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産後にイライラ・泣くなどの変化が起こる原因と解消法

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無事出産を終え、可愛い我が子との時間を過ごせると思いきや、何故かイライラしたり、泣いたりとすることが多くなったと感じたことはありませんか? 出産という大仕事を終えたママの身体には様々な変化が起こっています。今回は産後にイライラしやすい原因と、産後うつについて、そして産後のイライラ解消法をご紹介します。

産後によくある精神的な変化

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産後、疲れやすくなったり、抜け毛が増えたり、アレルギーが発症するなど、個人差はありますが、産後を経たママの身体には色々な変化が現れます。そして、この身体の変化だけではなく、精神的な変化もママの身体には出てきます。

一日に何度も繰り返されるオムツ替えや授乳、沐浴や寝かしつけなど慌ただしい赤ちゃんのお世話。睡眠もきちんと取れないまま、家事もこなさないといけないママの疲れはピークに。そんな中、ママの精神状態を安定させるのはなかなか難しいもの。イライラしたり、涙が止まらなかったり、訳もなく不安な気持ちになるなどの症状が出ます。

ここでは、産後によくある精神的な変化をピックアップしてみました。

とにかくイライラする

とある育児サイトが行った「産後の精神的な悩み」に関するアンケートでは、8割のママが精神的にも身体的にも不調があると答え、その中でも、およそ7割近くのママが産後の精神的な変化として「イライラする」と答えています。出産する前に比べると、怒りっぽくなりやすく、赤ちゃんのお世話が思い通りにいかない場合や、気に障るようなことがあると、ちょっとしたことでもイライラしてしまいます。

誰に対しても攻撃的になる

比較的穏やかな性格だったにも関わらず、産後は些細なことに対しても怒りっぽく、攻撃的な感じになってしまい、旦那様と喧嘩が増えたというママもいるようです。

理由もなく涙が出てくる

特にこれといった理由がないにも関わらず、悲しい気持ちになってしまい、涙が止まらないというママも。泣くことでスッキリすることもあるかもしれませんが、泣いて体力を消耗し、ますます気分が滅入ってしまうという場合もあります。

喪失感があって、気分が落ち込む

およそ10ヶ月間自分にお腹にいた赤ちゃんが、出産を終えてお腹からいなくなってしまったということで喪失感を感じてしまうことも。無事に赤ちゃんが生まれて来てくれたという安心感を通り越し、まるでポッカリと心に穴が開いてしまったかのように、気分が落ち込んでしまいます。

育児や家事に対してやる気が出ない

家事をしようと思いきや、赤ちゃんが泣き足してしまい自分のペースではなかなか思い通りに進まない育児と家事。今までなんなくこなしていた家事や、出産前は楽しみにしていたはずの赤ちゃんのお世話に対してもやる気が起こりません。

常に緊張状態にある

産後は、旦那様がお仕事をしている日中はほとんど赤ちゃんと2人っきりというママも少なくありません。特に新米ママだと気持ちにゆとりがないことも多く、赤ちゃんが常にどうしているか気になってしまい、気持ちが緊張している状態にあります。

とても不安でたまらない

赤ちゃんが泣いたり、愚図ったりするだけで、赤ちゃんに何かあったのではと終始気になって不安に駆られるママも。また、育児書やネットの情報と同じように自分の育児が進まないことで不安になってしまうママもいます。

感情的で、喜怒哀楽が激しい

さっき笑っていたと思いきや、急に怒り出したり、泣いたりと感情の起伏が激しく、気持ちが常時不安定になるママもいます。

産後にイライラする原因

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産後、多くのママが最も経験するといわれているのが“イライラ”。イライラする原因は様々。身体的にもメンタル的にも色々な原因が重なることで、イライラにつながります。このイライラの原因を知ることで、イライラする気持ちを和らげることができる場合もあります。

①ホルモンバランスの崩れによるもの

お腹にいる赤ちゃんを雑菌や細菌から守ってくれたり、栄養を届けたり、老廃物を排出するなど、お腹の中で赤ちゃんが成長するのに重要な役割をする「胎盤」。ホルモンによって形成された胎盤が、出産と同時に体内から無くなってしまうと、体内にあったホルモンは一気に減少。ホルモンバランスが崩れ、その結果身体がついていくことができず、イライラなどの原因につながります。

②生活リズムの乱れ

眠たい目をこすりながらの夜中の授乳、食事を作ろうと思いきや赤ちゃんが愚図ってしまい、寝かしつけをするなど、出産後は自分の思い通りにいかないことばかり。今まで自分のペースで行っていた当たり前のことも、赤ちゃんのペースでしなければならず、生活リズムも乱れてイライラしてしまいがちです。

