高速出るのにウン十分!? 関東最凶レベルの「IC出口渋滞」解消なるか 抜本対策工事で“石ゴロゴロ”発生
- 乗りものニュース |

群馬県で整備中の国道17号「中村交差点立体」事業はどこまで進んだのでしょうか。高速道路IC出口の猛烈な渋滞の“元凶”を解消するための事業です。
IC出口渋滞で「心砕かれる」観光客
国土交通省 関東地方整備局は2025年8月6日、今年度1回目となる事業評価監視委員会を開催し、群馬県で整備中の国道17号「中村交差点立体」について進捗を共有しました。
渋川伊香保IC下り線出口の渋滞(乗りものニュース編集部撮影)。
この事業は、関越道「渋川伊香保IC」を下りてすぐの「中村」交差点前後約800mを立体化するものです。関越道では、この交差点を先頭に、渋川伊香保ICのランプを経て本線まで最大で約2.7kmの渋滞が発生しているとのこと。
多客期を中心に、SNSでは「渋川伊香保インターの渋滞が半端なかった」「渋川伊香保IC出口渋滞40分は心砕かれます」などといった投稿が多く見られます。ここで渋滞するとは思わなかった、という人が少なくないようです。
渋川伊香保ICは、伊香保・四万・草津温泉や八ッ場ダムといった、群馬の名だたる観光地への玄関口にあたります。中村交差点は、高速道路を利用する観光交通が、大幹線である国道17号に合流するためパンク状態となるのです。料金所から出口ランプ、さらに本線まで車列が連なるため、多客期には前後の駒寄スマートICや赤城ICの利用が促されるほどとなっています。
このため交差点を立体化し、国道17号を直進する交通を流すための事業が2022年度にスタート、工事も2023年度から始まり急ピッチで進んでいます。完成後は交差点を通過する4車線の立体部と、側道4車線で8車線化される見込みで、ICを利用する交通の7割以上を占める伊香保方面へ向かうクルマと、草津方面へ向かうクルマの流れが分離される見込みです。
今回の事業評価では、地質条件を踏まえた下部工の杭長の変更や、材料単価・労務費の高騰などに伴う事業費の高騰が報告されました。さらに、場所打ち杭の施工途中で1mを超える大きさの転石が多数発生し、その対応に時間を要しているということです。
また、コスト縮減策として、橋梁上部工(橋桁)の構造を大きく変更。上下線の橋桁を分離せず一体構造に見直すといい、これにより3000万円安くできるといいます。
なお、2025年度には、この渋川伊香保ICを起点に八ッ場ダム方面へ向かう高規格道路「上信道」のうち、最も関越道側の新設区間である「渋川西バイパス」(1.9km)が開通する予定で、利便性が大きく向上します。そのぶん、中村交差点を起点とする渋滞の悪化も懸念されますが、現在のところ立体化は2026年度になる見込みです。
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