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3000億円増資のJAL 巨大機「A350-1000」コロナ後もなぜ導入継続? デカすぎないのか

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新型コロナ禍、JALが実施した3000億円程度の資金調達。その使途のひとつが、国際線フラッグシップ「エアバスA350-1000」です。ただこの機には胴体の短いA350-900などもあります。ダウンサイズなどはしないのでしょうか。

A350-900も他社は国際線仕様が多数

 新型コロナウイルス感染拡大により航空需要の大幅な需要減退の影響で、苦境が続く航空業界――そのようななかJAL(日本航空)が2021年9月10日(金)、劣後ローンの借り入れを中心とし、3000億円程度の資金調達を行うと発表しました。

 同社は、コロナ禍においても「健全な財務体質を維持しつつ、必要十分な手元流動性を確保できている」としているものの、今回の資金調達を「成長のための長期性資金を前広に確保すると同時に、財務健全性の維持・向上に万全を期すことを目的」としています。

Large 01JALのエアバスA350-900(乗りものニュース編集部撮影)。

 今回の資金調達についてのおもな使途としてJALは、国際線フラッグシップ「エアバスA350-1000」の導入を掲げています。同社の木藤 祐一郎財務部長によると、この機は、ボーイング777-300ERの後継機となり、早ければ2023年から、ロンドン線やニューヨーク線などに導入する予定とのこと。

 JALでは2019年から国内線へ、A350-1000の姉妹機「A350-900」の導入をすでに進めています。A350-900は-1000より7m胴体が短いタイプで、JALのものは一般的に369席仕様となっています。

 ただ、実はA350-900を国内線で使うのはむしろ少数派で、世界的に見ると海外では250席~300席前後を配したA350-900を、長距離路線を含めた国際線で用いられることが多い旅客機です。

 A350-1000の場合、エアバスが打ち出す標準座席数は350~410、全長は73.8m。世界最長の旅客機としての記録を保有していたこともある777-300ERとほとんど同じサイズ感です。JALは、胴体延長タイプのA350-1000から、短いA350-900をはじめとする、ほかのモデルへサイズダウンすることはないのでしょうか。

A350-1000を導入する合理性とは?

 JAL木藤 祐一郎財務部長は「A350-1000を導入する合理性」を次のように話します。

「A350-1000を就航させる予定のロンドン線、ニューヨーク線は、コロナ後においても、ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスが必要な路線と認識しています。これらのクラスを設置するために必要なキャパシティ、快適性を踏まえると、これからも引き続きA350-1000を国際線のフラッグシップとしたいと考えています」(JAL木藤 祐一郎財務部長)

Large 02JALボーイング777-300ER(乗りものニュース編集部撮影)。

 木藤財務部長によると「ビジネス需要はポストコロナ以前に戻らない可能性がある」としたうえで、「A350-1000でより良いサービスをいち早く導入することで、出張を中心にしたお客様のニーズに応えていきたい」としています。

 なおJALではこのほか、今回の増資分を国内線のレベニューマネジメントシステム刷新などの投資にも充当する予定です。

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