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「マザコン夫」は結婚してみないと分からない…35歳女性が結婚3カ月で気付いた、夫と義母の“異常性”

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  • オトナンサー
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「マザコン」の男性、どう見抜く…? ※画像はイメージ
「マザコン」の男性、どう見抜く…? ※画像はイメージ

 1992年に放送された連続ドラマ「ずっとあなたが好きだった」(TBS系)は“冬彦さんブーム”を巻き起こしました。佐野史郎さん演じる極度のマザコン夫と、野際陽子さん演じる強烈な義母が、賀来千香子さん演じる妻を追い詰めていく物語です。あのドラマによって、“マザコン”という言葉が一般に定着したように思います。ブームの最中は、マザコン夫のことを「うちの冬彦さん」と呼ぶ妻が出没するほど。

 事実、“冬彦さん”は時を超えて多く存在します。私の運営する夫婦仲相談所には、姑(しゅうとめ)問題の相談をされる方も一定数おられますが、「夫が姑の味方」という構図だと、なかなか修復が難しいのです。その中でも、特に強烈な夫婦のお話を紹介します。

簡易版「マザコンチェック」8項目

 さて、次の項目の中で、思い当たるものはありますか? 一つでもあれば、あなたの夫はマザコン要素が大きいと思われます。

◯家族の重要な決定事を100%母親に相談し、その意見を絶対視する
◯妻や子どもの予定より、母親の都合を優先する
◯料理、家事、育児など、何かと妻を母親と比較する
◯家事や育児は「妻(母)がやるもの」と非協力的
◯母親と頻繁に長電話するなど、過剰に連絡を取る
◯夫婦間のプライベートな内容を、母親に筒抜けにする
◯義母が夫婦のことに口出ししても、妻の味方をしない
◯(子どもがいる場合)父親としての自覚が薄く、精神的に未熟だと感じる

 このような夫の言動は、妻にさまざまな精神的な負担をもたらします。特にストレスが大きいのは、母親を優先し、常に母親と比較されることではないでしょうか。

 では、マザコンジャンルに入れられてしまう夫は、どんな環境で育ったのでしょうか。

【(1)過保護・過干渉な母親だった】

幼少期から母親が全てを決め、自分で判断する機会がなかったため、母親への依存が強まるケースです。「母親の言う通りにすれば物事がうまく進む」という経験も自立心を奪います。

例えば、海岸の砂浜で「砂のお城」を作るとき、どのあたりに作るかというシーンで「そこは波が来るからすぐ壊れるよ、もっと海の遠くに作りなさい」と失敗を先に告げて成功させてしまうようなタイプでしょうか。リスク回避を先回りするタイプといえます。

【(2)母親との希薄な関係】

子どもが苦手、子どもとの接し方が不安定、スキンシップをしたがらない母親だと、幼い子どもは冷酷な対応に感じ、大人になってからその愛情を取り戻そうと、母親に過度に執着することがあります。

【(3)「自分は人より劣っている」と思いがち】

勉強、運動などで自分に自信がなく、社会的なスキルが低いと常々感じている「僕ってダメだな」の男性は、唯一認めてくれる存在として母親に甘えがち。「ママが認めてくれたら安心」という思考から抜け出せないのです。これは、結婚後の妻の接し方も関係するので注意です。夫にマウントを取っていませんか。

【(4)父親がすべてを仕切る家で育った】

父親が家庭にいる時間が少ない場合や、しつけが厳格すぎた場合、母親が唯一の心のよりどころとなり、母子間の精神的な結びつきが過度に強まることがあります。全員ではありませんが、「ママが守ってくれる」と永遠にインプットされがちです。

 もちろん、他にも要素はあります。生まれ持った性格も関与します。何らかの環境が複雑に絡み合い、“冬彦さん”が誕生するのではないでしょうか。

夫婦のことは全て筒抜け…勝手に出入りし、家事する義母

 真理子さん(35歳、仮名)と敦彦さん(40歳、仮名)は、趣味のテニスを通じて知り合いました。お互いに最初から結婚を意識してお付き合いを開始し、わずか半年足らずで結婚。敦彦さんは1人暮らしをしており、常に部屋は掃除されていて、食事も自炊をしているようでした。ところが、結婚してから、それが思い違いだったことが分かります。

 敦彦さんは、シングルマザーの芳江さん(68歳、仮名)に育てられました。芳江さんは看護師として第一線で働いてきて、現在も地域医療に関わっているそうです。

 2人は別々に暮らしてはいましたが、徒歩10分ほどの場所で、合い鍵を持ち合っています。彼の部屋の掃除や洗濯はすべて芳江さんが行い、食事も作っていたのです。結婚後、夫が家事を一切できないのを知って、真理子さんはがく然とします。

 そして、いつの間にか2人の家の合い鍵を義母は持っていて、当然のように家に上がり、食事や掃除、洗濯をしていました。

「真理子さんはフルタイムで仕事をしてるんだから、頼ってくれていいのよ」というのが口癖で、最初はありがたかったのですが、だんだん「嫌みったらしい」と感じることが増えます。

 真理子さんが畳んだ洗濯物を、義母が夫の分だけ畳み直したり、料理に対していちいちLINEで「◯◯を作ったそうだけど、敦彦は□□を入れた方が好きだから」などと連絡があったり……次第に、その異常性に気が付いていったそうです。

 ある日、「頻繁に義母が家を出入りして勝手に家事をするので、少し控えてほしい」と夫に言ったところ、数分して真理子さんのスマホが鳴りました。見ると、義母からの電話。

 ものすごい剣幕で、「なんであんたにそんなこと言われなきゃいけないん? 何でもかんでもあたしがしないと、まともにできないくせに。敦彦がかわいそうだからやってるんよ」

 真理子さんはあまりのことにビックリ。一方的に電話は切られました。なぜ今、自分が話したことが義母に筒抜けなのか……恐ろしくなった真理子さんはそのまま家を出て、別居を決意。結婚式からわずか3カ月足らずだったようです。

 あとから分かったことですが、真理子さんが義母について話し始めると、夫は義母にこっそりLINE通話でその内容を聞かせていたそうです。テニスも義母の趣味で、子どもの頃から習わせられた、と。

 親子の絆は大切なものです。しかし、それがゆがんだ形のものであったら……極度のマザコンは結婚してみないと分かりません。なかなか難しいものですが、二人の会話の中に、ぜひ先述の「マザコンチェック項目」を入れ込んで確認してみてください。少しでも怪しげな部分があったら……心して対処しましょう。

「恋人・夫婦仲相談所」所長 三松真由美

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