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大型トラック「おでこの3連ランプ」なぜ消えた? 見なくなった理由は道路事情とも

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  • 乗りものニュース
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かつて大型トラックのキャビン上部には、3つ連なった緑のランプが光っていました。見かけなくなって久しいですが、あのランプにはどのような意味があったのでしょうか。

大型トラックのおでこで光るアレ

 大型トラックは、暗い中でもその大きな車体の存在を周囲に知らせるために、側面にいくつかのマーカーランプを備えていますが、かつては車両のおでこ、キャビン(運転席)の上部にも、3つ並んで緑色に光るランプが見られました。

 いまや見かけなくなって久しいキャビン上の3連ランプ、どのような意味があったのでしょうか。

Large 240926 right 01キャビン上部に3連ランプを備えた古いトラック(乗りものニュース編集部撮影)。

 3連ランプは、速度表示灯あるいは速度表示装置と呼ばれるもので、かつては大型車に設置が義務付けられていました。その名の通り、前方から走ってくる大型トラックの速度を周囲に知らせる目的です。

 3つのランプは、対向車側から見て右側、左側、真ん中の順で点灯します。右が点灯していれば40km/h未満、左右点灯は40km/h以上60km/h未満、3つ全て点灯するのは60km/h以上を意味します。

 いつ頃から装備されなくなったのかというと、その端緒となったのは、2000年代初頭の道路運送車両法の保安基準の一部改正です。これを受け、大型車への速度表示灯の装備義務は2001(平成13)年に廃止され、設置が任意になりました。

 なぜ、保安基準が改正されたのかというと、道路インフラ整備が進んだことで、点灯義務が規定された1967年当時と比べ、事故防止の観点から点灯の効果が薄くなったからです。

 設置しなくてもよい装備をわざわざコストをかけて搭載する必要はどこにもないため、トラックメーカーも生産時の取り付けをしなくなります。なお、事業者の経済的負担もあり、トラックの業界団体なども義務の撤廃を求めていました。

 ただ、速度表示灯の装備義務がなくなった2年後、大型トラックには90km/hで作動するスピードリミッターの装備が義務付けられています。

 ちなみに、速度表示灯は大型貨物車のみ義務付けられていましたが、かつてはバスなども、これに類する車体上のランプを取り付けていることがありました。岡山県で路線バスを運行する宇野バスは2024年現在も、車体上部の前方に5連、後方に5連のランプを全てのバスに取り付けています。5連なのは、トラックと間違われないようにするためだそうです。

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