【つけっぱなしVSこまめに消す】冬のエアコン代、どちらが得? パナソニックの調査で意外な事実が判明
- マイナビウーマン |

パナソニックは12月6日、冬のエアコン暖房中の30分外出時の「つけっぱなし運転」と「こまめに消す運転」の消費電力の違いを検証し、その結果を発表しました。「冬のエアコン電気代を節約する5つのTips」をパナソニックのエアーマイスター・福田風子さんが解説します。
「つけっぱなし派」が「こまめに消す派」を上回る
20代~60代の男女550名に、冬のエアコンは、節電を意識して使っているか尋ねたところ、52.7%が「はい」と答えました。実際に節電を意識して実践していることとしては、「設定温度を低くする」(70.7%)、「厚着をする」(46.9%)、「スイッチをオンオフする頻度を気をつけている」(32.8%)が上位3位を占めています。
冬のエアコン節電法の3位にランクインした「スイッチをオンオフする頻度」。真冬に30分外出をする場合、エアコンの暖房運転は「つけっぱなし」「こまめに消す」どちらの使い方をしているか聞くと、「つけっぱなし派」は56%で、「こまめに消す派」(44%)よりもやや多い結果となりました。
こまめにオフにするより「つけっぱなし運転」のほうがおトクになることがあるとも言われていますが、実際にエアコン暖房中の30分外出時は、どちらがお得なのでしょうか。
パナソニックのエアーマイスター・福田風子さんによると、エアコンは室内外の温度差が大きいときに運転をオンにすると多くのパワーが必要になるとのこと。しかし、室内がいったん適温になれば少ない消費電力量でキープできることがわかっているそうです。
そのため、運転をオフにして室温が外気温に近付けば、再びオンにしたときに消費電力量の多い「強運転」を行うこともあるため、結果としてつけっぱなしのほうが少ない消費電力量で済むこともあるそうです。
基本的に「こまめに消す」ほうがお得!
そこでパナソニックは、冬の暖房使用について、「つけっぱなし」と「こまめに消す」運転の電気代を比較検証しました。パナソニック独自のアルゴリズムを用いて、同じ外出時間でも外気温条件によって帰宅時の運転の消費電力が異なることに着目したシミュレーションを実施。
その結果、暖房使用時において、住宅の断熱性、室内熱負荷などの環境によるものの、外気温が3℃未満のような厳しい寒さの場合は、室温が大きく下がりやすく設定温度に戻すために多くのパワーが必要となるため、「つけっぱなし」運転がお得ということがわかりました。
一方で、3℃以上であれば、室内温度がそこまで下がらないため「こまめに消す」運転のほうが電気代の節約につながることが明らかに。東京の場合、昨冬で最も平均気温が低かった1月の平均気温は5.4℃であるため、基本的には「こまめに消す」ほうがお得と言えます。
プロが解説! エアコンの電気代を節約する方法は?
福田さんが挙げる「エアコンの電気代を節約する方法」は5つ。ひとつ目は、「エアコンのフィルター掃除」をすること。パナソニックの実験では、実際に1年間掃除をしない場合は掃除をした場合に比べて、年間で約25%も電気料金が無駄になるというデータもあります。フィルター掃除で年間約1万円以上節約にできるとは驚きですね。
2点目は、「湿度と温度をコントロールして快適性をアップ」。冬は湿度を上げることで、暖かく感じられるため、加湿を心がけることをすすめています。
3点目は、「熱が出入りしやすい窓は、断熱性を上げる工夫をする」。室内の熱は、窓からの出入りが最も多ため、断熱シートや断熱カーテンを利用すると、あたたまった空気も逃げにくく、外から冷たい空気も入り込むのを防げます。
熱が出入りしやすい窓は、断熱性を上げる工夫をする
4点目は、「サーキュレーターで室内の温度ムラをなくす」。暖かい空気は上へ移動するので、室内の温度ムラをなくすように、サーキュレーターで室内の空気を循環させます。
サーキュレーターで室内の温度ムラをなくす
5点目は、「室外機の環境も定期的にチェック」。室外機近くにホコリや落ち葉などのごみがたまると熱交換の効率が下がり、消費電力が増える可能性があるので、こまめなチェックを行うようにしましょう。
2021年各種値上げおよび冬のエアコン節電実態調査 概要
・調査地域:全国
・調査期間:2021年11月1日
・調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
・調査対象:20~60代の男女
・有効回答:550名(男性:275名、女性:275名)
パナソニック コンシューマーマーケティング ジャパン
http://panasonic.jp/
(マイナビ子育て編集部)
<関連リンク>
→冬の光熱費を抑える節約術! 暖房器具選びや暖房効率アップのコツ
→プロに頼むとどうなる!? エアコン掃除と普段のお手入れ方法
→【医師取材】赤ちゃんの室温の目安は? 季節別の温度調整ガイド
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