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コロナ第7波が「夏休み」を襲う?! 海外ではかねてから注視...広がるオミクロン派生型「BA5」の感染力(井津川倫子)

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  • J-CAST ニュース
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あらためて感染予防を!(写真はイメージ)
あらためて感染予防を!(写真はイメージ)

夏休みシーズンを前に、新型コロナウイルスの新規感染者が急増して「第7波」の到来が懸念されています。

感染状況の急激な悪化を受けて、政府が「夏の目玉政策」としていた全国旅行支援策「県民割」は延期へ。屋外ではマスクを外すことが奨励されるなど、ようやく「いつもの夏」に戻りかけていた矢先だけに、衝撃の大きさはひとしおです。

世界的にもオミクロン株の派生型「BA5」への置き換わりが広がっています。そんななか、「今後、雪だるま式に増えるだろう」という、ありがたくない予測も。

久しぶりのバカンス気分に一気に水を差した「BA5」の正体を探ってみました。

「BA5は雪だるま式に増えていく」との予測

それにしても、あっという間のできごとでした。

新型コロナウイルスの感染状況がひと息つき、外国人観光客の受け入れを再開してから、ひと月も経たないうちに新規感染者数が急増。倍々ゲームのようなスピードで、気がついたら第6波の感染数に近づいていました。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」のことわざ通り、人間はつい油断してしまう生きものなのでしょうか。かくいう私もコロナの恐ろしさを棚に上げて、久しぶりの夏休みを満喫しようと、旅の計画を立てていたところでした。

急激な感染拡大の要因は、オミクロン株の派生形「BA5」への置き換わりだと見られていることが報じられていますが、じつはしばらく前からじわじわと、世界中に「BA5」の波が押し寄せていました。

BA.5 is starting to 'snowball' in NZ
(BA5がニュージーランド国内で「雪だるま式」に増え始めている:ニュージーランドメディア)
snowball:雪だるま式に増える

日本とは反対の南半球に位置するニュージーランドでは、冬の到来を前に「BA5」が広がり始めていましたが、「snowball」(雪だるま)式に一気に増えるだろうという予測が、残念ながら当たってしまいそうな勢いです。さらにここにきて、各国メディアが「BA5は史上最悪の変異株だ」と報じ始めました。

OmicronBA.5, now dominating the U.S. is 'the worst version of the virus that we've seen'
(米国を席巻中のオミクロンBA5は、我々が経験したなかで最悪のウイルスだ:ロイター通信)

New Covid subvariants BA.4 and BA.5 are the most contagious yet
(新しいコロナウイルス派生型のBA4とBA5はこれまでで一番感染力が強い:英紙ガーディアン)
contagious:伝染しやすい

米国では、新型コロナへの感染が確認された人のうち、「BA4」と「BA5」に感染した人が70%を超えたというニュースが飛び込んできました。これまでは「BA2」やその派生株が主流だとされていましたから、置き換わりは急速に進んでいるようです。

各国の報道で共通するのは、とくに「BA5」はこれまでの抗体をすり抜ける力が強いことから「the most contagious yet」(これまでで一番感染力が強い)と警告していることで、新たな感染の波を起こす可能性が指摘されています。

そんな報道を裏付けるように、中国でも「BA5」の感染確認が報じられるなど、世界中に「コロナの波」が押し寄せています。2021年末にオミクロン株が出現したときも「史上最強の感染力」と各国メディアが報じましたが、「BA5」の感染力はそれを上回るとのこと。今回もメディアの「予想」は当たりそうで、久しぶりのバカンスをあきらめる人も増えるかもしれませんね。

「BA5」は抗体をすり抜けるのがうまい!

それにしても、新型コロナウイルスとの闘いはいつまで続くのでしょうか? ワクチンの一斉接種で乗り切った過去の波と比べて、今回の「BA5」による「第7波」は、4回目のワクチン接種もあまり進んでいないことから、防ぎようのない猛威になるのでしょうか。

しかも、夏場でさえこれだけ広がるとしたら、秋や冬にはいったいどうなるのでしょうか? ちなみに、ドイツメディアは下記のように伝えています。

Omicron BA.5: No one is fully protected
(オミクロンBA5を、防御できる人は誰もいない)

専門家の分析によると、「BA5」は「史上最強」の感染力を誇るだけではなく、ワクチンやコロナ感染による免疫を「better able to evade」(上手にすり抜ける)ことができるというのです。

「BA5」の重症化リスクはさほど高くないものの、感染力高くて免疫をすり抜けることに長けているとしたら、感染者は劇的に増えてしまいそうです。

いったい、どこまで感染力が強くなれば気がすむのか...。新型コロナウイルスのしぶとさには、思わず悪態をつきたくなる心境です。

それでは、「今週のニュースな英語」は、オミクロン株や「BA5」に関する表現をご紹介します。

Omicron subvariant
(オミクロンの派生株)

evade immunity
(免疫をすり抜ける)

The seventh Covid wave
(新型コロナの第7波)

BA.5 become the dominant Covid strains
(BA5が新型コロナの優勢株になっている)

ウクライナ情勢や世界的なインフレなど、不安が増しているところに追い打ちをかけるようなBA5の拡大。バカンスはあきらめましたが、無事に生きていられるだけで幸せだと痛感しています。2022年の夏は、いつもより厳しい夏になりそうです。

(井津川倫子)

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