと眠くなる」という声も上がっており、就寝前に読書をすると、良い眠りにつながるようです。実際に就寝前に読書をすると、睡眠の質にどのような影響を及ぼすのでしょうか。就寝前の読書と睡眠との関連性や、就寝前に読書をする際の注意点などについて、上級睡眠健康指導士の山本智子さんに聞きました。
就寝前に推理小説を飲むと脳が覚醒
Q.就寝前に本を読む人がいますが、良質な睡眠を取る上で問題はないのでしょうか。
山本さん「『本を10ページ読んだら寝る』というように、毎日のルーティンになっていて、入眠儀式のようになっているのであれば、寝る前に本を読んでも問題はありません。どんなジャンルの本をどこで読むのかが重要で、推理小説のように続きが気になってしまう本は脳が覚醒してしまうためお勧めできません。
本を読んでそのまま寝るためにベッドで本を読む人もいらっしゃいますが、ベッドで読むのはやめた方がいいでしょう。基本的にベッドは寝るために使うもので、質の良い睡眠のためには『ベッドは寝るところ』と脳に認識させることが大事です。また、ベッドで本を読むと目や首に負担がかかってしまいます。悪い姿勢で本を読み続けることは体調管理やストレス管理の観点から見てもよくありません。そうしたことから、ベッドで本を読むことは望ましくないといえます」
Q.推理小説以外で就寝前に読んではいけない本の種類、就寝前に読んでもよい本の種類について、それぞれ教えてください。
山本さん「スムーズな寝付きには、脳が興奮した状態である交感神経優位からリラックスした状態である副交感神経優位に切り替える必要があります。そのためホラーやサスペンス、考えながら読まなくてはならない専門書、感情が大きく動く感動的な本は交感神経が活発になってしまうためお勧めできません。
お勧めできるのはエッセイや詩集、動物や自然に関する写真が多めの本など、読んでいてリラックスできる本です。
すごく難しい専門書なども、字を見たら眠くなるという人なら問題はないのですが、内容にのめり込んでしまうという人には向いていません。本を読んでリラックスすることが大切です」
Q.就寝前に読書をし過ぎてしまった場合、睡眠の質にどのような影響を与える可能性があるのでしょうか。
山本さん「読んでいるうちについ先が気になって読書をし過ぎてしまうと、交感神経が活発に働いてしまって寝付きが悪くなってしまう可能性があります。寝付きが悪いと睡眠時間が短くなって睡眠不足の状態になり、翌日のパフォーマンスの低下につながってしまいます」
オトナンサー編集部
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