約7割の夫婦が「別々のベッド・寝室」で寝ている! 夫婦・パートナーのコミュニケーションの実態
- マイナビウーマン |

労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして複数のSaaSを展開する「うるる」は、家族と過ごす時間が増える夏休みシーズンを前に、子育て中の家庭を対象に「家庭内における夫婦・パートナー間のコミュニケーションに関する実態調査」を実施しました。
調査結果からは、「同じ家に暮らしていても、心の距離が開きつつある夫婦・パートナー」が少なくないという実態が浮かび上がりました。
夏休みシーズンを前に、家庭内のコミュニケーションに着目
近年、共働き家庭やハイブリッド勤務の増加によって、家族が物理的に同じ空間で過ごす時間は増えてきています。
そこで今回、同社では家族と過ごす時間がさらに増える夏休みシーズンを前に、家庭内における夫婦・パートナー間のコミュニケーション実態に着目。
18歳未満の子どもを持つ20代〜50代の女性334名を対象に、夫婦・パートナー間の会話の頻度や内容、子育ての役割分担について調査を実施しました。
<結果1>パートナーとの日常会話の長さ、3割が「30分未満」
「パートナーとの日常会話の長さは1日あたりどのくらいか」尋ねたところ、最も高かったのは「1時間以上」で40%、次いで「30〜60分未満」が30%と、7割(70%)の人が1日30分以上は会話をしていることがわかりました。
一方で、「10分〜30分未満」「10分未満」「ほとんど会話しない」と回答した人も全体の3割(30%)おり、一定数の家庭では会話の機会自体が少ない実態も見受けられました。
<結果2>パートナーとの会話は、“家庭に関する情報共有・相談”が中心
「パートナーとの日常的な会話の内容」について尋ねたところ、最も高かったのは「家事や子育て・予定などの連絡・報告」で87%、次いで「子どものこと、家庭のことなどに関する相談・話し合い」が73%と、家庭に関する情報共有・相談が中心となっている実態が明らかになりました。
また、「世間話、雑談」(63%)や「仕事などに関する相談」(37%)も一定数挙がっており、生活や仕事に関連した会話が多い一方で、「お互いの趣味の話」(20%)や「お互いの気持ちの共有(感情や気分など)」(29%)など、個人の内面や関心に関する会話は比較的少ない傾向がうかがえました。
さらに、「会話がほとんどない」と回答した人も6%おり、日常的なコミュニケーションが乏しい関係性にある層も一定数存在しています。
<結果3>会話が少なくなる理由、「時間がない」「話す余裕がない」
「パートナーとの会話が少なくなる理由」について尋ねたところ、最も高かったのは「仕事や家事で忙しく、時間がない」が64%にのぼり、日々の生活に追われる中で、会話のための時間が確保しにくい現状が浮き彫りになりました。
次いで高かったのは、「疲れていて話す余裕がない」(43%)で、精神的・肉体的な余裕のなさも会話の障壁となっていることがうかがえます。
そのほか、「相手に気を遣ってしまう」(10%)や「話しかけるタイミングが難しい」(9%)、「何を話していいか分からない」(7%)といった、心理的な距離やコミュニケーションの難しさも一部で見られました。
<結果4>パートナーとは普段「主に同じ空間で過ごしている」が主流
「パートナーとの普段の生活スペースにおける過ごし方」について尋ねたところ、最も高かったのは「主に同じ空間で過ごしている(リビング・ダイニングなど)」で、73%という結果になりました。多くの家庭で、日常的に同じ空間を共有するスタイルが主流であることがわかります。
一方で、「食事や就寝時以外、基本的に別々の部屋で過ごしている」(12%)、「生活リズムが異なり、同じ空間で過ごすことが少ない」(12%)といった回答も一定数あり、家庭内であっても、物理的に距離のある過ごし方をしている層が存在することも明らかになりました。
<結果5>パートナーとの寝室、約7割が「別々のベッド・寝室」
「パートナーとの寝室の状況」について尋ねたところ、最も高かったのは「別々の寝室」が35%、次いで「同じ寝室・別々のベッド」が34%という結果に。約7割(69%)の人が、睡眠空間やスタイルを分けていることがわかります。
一方で、「同じ寝室・同じベッド」と回答した人は29%にとどまり、寝室を完全に、あるいは一部でも分けるスタイルが多数派である実態が明らかになりました。
<結果6>子育ての負担、9割近くが「7割以上を自分が担っている」と感じている
「お子さまの日常的な世話やコミュニケーション(食事の準備、送り迎え、生活の声かけ、学習・進路の相談、精神面でのサポートなど)について、ご自身が全体の何割くらいを負担していると感じているか」を尋ねました。
その結果、「9〜10割程度」が46%、「7〜8割程度」が42%と、9割近く(88%)の人が「7割以上の負担を自分が担っている」と感じている実態が明らかになりました。
<結果7>半数近くが相談できている一方、気軽に相談できない人も約2割
子育てに関する悩み、あるいはちょっとした出来事について、パートナーに気軽に相談できているか」を尋ねたところ、「できている」と回答した人は48%で、半数近くが相談できていることがわかります。
「どちらかといえばできている」は全体の約3割(31%)で、「あまりできていない」(14%)や「まったくできていない」(7%)と回答した人も全体の約2割(21%)おり、気軽に相談できる状況にない家庭も一定数存在している実態が見えてきました。
<結果8>およそ9割が「うまく感情をコントロールできなかった経験あり」
「子育て中に、子どもに対して感情をうまくコントロールできなかった経験があるか」を尋ねたところ、「たまにある」が最も高く49%、次いで「よくある」が37%と、全体のおよそ9割(86%)が、感情的になってしまった経験があると回答しました。
一方で、「あまりない」は12%、「まったくない」はわずか1%にとどまり、ほとんどの親が、子育ての中で感情のコントロールに難しさを感じたことがあるという実態が明らかになりました。
<結果9>相談自体はできていても「話しても伝わらない」「ちゃんと聞いてもらえない」
夫婦・パートナー間のコミュニケーションについて、「もっと会話ができたらいいのに」と感じる場面や理由を自由回答で尋ねたところ、以下のような回答が寄せられました。(一部抜粋)
<”もっと会話を増やしたい”意見>
・お互いに疲れていると話す時間もなく眠たくなってしまうので、もう少し余裕を持てればいいなと感じることがあります。
・子育ての悩みや将来への不安などを話したいなと思います。
・平日に子ども達の日々あったことをゆっくり共有できる時間があればいいのになと思います。
<コミュニケーションの質を求める意見>
・子どものことをもっと共有したいとは思うが、話してもあまり興味がなさそうな時がある。
・子どもの友達関係の悩み事など一緒に考えてほしいのに、真剣に考えてもらえない。
・話をしても聞いていないことが多く、もう少し聞いてくれたら助かる、と思うことがあります。
こうした声からは、単に「話す時間がない」といった物理的なすれ違いだけでなく、相談自体はできていても「話しても伝わらない」「ちゃんと聞いてもらえない」という、パートナー間での温度差や、認識のズレに対する不満やもどかしさが浮かび上がりました。
調査概要
調査名:「家庭内における夫婦・パートナー間のコミュニケーションに関する実態調査」
調査対象:全国の18歳未満の子どもを持つ20代〜50代の女性
調査方法:インターネット調査
有効回答数:334名
実施時期:2025年5月31日(金)〜6月5日(木)
調査元:うるる
出典URL:https://www.uluru.biz/news/15508
うるる
https://www.uluru.biz/
(マイナビ子育て編集部)
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