エビフライの「しっぽ」食べるべきor残すべき?→管理栄養士に聞いてみた結果
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洋食の定番ともいえるメニューの一つ「エビフライ」。しっぽまでカラッと揚がっていることが多いですが、あなたはエビフライを食べるとき、この「しっぽ」まで全部食べますか? それとも、「しっぽ」は食べずに残しますか?
ネット上では「エビフライのしっぽ好き!」「カリカリでおいしい」「栄養ありそうだしおいしい」といった“食べる派”の人と、「硬いから好きじゃない」「食感が苦手」「食べる部分じゃないと思ってた」といった“食べない派”の人に分かれるようです。好みも大きく関係するとは思いますが、実際のところ、エビフライのしっぽはどうするのがよいのでしょうか。管理栄養士の岸百合恵さんに、栄養の観点も含めて教えていただきました。
エビのカルシウムのほとんどは「殻、しっぽ」に
Q.そもそも、エビのしっぽに栄養は含まれているのですか。
岸さん「エビの尾は、エビの殻と同じ成分で構成されています。特徴的なのはエビの赤い色のもととなっている色素成分で、抗酸化作用を含む『アスタキサンチン』という成分が含まれることです。
エビに含まれるカルシウムは、ほとんどが殻やしっぽに含まれています。また、『キチン』や『キトサン』はエビの殻やカニの甲羅に含まれる多糖類の一種で、コレステロールの吸収を抑える作用があります」
Q.エビフライのしっぽは、食べた方がよいのでしょうか。それとも、食べなくてもよいのでしょうか。
岸さん「エビのしっぽに含まれる栄養を摂取したい場合は食べた方がよいですし、歯ごたえが強いため、食べにくさを感じる場合、食べることに抵抗がある場合は無理をして食べる必要はありません。また、食事のマナーにおいては、食べても食べなくても、どちらでも違反ではありません。
エビのしっぽの中は空洞になっており、そこに泥や砂などが入るため、黒い汚れた水が残ることが多くあります。それが臭みにもつながるので、調理する際に包丁の背でしっかりしごきだして洗い流す下処理が必要です。この作業は、調理の際の油跳ねを防ぐこともできるので、行った方がよいでしょう。外食や市販品などで、下処理が行われているかが不安な場合は、食べるのを控えましょう」
Q.その他、エビフライのしっぽを食べることを避けた方がよいケースは。
岸さん「パリパリした食感のエビフライのしっぽは、お子さまや高齢者の場合、かむ力が弱く、口の中や食道を傷つける可能性があります。
また、先述したエビのしっぽに含まれる『キチン』は、人の消化酵素で消化されないため、不溶性食物繊維に分類されます。消化機能が低下していたり、胃腸の調子がすぐれなかったりするときは消化不良を起こす可能性があるため、食べるのを避けた方がよいでしょう」
オトナンサー編集部
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