「100km信号なしの国道バイパス」全通秒読み! 名豊道路“現在の終点”が最終形態に 残り区間の工事進む
- 乗りものニュース |
国道23号名豊道路の全線開通に向けて、蒲郡ICの通行形態が変わります。
蒲郡ICの通行形態を変更
国土交通省中部地方整備局名四国道事務所は2024年11月7日、国道23号名豊道路の全線開通に向けて、13日10時から蒲郡IC(愛知県蒲郡市)の通行形態を変えると発表しました。
国道23号名豊道路・蒲郡IC。2024年10月撮影(画像:国土交通省中部地方整備局名四国道事務所)。
名豊道路は、名古屋と豊橋を結ぶ国道23号バイパス群の総称です。豊川為当IC~蒲郡IC間(蒲郡バイパス、9.1km)が、最後の未開通区間として残っており、2024年度の開通に向けて建設が続いています。
この区間がつながると、浜松市から名豊道路を経て、それに続く名四バイパスの名古屋市内まで、約100kmにわたって立体交差化された信号のない一般道が形成されます。
現在の暫定的な終点となっている蒲郡ICは、東名の音羽蒲郡ICに通じる音羽蒲郡道路(三河湾オレンジロード)に接続しています。現状は、上り線(豊橋方面)側のオフランプを上下線が対面通行で使っていますが、13日以降は上下線が分離し、下り線(名古屋方面)オンランプの使用が始まります。
なお、この通行形態が変わった後に、蒲郡ICランプが接続する上大内東交差点の区画線などの工事が予定されています。
中部地方整備局によると、名豊道路の全線開通により、愛知県豊田市の自動車組立工場と、拠点港である三河港との間で名豊道路を通じて行われる1日400便の完成車輸送は、1往復が40分短縮され、回数のさらなる増加が可能になるそうです。
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