【漫画】小学生の頃、自閉症スペクトラムの私の前に現れた1人の“女の子” 振り回されながらも築いた“特別な友情”【作者取材】
- オトナンサー |

元漫画家・イラストレーターで、現在は工場勤務のもんこはんRさんの漫画「自閉症スペクトラム私の場合 友達編」が、Xで発表されました。
小学生の頃、人と一緒にいることが大の苦手だった作者。休み時間はいつも1人でいる作者に唯一絡んでくる女の子がいたのですが、彼女には他害行動があり…という内容で、人間関係の複雑さを描いたエピソードになっています。
心を向けてくれた唯一の友達
もんこはんRさんは、Xやpixivでエッセー漫画などを発表しています。もんこはんRさんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
もんこはんRさん「小学生くらいでしょうか。親がたくさん漫画を読ませてくれた環境でしたので、気がついたら自然と描いていました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
もんこはんRさん「今の障害者雇用の職場で、さまざまな障害の方々と接することがあります。そのときにふと、『子どもの頃にこんなことがあったなあ…』と記憶が蘇り、漫画にしました」
Q.もんこはんRさんにとって、「ユマちゃん」はどのような存在だったのですか。
もんこはんRさん「ユマちゃんは、目の前に突然現れることが多く、たたかれたり、物を壊されたりすることもありました。それでも、私はそれを嫌だとはほとんど思わず、普通に友達だと感じていました。私自身の障害特性も影響していたのだと思います」
Q.ユマちゃんの行動に対して、怖さや戸惑いを感じたことはなかったのでしょうか。
もんこはんRさん「私自身は特に戸惑いなど感じていませんでした。ただ授業中に突然出て行って、運動場の遊具で遊んでいたりしていたこともあったので、クラスメートは彼女の行動が気になっていたと思います」
Q.クラスや学校の環境が変わってユマちゃんと会えなくなったとき、どんな気持ちでしたか。
もんこはんRさん「『もう殴られなくなった』という安堵がまったくなかったとは言えませんが、私もクラスで友達がいなかったので、構ってくれる子がいなくなってやはりさびしかったですね。ユマちゃんがいなくなってからは、私はずっと友達がいなくて1人でしたから(笑)」
Q.大人になった今でも、ユマちゃんを友達だと思える理由は何ですか。
もんこはんRさん「ユマちゃんは、私に唯一興味を持ってくれた同級生でした。彼女の他害行動の背景は知りませんでしたが、それには理由があると感じられました。その気持ちを私にぶつけてくれたのは、私を信頼していたからだと思っています。その心に寄り添いたいと思えたことが、今でも友達だと思える理由です」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
もんこはんRさん「このユマちゃんのお話で、今まで描いてきた『自閉症スペクトラム私の場合』シリーズはいったん完結して、次は『私の乳がん』という、がん闘病エッセーに力を入れていきたいです。もしご興味がありましたら、読んでいただけるとうれしいです」
オトナンサー編集部
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