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新設の道路標識「青地にバス/トラック/タクシー」どんな意味? 激レア化必至のワケ

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  • 乗りものニュース
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2020年11月25日から、道路標識の一覧に新たなものが追加されます。青地にバスやトラック、タクシー、またはそれらを組み合わせたシルエットが描かれるものですが、どのような意味があるのでしょうか。

「特定車両停留施設」に立つ標識

 2020年11月に道路標識令(道路標識、区画線及び道路標示に関する命令)が改正され、道路標識が新設されます。11月25日(水)の施行以降、国が提示する道路標識の一覧に追加される見込みです。

 新しくできるのは、「許可車両」の標識です。青地の丸い板に、バスまたはトラック、タクシー、あるいはそれらを組み合わせたもののシルエットが白で描かれます。

Large 201120 hyoshiki 01新設される「許可車両」の標識(国土交通省の資料を基に乗りものニュース編集部作成)。

 今回は同時に道路法なども改正され「特定車両停留施設」なるものが法令に位置付けられました。「許可車両」の標識は、これとセットで新設されたものです。

 国土交通省路政課によると、特定車両停留施設というのは新宿駅前の交通ターミナル「バスタ新宿」のような施設を指し、「許可車両」の標識は、許可を得てその施設を利用できる事業用車両の種類を明示したもの、と説明します。

 今回の改正では、特定車両停留施設が「道路附属物」として法的に位置付けられました。かんたんにいうと、民間企業などが整備するのではなく「道路管理者が道路空間を活用して整備する交通ターミナル」であり、施設の運営には、空港の民営化などで用いられるコンセッション(運営権)制度が活用できるとされています。

「駅前の交通ターミナルなどでは従来、許可を得たバスやタクシーのみが入れるよう、警察が『通行止め』の標識に、『バスを除く』などの補助標識を設けて規制していました。つまり、『バス以外は入れませんよ』という意味ですが、新しい標識は『バス専用の場所ですよ』という意味になります」(国土交通省路政課)

 この許可車両の標識は、国が特定車両停留施設を整備していくうえで、必要な法整備の一環だということです。

しばらくは「幻の標識」に?

 特定車両停留施設は、2016年に国交省主体で整備されたバスタ新宿の成功を受けて考えられたものです。バスタ新宿は、それまで駅周辺に点在していた高速バス停を集約したことにより、周辺道路の混雑解消や交通安全の確保に大きく貢献したといいます。

 こうした交通拠点の整備が、ひいては道路そのものにもよい影響を与えることから、国交省は「バスタプロジェクト」と銘打ち、全国の主要駅で同様の展開を計画しています。

Large 201120 hyoshiki 02バスタ新宿(2019年12月、中島洋平撮影)

 ただし、バスタ新宿そのものは、特定車両停留施設のスキームでつくられたものではないため、「許可車両」の標識は設けられないとのこと。

 特定車両停留施設の整備は、北は札幌駅前、南は長崎駅前まで全国で検討されているものの、2020年11月現在で事業化されているのは、品川駅西口、新潟駅前、神戸三宮駅前の3か所のみで、これから整備が進められます。国土交通省路政課によると、「許可車両」の標識が実際に見られるようになるのは、数年先だということです。

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