③情報通りに育児が上手くいかないため

インターネットやスマートフォンの普及により、育児に関する様々な情報が家にいても簡単に手に入る時代になりました。初めての出産と育児に役立てようと、育児サイトなどを利用して、赤ちゃんのお世話に関連した情報を得るママも多いかと思いますが、それらの情報通りに自分自身の育児が上手くいかないことで、焦りやイライラする気持ちが生まれます。

④慢性的な寝不足によるもの

個人差はありますが、生まれて間もない赤ちゃんのほとんどが約3時間おきに授乳を欲するといわれています。たとえママがどんなに眠たくても、昼夜問わずの授乳。それに加えて、夜泣きがあると充分な睡眠が取れないというママも少なくありません。人間の身体は寝不足が重なると、不安や緊張が強まり、イライラする原因に。慢性的に睡眠不足のママは、当然イライラしがちになります。

⑤野生の本能によるもの

産後のイライラは、ネット上では別名「ガルガル期」とも呼ばれています。人間だけではなく、動物の母親は自分が生んだ子供を守ろうとするあまり、気性が荒くなり、周囲の人たちに対して攻撃的になったりします。

⑥夫とのコミュニケーション不足

核家族の多い現代社会では、産後の赤ちゃんのお世話をほとんど一人でこなすというママも多いことでしょう。日中はほとんど誰とも話すことなく赤ちゃんのお世話に暮れ、夫が帰宅したものの、仕事で疲労困憊の夫とろくに会話することもなく、モヤモヤとイライラする気持ちが生じます。

夫にイライラしてしまうことも?

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「産後クライシス」という言葉を聞いたことはありますか? 産後、ホルモンバランスや生活環境の乱れによってただでさえナーバスになっているママに、追い打ちをかけるような夫の何気ない言動。そんな夫に対してのイライラや、夫の存在そのものが嫌と感じる負の感情が出てきて、“夫婦関係が赤ちゃんの誕生から2年以内に冷え込んでしまう”状況を産後クライシスといいます。

夫が育児や家事に非協力的だったり、パパになったという自覚がなかったり、育児や家事をこなす妻の大変さを理解しないといったことが原因で産後クライシスに陥ることが多いと言われています。

産後クライシスは、最悪の場合離婚にまで発展します。厚生労働省が母子家庭を対象にした調査では、離婚した時点の子供の年齢が最も多いのは0歳から2歳の時で、全体の3割を占めていて、産後クライシスは今や深刻な問題となっています。

泣くなどの症状がひどい時は産後うつの可能性も

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「マタニティーブルーズ」と「産後うつ」の違い

産後、ママの身体が妊娠前の状態に戻るまでには、通常6~8週間掛かるといわれています。この間に発症するのが「マタニティーブルーズ」や「産後うつ」です。

マタニティーブルーズは、一般的に妊娠中のものだと思われがちですが、実は産後にもこのマタニティーブルーズがあります。マタニティーブルーズが産後3~10日という比較的すぐに発症し、短期間で快方に向かうのに対し、産後うつは、産後数週間から数ヵ月後に発症。情緒不安定や、不眠、注意力の欠如など、抗うつ症状が改善されるまでに2週間以上掛かる場合は、産後うつの可能性があります。

稀に産後うつが悪化し、幻聴や幻覚、錯乱などの症状を伴う「産褥期精神病」を発症することもあります。

産後うつチェック項目

産後にイライラしたり、涙もろくなったのは慣れない育児で疲れているからなんて思っていませんか? イライラで癇癪を起したり、涙がボロボロと止まらなかったりとあまりにも症状が酷いのは、もしかすると「産後うつ」かもしれません。以下にあげる項目に当てはまるものはないかチェックしてみましょう。当てはまる項目が多ければ多いほど、産後うつである可能性が高いといえます。

気になる方は一度心療内科などで診てもらいましょう。

【身体的なもの】

■なかなか眠れない

■胃が痛くなることが多い

■下痢や便秘を繰り返している

■頭痛がある

■肩こりや腰痛がある

■髪の毛が大量に抜ける

■常に疲労感がある

■食欲がない

【メンタル的なもの】

■常に憂鬱である

■楽しいと感じることがあまりない

■感情の起伏が激しい

■これといった理由がないのに涙が出る

■物事をネガティブに考えてしまいがち

■夫に対して愛情が持てなくなった

■「死」を考えたことがある

【生活におけるもの】

■家事が思うように進まない

■以前に比べるとおしゃれに興味がなくなった

■些細なことでも忘れっぽい

■極力人と関わりたくない

■外出するのがめんどくさい

■性欲がない

【赤ちゃんに対するもの】

■赤ちゃんのお世話がめんどくさい

■赤ちゃんを可愛いと思えない

■赤ちゃんに対してイライラすることが多い

■赤ちゃんが怖いと感じてしまう

■赤ちゃんが泣いていてもなんと思わない

■出産を後悔している

■自分のことをいい母親だと思っていない

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毎日ママがイライラしてばかりだと、夫との関係はもちろん、赤ちゃんを育てていく上で決していい状況とはいえません。少しでも気持ちが和らぎ、日々イライラすることがなくなるように、自分に合ったイライラ解消法を生活の中に取り入れてみましょう。

