朝食はトーストとコーヒーだけ…腸内環境が乱れる原因に? 注意点を管理栄養士に聞く
- オトナンサー |

朝食を抜くと集中力が低下したり、太りやすくなったりするなど、さまざまなデメリットがあるとされています。ただ、朝は忙しくて料理をする暇がなく、朝食をトーストとコーヒーだけで済ませている人は多いと思います。このような生活を続けた場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。朝食時に摂取すべき栄養素や、パンを食べる際の注意点などについて、管理栄養士の松田加奈さんに聞きました。
パンに含まれているグルテンに注意
Q.そもそも、朝食時はどのような栄養素を摂取するのが望ましいのでしょうか。
松田さん「朝食時は頭が働かないことが多いため、朝は糖質を摂取することが望ましいと言えます。糖質の中のブドウ糖は、脳の栄養として必要になってくるものです。菓子に含まれている糖質よりも、穀物由来の糖質を取る方がいいでしょう。例えば米やパンです。『朝から仕事をバリバリこなさないといけない』『朝から勉強を頑張らないといけない』という人は、糖質を摂取するように心掛けましょう」
Q.朝は忙しいという理由で朝食をトーストとコーヒーだけで済ませる生活を続けた場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。パンを食べる際の注意点も含めて、教えてください。
松田さん「パンに含まれるグルテンという成分は、あまり好ましくないかもしれません。グルテンは、小麦や大麦に含まれるたんぱく質の一種です。うどんやパンのモチモチした食感の元になっていますが、消化器官では完全には分解されないという特徴があるようです。その結果、腸内環境が乱れることがあり、『体がだるい』『眠たい』『頭痛』などの体調不良が起きることもあります。
腸の構造は、網戸のように網目状になっていて、腸の網目状の部分から栄養を吸収する仕組みになっています。体に良くないもの、例えば添加物やウイルス、細菌は通常、網目を通れないようになっています。しかし、グルテンは網目を大きくしてしまうとされています。その結果、添加物やウイルス、細菌が体内に入ってしまう影響で頭がぼーっとしてしまうなどの症状を引き起こすこともあるといわれています。『年だから疲れやすい』と嘆く人もいらっしゃいますが、年のせいとは一概には言えず、実はパン食であることが原因かもしれないのです。
また、スポーツをしている人が食事をパン食から米食に変えただけで記録が伸びたというケースもあるようです。グルテンが体に与える影響は大きいのだということを認識しながら、無理なくパンを食事に取り入れてほしいと思いますね」
Q.もし忙しくてゆっくり朝食を取る時間がない場合、どのような食べ物を摂取するとよいのでしょうか。
松田さん「すぐに食べられるものとしてお勧めなのがバナナです。バナナには豊富な栄養が含まれ、胃に優しく消化が早いというメリットがあります。バナナとコーヒーだけでもいいですが、さらに良くしたい場合はバナナと豆乳、もしくはバナナとヨーグルトの組み合わせをお勧めします。例えばモデルの人の中には、朝食にバナナヨーグルトを食べている人も多いです。
あとは、おにぎりもお勧めですね。コンビニエンスストアでおにぎりと野菜スムージーを買って摂取すれば、糖質を補えるでしょう」
オトナンサー編集部
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