【くら寿司】大阪・関西万博“世界メニュー70種”は社長の“助言” なぜ“全サイドメニュー”だったのか? 大使館シェフからレシピ直接学ぶ
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回転寿司(ずし)チェーンを運営するくら寿司(大阪府堺市)の大阪・関西万博店(同大阪市)では、世界70カ国・地域の料理を再現したメニュー「ハンズ・ハンズプロジェクト」を販売中です。9月5日からは全国のくら寿司で「鴨のロースト トリュフソース」(ハンガリー)、「マダガスカルバニラパンケーキ」(マダガスカル共和国)、「アホ」(パラオ共和国)の3種類が115円 (以下、税込み)で楽しむことができます。そこで、同プロジェクト70種のメニュー開発に携わった同社商品開発本部商品開発部の中村重男さんと同社広報宣伝IR本部本部長の岡本浩之さんに、開発の裏側を聞いてみました。
日本では考えられないようなアイデアばかり
今回、販売されている70種類のメニューは、「ハンバーガー」(アメリカ)、「タリアータ」(イタリア)など、すべてがサイドメニューになっています。回転寿司チェーンとしては、寿司メニューがあっても不思議ではありません。そこで、なぜ寿司メニューが1品もなかったのか聞いたところ、中村さんは「実は、161カ国 の料理をお寿司で表現しようと企画をしていました。1カ国3品ずつで計483品を考えていました。企画実行の9割方となる『最後の提案会』まで進んでいたところで、社長から『やっぱり世界の本場の料理を提供しよう!』という言葉をいただきました。実のところ、寿司での表現には限界もありました。同じような見た目、味など、お客様の心に残るようなメニューにはなっていませんでした」と明かしてくれました。
続けて、70種類のメニューの中で苦労したメニューを聞いてみました。中村さんは「たくさんあります(笑)。我々のメニューは25カ国の大使館から公認をいただいているのですが、大使館から公認をいただくのは本当に大変でした。例えば、コロンビアの『パパクリオージャ オガオソース』というメニューでは、大使館の方から『ソースの味わいが全然違う』とご指摘をいただき、シェフに直接、レシピを学ばせていただきました。ペルーの『セビーチェ』も、毎週、大阪から東京の大使館へと訪問させていただきました。皆さん、自国の料理に強いこだわりを持っていますので……」と真剣に挑んだと、振り返ってくれました。
大使館とのメニュー開発により、さまざまなことを学んだという岡本さんは「我々はあくまでも寿司屋です。回転寿司の中で世界の料理のアイデアをどう生かしていくかというのはとても勉強になりました。食材と食材の意外な組み合わせみたいなものも知れました。それは日本では考えられないようなアイデアばかりでした」と振り返りつつ、今後の展望として「今回のプロジェクトで得られたノウハウを生かしたメニューが新しく出せるのかもしれません」と語っていました。
中村さんも、483商品 のアイデアを考案した体験ができたことから「いつか、新メニューとして出せるといいですね。お客さまには楽しんでもらいたいです」と話し、笑顔を見せていました。また、全国のくら寿司で「鴨のロースト トリュフソース」「マダガスカルバニラパンケーキ」「アホ」が販売中のこともあり、「なかなか、大阪・関西万博に来られないお客様もいらっしゃいます。全国で食べられる機会になりますので、ぜひ食べてみてください!」と声を弾ませていました。
※全国で販売される3品は、店舗によって価格が異なります。
オトナンサー編集部
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