SNSは落ち込みやすくできている。情報収集のバランスと心を守る付き合い方
- マイナビウーマン |

今回のお仕事ハックは「仕事用のSNSを見るのがしんどい」とのお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。
仕事用のSNSを見るのがしんどい
仕事の情報収集のためにSNSを見ていますが、同業者の活躍や成果を見るたびに落ち込みます。見なければいいと思いつつ、仕事上完全に離れるのも不安です。SNSとはどう付き合えばいいのでしょうか。(Web/20代)
見たら落ち込むから離れたい、でも完全に離れるのも不安。
……分かります。もうこれ、SNS世代の普遍的葛藤ですよね。
少なくとも、日々スマホを使う環境にあり、仕事でもSNSを活用するのが普通とされている人なら、「落ち込む」時があるのは自然なこと。
なぜなら、落ち込まざるを得ない構造があるから。
これは多くの心理学者や脳科学者などによって分析・発表されています。それくらい、SNSで不安定になる人が多いということでしょう。
まず、人は他人と自分を比較したがる生き物です。これは1956年に社会心理学者レオン・フェスティンガーが唱えた考えで、「社会的比較理論」と呼ばれています。
そしてSNSには、人の成功や受賞、嬉しかったことなどが流れてきやすい。
えっ、でもネガティブな投稿も多いよね……と思う人もいるかもしれませんが、データがあります。
出版社 Frontiers Mediaの学術誌「Frontiers in Digital Health」に掲載された2025年の論文では、Xの約39万件の投稿を分析・分類。
結果、どんな感情が含まれている投稿がどれくらいあったかというと、
ポジティブ:約16万
ニュートラル:約13.8万
ネガティブ:約9万
という分布。これを比率に直すと、
ポジティブ:40%前後
ニュートラル:35%前後
ネガティブ:25%前後
……つまり、SNSでは成功や楽しい出来事などの投稿の方が多いという結果が出たのです。
その理由はシンプルで、多くの人は「自分をよく見せたい」「良い出来事を共有したい」「成果を報告したい」といったセルフブランディング、すなわち自己演出や印象管理を無意識のうちに行うから。
さらに、「SNSにおける感情のパラドックス:なぜあなたの友人はあなたよりポジティブなのか?(Sentiment Paradoxes in Social Networks: Why Your Friends Are More Positive Than You?)」という、ズバリすぎるタイトルの論文では、こんな研究結果も。
自分がフォローしている人がポジティブに見えるのは、ポジティブな人ほどフォロワーが多くなり、見えやすい位置に集まるから。
……えっ……分かるような分からんような……と思うかもしれないので補足すると。
要は、あなたがフォローしている人の半分がポジティブ、半分がネガティブな投稿をしていたとしても、SNSの仕組み上、ポジティブな投稿の方が目につきやすいのです。
つまり、SNSは落ち込みやすいようにできている。落ち込むのは人として自然だし、この状況に慣れるのは一部の鋼メンタルの人以外は不可能だし、慣れる必要もナシ! そして実際は順風満帆な人なんてほぼいないし、誰もが裏であがいている!
これを伝えたいがために、あれこれ引用しました(笑)。
というわけで、大事なのは付き合い方を調節することです。例えば次のような形で。
1. 見ると落ち込んでしまう同業者のフォローを外す。それだと角が立つ場合はミュートする。
2. 業界のニュースやメディアのアカウントはフォローする(これで仕事の情報収集はできます)。
3. 見る時間帯を決める。「朝30分だけ」「夜は見ない」など。
在宅勤務などの場合、3はハードルが高いかもしれませんが、1と2を行うだけでも、だいぶ心おだやかになるはず。
同業者の成功を見るのがつらいのは、それだけ仕事への本気度が高い証拠でもあります。SNSで落ち込む自分を否定せず、無理のない範囲で付き合っていきましょ!(私もそうします!)
Point.
・人は他人と自分を比較しようとする本能を持っている
・また、人は無意識に自己演出をするためSNSには成功や受賞などの投稿が多くなり、ポジティブな人はフォロワーが多いのでそうした投稿が目につきやすい
・つまりSNSは落ち込みやすい構造になっており、実際はあなたより優秀な人だらけなわけではない
・見ると落ち込む同業者はフォローを外すかミュート、仕事の情報収集用にニュースやメディアはフォロー、見る時間帯を決める、などの調節をしながら使うのがおすすめ
(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)
実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
| いいね | ![]() |
|
|---|---|---|
| ムカムカ | ![]() |
|
| 悲しい | ![]() |
|
| ふ〜ん | ![]() |







