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圧倒的! 歴代ロマンスカー人気No.1は「唯一無二の白ボディ車」愛されるワケ聞いてみました

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乗りものニュースでは、「好きなロマンスカー」について読者アンケートを実施。50000形「VSE」が1位にという結果になりました。では「VSE」が愛される理由はなんでしょうか。

“新たな顔”にふさわしい見た目

「乗りものニュース」では、2025年9月5日(金)から9月12日(金)にかけて、ロマンスカーに関する読者アンケートを実施。「好きなロマンスカー」やその理由、また「新しいロマンスカーに期待すること」などについて意見を募集しました。

Large figure1 gallery1250000形「VSE」(画像:写真AC)

 約300人から回答が集まり、「好きなロマンスカー」1位に輝いたのは、2005年から2022年まで活躍した50000形「VSE」で、113票を獲得。得票率としては40.1%でした。

 ちなみに、2位は1980年から2018年まで走った7000形「LSE」(48票/17%)、3位には1963年から1999年にかけて運行した3100形「NSE」(34票/12.1%)が入っています。

 2位に大差をつけ、圧倒的な人気を誇った50000形「VSE」。その理由はどこにあるのでしょうか。

「従来になかった純白のボディのインパクト」(50代・男性・首都圏在住)
「車体色の白とオレンジのラインのコントラストが素晴らしい」(50代・男性・首都圏在住)
「今までの譜系とガラリと変わる真っ白なデザインがとても魅力的」(30代・男性・九州沖縄在住)
「洗練された白の車体、貴婦人のようなフロント(顔)」(50代・男性・首都圏在住)

 最も多く寄せられたのは、車体デザインに関する意見でした。従来のロマンスカーは赤やバーミリオンオレンジが基調でしたが、「VSE」は白をベースとしています。

 もっとも、1991年に登場した20000形「RSE」が、白を基調とした最初の“赤くないロマンスカー”でした。ただし、これは御殿場方面に向かう列車として従来車との差別化を意識した側面が強いものでした。

 一方で「VSE」は、新宿~箱根を結ぶ“正統派ロマンスカー”として、真っ白な車体にオレンジのラインをまとって登場。「登場当時、ロマンスカーの新しい顔として相応しかった」(30代・男性・首都圏在住)、「VSEの“白”が1番高級感があった」(30代・男性・首都圏在住)といった声も寄せられました。

 さらに「かっこいい顔そして新幹線のようなスタイル」(10代・男性・首都圏在住)といった意見もあり、従来のHiSE車に比べ、曲線的で洗練されたフロントデザインも人気の理由といえそうです。

小田急の“最高傑作”とも

 車内についても多くの意見が寄せられました。

Large figure2 gallery1350000形「VSE」定期運行終了記念乗車券(画像:小田急電鉄)

「セミコンパートメントやカフェカウンターがある点」(20代・男性・首都圏在住)
「座席の位置が5度傾いていること、全面展望席が見やすいこと」(50代・男性・首都圏在住)
「サルーン席があった」(50代・男性・首都圏在住)
「欧州特急のような洗練されたエクステリアと小田急線を走行するにはオーバースペックな走行能力、シートサービスなど魅力が詰まった最高傑作」(30代・男性・首都圏在住)
「展望席、連接台車など様々な見どころを盛り込んでいた。窓が他の列車には見えない4列分まで窓枠がないなど、とにかく豪華な作りと雰囲気が好き」(20代・男性・首都圏在住)

 内装面では「木目調の落ち着いたデザインが心地よかった」という意見もありました。ロマンスカーの象徴ともいえる展望席は、「LSE」「HiSE」では定員14名でしたが、「VSE」では16名に拡大。従来より床を高く設計したことで、よりパノラマ性の高い眺望が楽しめるようになりました。

 また、座席は窓側に5度傾けられ、快適性が向上。3号車には海側2室・山側1室の4人用ボックスシート「サルーン(セミコンパートメント)」が設けられ、テーブル付きで家族やグループに好評でした。

 さらに、小田急の伝統的サービスである「走る喫茶店」も「VSE」で復活。注文した飲料は専用のガラスコップで提供されるなど、特別感を演出しました。しかし、2016年3月のダイヤ改正で他形式と同様のワゴンサービスに一本化され、カフェカウンターは営業終了となります。

 技術面では、車両を支える連接台車や、カーブで車体を内側に傾ける傾斜装置を採用。小田急によれば「高位置空気ばねによる車体傾斜制御と連接台車の組み合わせは世界初」とされ、乗り心地の向上につながりました。

 こうした設計思想から「箱根復権に非常に重点を置いた設計にロマンスカーへの本気度を感じる」(40代・男性・首都圏在住)という声もありますが、2022年にわずか17年での運行終了となりました。そのため「引退が早すぎる」(60代・男性・北関東在住)と惜しむ声も少なくありません。

 また「ロマンスカー制服やアテンダントの廃止、ホームドア対応不可など」(20代・男性・首都圏在住)といった現実的な制約から、かつての魅力が失われ「夢がない」と感じた人もいたようです。

 それでも「ロマンスカーの伝統を維持しつつカラーや客室の構成など時代に合わせてきちんと進化している」(50代・男性・近畿在住)点は多くの人に支持され、「VSE」は愛され続けたロマンスカーであったといえるでしょう。

●アンケート実施概要

・調査機期間:2025年9月5日(金)12時ごろから9月12日(金)14時ごろまで

・調査方法:Googleフォームを利用しての調査

・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど

・有効回答数:282

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