ANAスタッフのマジ訓練を"高みの見学"できるツアー誕生 国内初の濃い企画を体験 狙いは?
- 乗りものニュース |

ANAグループの総合訓練施設ANA Blue Baseで、国内で初めて「主要職種のスタッフ訓練の様子を一般見学ツアーとして公開する」という取り組みがスタート。その施設を取材してきました。どのような狙いがあるのでしょうか。
訓練エリアの上部がガラス張りに…
2019年にオープンしたANA(全日空)グループの総合トレーニングセンター「ANA Blue Base(ANA ブルーベース)」で2021年12月10日(火)より、新たな一般見学ツアー「ANA Blue Base Tour『見学×体感』ツアー」を開催します。
今回のツアーは、「航空会社の主要職種の訓練施設や実際の訓練の様子を一度に見学できる」というものです。ANAによると日本初というこの企画。実施に先立って、実際の施設の内容が報道陣へ向け公開されています。
「ANA Blue Base Tour『見学×体感』ツアー」の案内をするANAのスタッフ(2021年11月17日、乗りものニュース編集部撮影)。
見学できる職種は地上係員、CA(客室乗務員)、貨物・グランドハンドリングスタッフ、整備士、パイロットの6つ。それぞれの訓練エリアの上部がガラス張りの見学ゾーンとなっており、時間帯によっては、たとえばプールや可動式のモックアップ(実物大模型。国内初導入)を用いた乗員の保安訓練など、ナマの訓練の様子を、ガイドの案内を聞きながら俯瞰で見学することができます。
各エリアには職種紹介のパネルがあり、そこには実際の制服や整備士の実物工具などが展示されています。担当者も「エリアによっては訓練が見られないところがあるので、内容を知っていただけるようにパネルや映像を使うなどの工夫を凝らしました」と話します。
ただ、今回のツアーの工夫は、それぞれのナマ訓練が見られるだけではありません。
見学だけじゃない工夫の数々 設置の狙いは?
エントランス部分は、空港をイメージしたカウンターとなっており、待合スペース(ラウンジ)にはANAの歴史や各職種の業務に関する映像コンテンツなども用意。ボーイング787の大きなモデルプレーンも用意され、羽田発ミュンヘン行きの出発準備から離陸までの様子を見られます。ちなみにツアー出発の際には空港のアナウンスを模した呼び出し放送があり、空港の改札を抜けるように、見学専用エリアへ向かいます。
それぞれの訓練見学エリアは撮影NGとのことですが、ANAの各職種を体感できるフォトスポットとして「Experience ANA」というエリアが用意されています。ここには、エアバスA320の訓練用シミュレーター、ボーイング777実機から取り下ろしたビジネスクラスシートなどが設置。撮影だけではなく、多くのANAにまつわる体験ができるエリアとなっています。
「ANA Blue Base Tour『見学×体感』ツアー」の案内をするANAのスタッフ(2021年11月17日、乗りものニュース編集部撮影)。
担当者によると「これまでスタッフの舞台裏が公開されることはなかったので、その姿を見ていただくことにより、お客様の安心感の向上にもつながるのではないか」と企画の狙いを話します。また「お客様と(フライト以外での)接点をつくる意味で、コミュニケーションの場としても期待していきたいです」としています。
この見学ツアーの料金は大人一人1000円(中学生・高校生800円、小学生500円)。インターネット予約のみで、月・火・木・金にそれぞれ1日3回、実施の予定です。担当者によると、「現在はコロナの影響で人数を絞っているが、今後は拡大を見据えていきたいです」としています。
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