「今日は空港の格納庫に泊まります」現実に!? 前代未聞「格納庫キャンプ」を体験したら「あれ?イイぞ!?」
- 乗りものニュース |

格納庫でテント泊
旅客機の主翼の下にテントを張り、格納庫で一夜を過ごす―そんな異色の体験プログラムが北九州空港で始まりました。航空会社スターフライヤーと旅行会社JTBは、北九州空港にある航空機格納庫を利用した「STARFLYER BASE KITAKYUSHU ~翼のヒミツキチ~」(以下、「翼のヒミツキチ」)という体験プログラムを立ち上げました。
旅客機と一緒に格納庫でキャンプ泊できる「STARFLYER BASE KITAKYUSHU ~翼のヒミツキチ~」(布留川 司撮影)。
空の旅が日常となった現在でも、格納庫や空港施設の裏側は一般客が立ち入れない“空の聖域”です。その特別な空間を一夜のキャンプ場に変えるのが、「翼のヒミツキチ」の最大の魅力です。
今回、筆者はそんな“格納庫キャンプ”のメディア向け体験会に参加したので、その様子を紹介していきましょう。
「翼のヒミツキチ」の会場は、北九州空港の南側にあるスターフライヤーの格納庫で、普段は同社の旅客機であるエアバスA320を格納しています。普段は空港施設の一部となるため建物周囲は保安用のフェンスで囲まれており、一般イベントが行われない限り、関係者以外はその敷地に入ることすらできません。しかし、今回はその入り口で係員が待機しており、参加するゲストを格納庫内に案内してくれます。
本プログラムは16時よりチェックインが始まります。会場となる格納庫に入ると、そこには旅客機の姿がなく拍子抜けするかもしれません。
この格納庫はスターフライヤーのA320旅客機を格納するためのものですが、昼間は旅客運行のために空を飛び回っており、すべての飛行を終えてここに戻ってくるのは23時半頃になります。
サウナ、ディナー、トークショー、楽しみ方は自由
このイベントは“キャンプ体験”のためにただ格納庫を開放するのではなく、業務で使われている空港に参加者がお邪魔する形で開催されます。格納庫の目の前の滑走路では、旅客機が定期的に発着しており、飛行機のエンジン音や空港設備の作動音が聞こえてきます。
ケータリング形式で提供される格納庫ディナー(布留川 司撮影)。
これらの騒音はキャンプ場所としては不便かもしれませんが、飛行機ファンや空港という環境を楽しみたい人々にとっては唯一無二の体験といえるでしょう。
なお実際、運航中の空港施設に一般人を立ち入らせるというのは簡単なことではなく、実現にはスターフライヤーの全面協力に加え、主催するJTBでは国交省を初めとした行政・関連団体の調整を重ねて多くの許可申請を行ったそうです
チェックイン後に最初に行なうのは、自身の寝床となるテントの設営です。テント泊というアイディアは、最近のグランピングブームの影響のようにも思えますが、実際は格納庫内に恒久的な宿泊設備を持ち込むことは保安規定や法令的に難しく、その兼ね合いもあるそうです。参加ゲストが楽しめるように、テントは航空機の駐機場所の周辺に設営されます。
航空機が格納庫に戻ってくる深夜までは格納庫内で自由に過ごすことができます。テントの他にキャンプ用のチェアとテーブルも用意されており、酒類を含む飲食物の持ち込みも可能です。
ゲストをもてなすイベントも充実しており、19時からはケータリング形式で20種類のメニューが用意された空港ディナーや、スターフライヤー社員によるトークショーやビンゴ大会(旅客機を牽引するトーイングカーの搭乗券などが当たる)が行なわれます。
また、筆者が個人的に気に入ったのは、格納庫前に置かれたサウナトレーラーによる「格納庫前サウナ」で、専門業者によって準備された薪ストーブサウナと水風呂は超本格的なサ活を楽しむことができます(23時まで利用可能)。
飛行機ファンであれば撮影を楽しむのもオススメです。
会場となるスターフライヤーの格納庫は、北九州空港の滑走路の南側末端の隣にあり、離着陸する航空機を間近で見ることができます。海上空港である北九州空港において、この場所以上に航空機に近づいて撮影できるスポットは他に無いでしょう。
目玉イベントは飛行機のハンガーイン、ハンガーアウト
23時半頃になると、この格納庫の主であるスターフライヤーのA320が旅客運航を終えて戻ってきます。機体はトーイングカーと呼ばれる牽引用の車両(ビンゴ大会ではこの時の車両の搭乗券が当たる)に引っ張られてきますが、スターフライヤーの特徴ともいえる黒いカラーリングの機体が暗闇の中から表われる瞬間は、飛行機ファンでなくても高揚感を覚えることでしょう。
着陸するスターフライヤーの機体を眺めながらの朝食(布留川 司撮影)。
機体が格納庫内に駐機されると、スターフライヤーの整備員による実機を前にした機体解説ツアーが行なわれ、A320を間近で見学・撮影(一部は立ち入り制限あり)することができます。このようなアングルで旅客機を見られる機会は貴重といえるでしょう。
午前1時になると「静寂タイム」となり、格納庫内の照明が落とされます。
各テントには電気式ランタンが準備されており、そこからもれる光によって、駐機されたA320が照らされ、独自の雰囲気を演出します。静寂タイムでは騒音や話し声に注意すれば行動は自由で、テント内の寝袋でグッスリと眠ってもいいし、三脚を活用して格納庫内の機体をじっくりと撮影して楽しむこともできます。
朝の午前6時になると、航空機を格納庫から搬出する準備が始まり、スタッフによるゲストへの声掛けが行なわれます。もっとも、北九州空港では午前6時10分発のスターフライヤー羽田便が離陸するため、このジェットエンジンの音が目覚まし代りになります。
午前6時半から7時頃には一晩共にした機体がトーイングカーで外に出されてターミナルへと移動。しばらくすると乗客を乗せて飛び立っていきます。
飛行機と空港が活動を始めると、ゲストもそれぞれの1日が始まります。サンドイッチボックスとスムージーが朝食として配られ、朝の空港の様子と発着する飛行機を眺めながら、「翼のヒミツキチ」の最後の瞬間を楽しみます。
この特別プログラムは専用サイトでのみ申し込み可能で、4月25日、5月30日、6月20日の3回で募集を受け付けています。各回は12組までが上限で、テントひとつにつき大人最大2名、子供連れの場合は最大3名までが宿泊できます。
料金は、テント1張を1名で利用する場合33万円。大人2名で共用する場合は1名あたり19万2500円です。価格だけ見れば決して安くはありません。
しかし、現役で稼働する空港の夜を体感し、旅客機と同じ空間で朝を迎える体験は、航空ファンに限らず唯一無二の価値を持つといえるでしょう。すでに募集開始数日で一定の予約申し込みがすでに入っているとのことです。
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