筋肉が原因の「腰痛」 “改善策”を柔道整復師に聞いた
- オトナンサー |

腰痛で悩んでいる人の中には、筋肉が原因となって引き起こされているケースがあります。一体、どのようなことが影響して、筋肉が腰痛を引き起こすのかについて、柔道整復師で匡正堂齋藤整骨院 永福院長の齋藤洋一郎さんに、改善策とともに聞いてみました。
悪化すると「しびれ」が生じるケースも
Q.腰痛で、筋肉が原因となるのは、なぜでしょうか。
齋藤さん「脳の位置情報「ボディマップ」の機能低下と、緩んだまま力が入らない「過緊張」による筋肉の機能不全が原因として考えられます。
◆脳の位置情報「ボディマップ」の機能低下
私たちの脳には、体中の何がどこにあるかという認識をつかさどる『ボディマップ』が存在していて、それをもとに体を動かしています。
普段から動かさなければ筋肉の位置情報はだんだんとぼやけてしまい、その状態で体を動かそうとすると脳は正しい反応ができずにエラーが生じ、その警報音が痛みとなって体にあらわれます。
◆過緊張による筋肉の機能不全
筋肉のポンプ機能が正常に働かなくなり、筋肉が強く収縮して緊張したまま(または緩んだまま)正常に正常に働かなくなり、血液から正常に水分や酸素が届かず、物質代謝の問題で硬くなって痛みが出てしまいます。
これらが原因で、ボディマップの機能が低下したり、筋肉が収縮したまま、緊張状態が続いたり、逆に緩んだまま力が入らない『過緊張』の状態が続いたりして、腰痛になったりします」
Q.「筋肉」が原因の痛みの特徴を教えてください。
齋藤さん「動作にともなって痛みを感じたり、こり固まったような感覚があります。そのままにしておくと、血流不足が原因で筋肉や神経に必要な物質交換がうまく行われずにしびれを起こすこともあります」”
Q.「筋肉」が原因の腰痛への対策を教えてください。
“齋藤さん「日頃から体を動かして脳とのコミュニケーションを図り、脳のボディマップの精度を上げていくことが最善です。対策として、ウオーキングとストレッチが習慣化できるとよいでしょう。ぜひ生活に取り入れてください。
(1)ウォーキング
理想は、連続して30~40分歩くこと。歩く時は、地面に接地したときの足の感覚や胸を張って背筋が収縮する感覚に意識を向けると、ボディマップの改善になります。さらに、顎をひいて歩くと脳の活性にもつながるので実践してみてください。
(2)ストレッチの習慣化
立ちっぱなしや座りっぱなしなど、仕事に伴う動きや姿勢がパターン化している人は筋肉を原因とした腰痛になりやすくなっているので、意識的に軽いストレッチを行うようにしましょう。ストレッチなど体を動かすことが脳とのコミュニケーションにつながり、その送受信が精度の高いボディマップを実現します。毎日同じストレッチをすると飽きてしまうという人は、日によって変えてみてもOKです。いろいろなものを試して、まずは継続することを目指しましょう。
また、デスクワークが多い人はゆっくりと体幹を動かすストレッチがおすすめです。休憩時などにぜひ実践してみてください」”
※ ※ ※
日頃から軽いストレッチやウォーキングを意識付けて、腰痛の対策をしましょう。
オトナンサー編集部
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