無塩バターがないときの代用は?マーガリン・米油・オリーブオイルで作って比較
- マイナビウーマン |
お菓子づくりのレシピでよく目にする「無塩バター」。しかし常備していないときもありますよね。せっかくお菓子を作ろうとしているなら、諦めないで! 今回は、家に無塩バターがなかったときでもお菓子作りを進められる代用品を探しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
こんにちは。ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
お菓子作りや食事作りの際に用いることが多い無塩バター。レシピに無塩バターの文字を見つけて「うちには無いから作れない……」と諦めてしまっていませんか。
そこで今回は、無塩バターがなくても諦めずに作業を続けられる代用品を探してみました!
「無塩バター」って何?

お菓子作りをする際に、レシピに記載されている「バター(無塩)」。製造過程で塩分を追加していないバターのことを指し、かつては「無塩バター」と呼ばれていましたが、現在では「バター(食塩不使用)」と表記されています。
お菓子作りやパン作りで無塩バターが指定されているのは、塩分が多すぎると小麦粉のグルテン(粘り気)が強くなりすぎてしまうからなのだそう。食感や仕上がりに影響が出るため、塩気が必要なものは食塩を使用して調整します。
パンに塗ったり、普段の料理で使用するのは有塩のバターのほうが使いやすく、日持ちもするため、お菓子作りを頻繁にしているご家庭でない限り、無塩バターは常備していない方が多いのではないでしょうか?
そんな我が家も、実は無塩バターは常備していませんが、お菓子作りは楽しんでいます。我が家の使用実績を元に、オススメできる代用品を特徴とともにご紹介します。
無塩バターの代用品には何がある?
無塩バターがないから作れない……と思うことはありません。家にあるもので代用できます!
お菓子作りの際に、バターには以下のような役割があります。
1. コクや香りを加える
2. 生地に空気を含ませ、ふんわりさせたり、サクサクさせたりする
3. 日持ちさせる
つまり、これらの役割ができるものであれば代用できるということです。バター独特のクリーミーで芳醇な香りの代わりは難しいかもしれませんが、味や仕上がりに繋がるコクや生地に空気を含ませるのに重要なのは「油分」。
そこで、私が今まで無塩バターの代用品として使ったことがあるのは、以下の3種類となります。
① マーガリン
② 米油
③ オリーブオイル
ただ、今までも同じレシピで食べ比べてみたことはなかったので、作ってみることに。それぞれの調味料の特徴を紹介しつつ、「風味」「しっとり具合」「膨らみ具合」を星で評価してみました。(満点:星3つ)
味の感想も記載しておきますね。
① マーガリン
バターの代用品として一番に思い浮かぶのが「マーガリン」ではないでしょうか。元々バターの代用品として生まれたマーガリン。バターが牛乳を原材料にしているのに対し、マーガリンは植物性や動物性の油脂に乳成分を追加して作られており、見た目やテクスチャーが似ています。
もちろんバターの代わりに使用することはできますが……普通のマーガリンには食塩がある程度含まれているんです。そのため、お菓子には無塩(食塩不使用)マーガリン推奨。有塩を使う場合はレシピの塩を減らすなど調整が必要です。
バターとマーガリンを使って同時に焼き上げました。
とはいえ、我が家にあるのも普通のマーガリン。今回、マフィン作りに使用してみました。
マーガリンはバターよりも水分量が多くやわらかいため、生地が混ぜやすい! チョコチップなどの具を入れるのもやりやすそうでした。
焼き上がると、バターが中央部分が膨らむのに対し、マーガリンは全体的にふんわりとする傾向があります。もしかしたら塩分があるマーガリンを使用したので、無塩バターを使用したものより膨らまなかったのかもしれません。
口当たりは軽やかでふわっとしており、バターの代用品としてあるだけに、風味は一番バターに近いように感じました。
代用品:マーガリン
1)風味 ★★★
2)しっとり具合 ★★★
3)膨らみ具合 ★★
② 米油
クセが少なく、あっさりした風味がどんな料理にも合う米油。バターと違って溶かす手間も省けます。
バターを使用したときよりも、生地はとろっとやわらかめ。焼き上がりはふんわりキレイに膨らみました。
食感は軽やかで、パサつきは感じません。コクはありますが、バターよりあっさりしているので、食べたときの罪悪感が少ないな……というのが個人的見解です。
代用品:米油
1)風味 ★★
2)しっとり具合 ★★★
3)膨らみ具合 ★★
③ オリーブオイル

どのご家庭にもあるオリーブ油を試してみました。
オリーブオイルは、オリーブの香りが強いエクストラバージンのものよりも、無味無臭でさらっとしている精製したオリーブオイルのほうが代用品に向いていると思います。
レシピで溶かしバターと記載がある場合は同量で問題ありませんが、固形バターを使用している場合は分量の調整が必要で、目処としては1/3〜1/2の量を目安に、生地の状態を見て微調整してください(生地が緩い場合は粉を少量足す等)。
焼き上がりはは米油を使用したものと似ていています。こちらも生地はしっとりしつつ、味わいはあっさり軽やかです。
代用品:オリーブオイル
1)風味 ★★
2)しっとり具合 ★★★
3)膨らみ具合 ★★
代用品の特性を理解して使い分けよう

無塩バターの代用品としてマーガリン、米油、オリーブオイルを試してみました。
焼き上がりは、バターを使用したものは上に膨らみますが、代用したものはふんわりと全体的に膨らんだ印象です。
風味は、当たり前ですがマーガリンが一番バターに近いとは思いましたが、米油やオリーブオイルでも代用として用いても不足ない……というのが個人的な感想です。どれもふんわりしていて、バターよりも軽やかな味に仕上がっています。
なお、バターを使用しているマフィンは、冷やしたり時間が経過すると固くなってしまいますが、油を使用しているこの3種は固くなりにくいというメリットもあります。
それらを踏まえ、風味を出したいときはマーガリンを使う、あっさりさせたいときは米油やオリーブオイル、というように、代用品の特性を理解して使い分けるのもよさそうです。
まとめ
ほかの食材で無塩バターの代用ができると知ると、お菓子作りのハードルも下がる気がしてきませんか? 家庭で食べるものを作るのに、レシピと必ず同じ材料で作らなくてはいけない決まりはありません。マーガリンやクセの少ない油を用いて作ってみると、食感などの新たな発見があるかもしれませんよ。ぜひ代用品も活用して、作ってみてくださいね。
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