1. 人と接してコミュニケーションを取る

赤ちゃんは可愛いけれど、言葉の通じない赤ちゃんとは会話は出来ません。夫はもちろん、家族、友人など身近な人に、育児を通して楽しかったこと、辛かったことなど、自分自身の弱音や本音を話してみましょう。自分の気持ちを話すことで自然と気持ちも落ち着きます。

2. 何事も完璧にこなそうとしない

寝不足や、疲労感の残った身体で、育児も家事も完璧にこなす必要は全くありません。育児と家事を完璧にしないといけないという、目には見えないプレッシャーや責任感から頑張り過ぎてしまい、心身共にオーバーヒートしてしまいます。

3. 少しでも一人の時間を作る

30分から1時間など、ほんのわずかな時間でもかまわないので、夫や家族に赤ちゃんを預けて、一人の時間を作ってみましょう。スーパーやコンビニ、本屋さんへ一人で立ち寄るだけでもいい気分転換になります。

4. 夫に育児と家事を協力してもらう

子育てというのは、パパとママの2人の共同作業。赤ちゃんの日々のお世話だけではなく、家事も含めて夫に出来ることは協力してもらいながら、赤ちゃんの成長を見守りましょう。

5. 眠れる時には少しでも寝る

睡眠不足はイライラする大きな原因に。赤ちゃんのお昼寝中ママも一緒に寝たりするなどして、出来るだけ一日の睡眠合計時間を増やしていきましょう。

6. 美味しい物を食べる

美味しい物を食べると幸せな気持ちになれますね。スイーツなど、自分が大好きな美味しい物を食べて心も身体も満たされると、気持ちも和らぎます。

7. 家に閉じこもらない

一日中赤ちゃんと家にずっとこもっていると、「あれもしなくては」「これもしなくては」と家事や育児のことばかり考えて息が詰まってしまいます。たまには家事もお休みして、赤ちゃんと一緒にお散歩などをしてみましょう。

8. オシャレをする

産後はどうしても赤ちゃんのお世話が中心となってしまうので、自分のことは後回しになりがち。たまには、赤ちゃんを夫や家族に預けて美容室へ行ったり、新しい服を購入したり、メイクをしたりと自分のためのオシャレを楽しみましょう。

9. 日記などに自分の気持ちを書き留める

今日一日あったことを日記などに書きだしてみましょう。嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったことなど、自分が感じたことや、思ったことを書くことで、気持ちの整理がつき、心も落ち着きます。

10. 育児サイトの相談コーナーなどを見る

育児サイトなどに設けられた相談コーナーなどを見ると、自分自身と同じような悩みや思いを持つママがいたりします。“自分一人じゃないんだ”と思うと、妙に安心したりします。また、その悩みに対する先輩ママからのアドバイスなどを読むと心強いですね。

11. とにかく頑張り過ぎない

“ママになったんだから頑張らなきゃいけない!”と思っているママも多いかもしれませんが、その考えがイライラする一つの要因です。真面目で頑張りすぎるママほど、育児が思い通りにいかないとイライラしてしまいます。一人で頑張りすぎず、時には夫や家族に育児をお願いしたり、地域の子育て支援などを上手に利用してみましょう。

12. 赤ちゃんの顔を見る

無事に生まれてきた我が子はやっぱり可愛いもの。ちょっと疲れているなと思ったら、赤ちゃんの顔をじっと見てみましょう。授乳中の赤ちゃん、寝ている時の赤ちゃん、笑っている時の赤ちゃん。無垢な赤ちゃんの表情を見ると、自然と心も落ち着きます。

まとめ

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出産は、女性の心と身体に大きな影響を及ぼします。赤ちゃんを中心とした生活に、自分のペースが乱され、思うようにいかないこともたくさん出てきます。育児でイライラするのは、ママがそれだけ育児に一生懸命に向き合おうとしている証拠。イライラしても決して自分を責めないで下さい。毎日育児に家事に頑張っている自分自身を褒めてあげて下さい。

人間というのは、心に余裕がないとイライラしがちです。育児や家事も時には手を抜いて、遠慮なく夫や家族などにサポートを求めましょう。決して一人で気負いせず、頑張り過ぎず、肩の力を抜くことが大事です。

そして、今日もこうして元気でいてくれた赤ちゃんに感謝して、育児を楽しんでいきましょう。

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