「婚外恋愛」しながらも配偶者と離婚しない理由…「配偶者にも気持ちがある」を超えたトップ回答が物語る“現実の壁”の高さ

　リンクス（東京都港区）が、既婚男女を対象とした「婚外恋愛」に関する調査を実施。その結果を発表しました。

男性は「世間体」、女性は「経済的理由」？

　調査は2025年2月3日、全国の20〜59歳までの既婚男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計3000人（男性1420人、女性1580人）から有効回答を得ています。

　全回答者に「婚外恋愛をしている、あるいはしたことがあるか」を聞いたところ、「現在している」「過去したことがある」と回答した人は857人に上ったことが分かりました。男女別では、男性540人、女性317人となっています。

　では、婚外恋愛をしていながら、なぜ配偶者と離婚しないのでしょうか。

　婚外恋愛を「現在している」「過去したことがある」と回答した857人に「配偶者と離婚しないのはなぜか」を聞いた結果（複数回答）、全体で最も多かったのは「子どものため」（男性213人、女性84人）という現実的な回答でした。

　次いで多かった回答は「配偶者にも気持ちがあるから」（男性191人、女性88人）。また、女性の回答では、1位の「子どものため」よりも「経済的な理由」の方がやや多く（96人）、最多となっています。

　なお、配偶者と離婚しない理由について、自由回答では「面倒だから（58歳女性）」「離婚検討中（55歳女性）」「また最初から恋愛するのが面倒（58歳女性）」「離婚する気はない（54歳男性）」「意地がある（56歳男性）」といった生々しい理由が寄せられたということです。

　調査結果を受けて、同社は「男性は『世間体』、女性は『経済的理由』を理由に挙げる割合が高いという結果に」「結局、現実の壁は高い──そう言わざるを得ません」とコメントを寄せています。

　あなたは「婚外恋愛」をしたことがありますか？ それとも……？

オトナンサー編集部

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