衝撃! 米空軍戦闘機が撃墜 ハイテク戦でも「ゼロ」にできない誤射の事故 ドローン時代でさらに混迷?
- 乗りものニュース |

クウェートでF-15Eが友軍誤射で撃墜何が起きた?
3月2日、中東のクウェート領空でアメリカ空軍のF-15E「ストライクイーグル」3機が撃墜され、SNSでは爆発して墜落するF-15や、脱出したパイロットを映した動画が複数投稿されました。
今回誤射されたアメリカ空軍のF-15E「ストライクイーグル」(アメリカ空軍)
その後、アメリカ軍で中東地域を管轄する米中央軍(CENTCOM)が、今回のF-15E撃墜はクウェートの防空システムによる誤射で、パイロット6名(F-15EはパイロットとWSOと呼ばれる兵装システム士官の2名が搭乗)は全員が脱出したと発表しました。
アメリカ軍は中東地域においてイランへの大規模攻撃作戦「エピック・フューリー(壮絶な怒り)」を実施しており、誤射されたF-15Eもそれら作戦に参加していた機体でした。戦闘中における撃墜は決して珍しいものではありませんが、一度に3機が友軍の誤射で失われたというのは異例であり、世間の注目を集めています。
現時点でどのような手段や兵器でF-15Eが誤射されたかは発表されていませんが、米メディア「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、クウェート空軍のF/A-18戦闘機が空対空ミサイルを発射して行なったと報道しています。
現代の航空戦において使われるミサイルは目視で見えない遠方の目標を攻撃することが可能であり、間違って友軍を誤射しないためのIFF(味方識別装置)やお互いの位置を共有するデータリンク機能があります。また、戦時おいては友軍航空機が安全に飛行できる空中回廊(Air Corridor)や、誤射を避けつつ迎撃を行なうための飛行禁止空域を設定するなど、運用面でのルール作りも行なわれています。
しかし、そのような機能や対策があっても戦闘中における友軍誤射は無くすことはできず、今回のようなこれまでの戦闘でも度々発生しているのです。
ハイテクの限界? 近年の誤射事例
2003年のイラク侵攻では、現地に展開した「パトリオット」地対空ミサイルが友軍を誤射する事故が相次ぎました。
2024年12月に紅海で誤射されたF/A-18F「スーパーホーネット」(アメリカ海軍)
3月23日にイギリス空軍の「トーネード」戦闘機が撃墜された時は、機体のIFFトランスポンダーが故障していたことと、「パトリオット」ミサイルのシステムが「トーネード」を敵の対レーダーミサイルと認識したことから、友軍空域であるにも関わらずミサイルを発射。ミサイルは命中して乗員2名は死亡しています。
また同年4月2日のアメリカ海軍のF/A-18「ホーネット」の誤射では、該当機のIFFトランスポンダーの信号が不安定だったのと、「パトリオット」ミサイルのシステムが「ホーネット」を敵のミサイルと誤認したことが原因で、こちらも1名のパイロットが死亡しています。
最近でも誤射の事例は存在します。2024年12月22日の紅海でイエメンの武装勢力フーシ派への攻撃作戦中のアメリカ海軍のイージス巡洋艦「ゲティスバーグ 」が、艦隊の空母に帰投する2機のF/A-18F「スーパーホーネット」にSM-2スタンダードミサイルを発射。1機が撃墜され、もう1機は回避機動を行なうことでこれを回避しています。
この誤射では「ゲティスバーグ 」のIFFやデータリンク機能に問題があったことと、該当期間中に艦隊全体がフーシ派からのミサイル・ドローン攻撃を受ける交戦状態にあり、それに起因した乗員のヒューマンエラーが原因とされています。
「戦時下の混乱が根本的な原因になっている!?
これらの誤射はいずれも技術的なトラブルや運用面の情報共有不足といった直接要因がありますが、どの事例にも根底には“戦場の混乱”が存在します。
戦場では無数の飛行物体が行き交い、友軍機、民間機、敵機、さらには高速で接近するミサイルやドローンが同じ空域に存在します。
「エピック・フューリー」作戦でトマホーク巡航ミサイルを発射するアメリカ海軍のイージス駆逐艦(アメリカ海軍)。
今回の「エピック・フューリー」作戦において、アメリカ軍は約150機の軍用機を中東地域に展開させ、これにイスラエル空軍も作戦に加わりました。これに対して、イランは報復としてペルシャ湾地域のアメリカ軍基地と民間施設に対してミサイルとドローンでの攻撃を行ない、クウェートにも178発の弾道ミサイルと384発のドローンが発射されています。
被害はアメリカ軍が駐留しているアリ・アル・サレム空軍基地だけでなく、クウェート国際空港やクウェート市内などの民間施設にも及んでいます。
つまり本件の誤射は、クウェートが実際に攻撃を受け、迎撃を続けていた最中に発生したものであるという訳です。平時とは比較にならないほど複雑で高圧的な状況下で起きた事案だったといえます。
結局のところ、現代戦における誤射は兵器の欠陥や単純な操作ミスだけで説明できるものではありません。ミサイル、ドローン、友軍機、民間機が同じ空域で同時に動き回る状況において、どれだけIFFやデータリンクが進化しても、友軍誤射という事態を完全に排除することはできず、むしろ安価なミサイルやドローンが大量投入されるようになった現代の戦場では、そのリスクは確実に増しているといえるでしょう。
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