「国民空母」進水は2027年!? その奇抜な運用法が明らかに!「世界初」づくしになるとの説明も トルコ
- 乗りものニュース |

ただの空母じゃない艦になる?
トルコ海軍のエルジュメント・タトルオール司令官が、固定翼機の発着艦を想定したトルコ初の空母が2027年9月27日に進水する予定だと明らかにしました。
無人機空母としての運用も計画されているトルコ海軍の揚陸艦「アナドル」。今回の計画されている空母は同艦よりもさらに大きいものとなる予定(画像:トルコ海軍)
この発言は、2026年8月20日から23日までトルコのギョルジュク海軍造船所司令部で行われた「テクノフェスト・ブルーホームランド2026」の開催中、メディアのインタビューに応じた際のものです。
この空母は、2024年10月22日から26日まで開催された「SAHA EXPO 2024」で完成予想模型が初展示された艦で、艦名は「MUGEM(ムジェム)」とされています。なお、「MUGEM」は「Milli Ucak Gemisi」の略で、同国では「国民空母」や「国家空母」を意味します。
全長285m、排水量6万トン規模が想定されている空母です。純粋な艦の大きさだけで見ると、イギリスのクイーン・エリザベス級空母に近い規模となります。現在トルコ海軍が運用している揚陸艦「アナドル」のように、ヘリコプターや無人機だけでなく、有人の固定翼機の運用も想定している艦になります。
ただ、空母としての運用以外も想定している艦であることが、今回のタトルオール司令官の発言で明らかになりました。同司令官は「この空母は航空機の運用だけを目的とするものではない。艦上から無人航空機、無人水上艇、無人潜水機を一体的に運用する構想だ」と明かしており、有人機・無人機・無人艦艇・無人潜水機を組み合わせた大型航空・無人戦システムの母艦という位置づけになるようです。
その多用途性について、タトルオール司令官は「世界初」であると強調し、「無人航空機を発艦させるだけでなく、艦内から無人水上艇や無人潜水機を展開できる空母となります。このような空母を運用する世界初の国になるでしょう」とコメント。なお、艦の建造は順調に進んでいるとのことで、「来年、2027年9月27日に、我々の国家空母が海に出ることになる」とアピールしました。
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