「あれ本当？」リリー・フランキーが伊藤沙莉の結婚に対する思いを明かす。ドラマ『ペンション・恋は桃色season３』の完成発表イベントレポ

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マイナビウーマン
2025年1月17日17時10分

フジテレビが運営する動画配信サービスFODにて、2025年１月10日（金）12時より配信開始したドラマ『ペンション・恋は桃色season３』の完成発表イベントが、１月10日にフジテレビマルチシアターで開催されました。

イベントには、ペンションのオーナー・シロウ役のリリー・フランキーさん、住み込みの青年・ヨシオ役の斎藤工さん、ドラマに欠かせない謎の常連客役のラバーガール大水洋介さん、ヨシオの飲み仲間・友人A役のJOYさんが登壇し、和気あいあいとした雰囲気で撮影秘話や作品の見どころを語りました。

■season３はスペシャルゲストが登場。今までになかった“恋模様”を描く

『ペンション・恋は桃色』シリーズは、いつもテキトーな父シロウ（リリー・フランキー）とその娘ハル（伊藤沙莉）、そしてバイト青年のヨシオ（斎藤工）が営む、ちょっと古いペンション【恋は桃色】。訪れる“珍客”たちによる大騒動が巻き起こる、笑いあり涙ありのハートフルコメディです。

season１～season２までは、毎回シロウがペンションを訪れる宿泊ゲストに恋をするストーリーでしたが、season３では秋の装い、秋雨と木枯らしの予感。そして、今回はシロウでなくハルの事件がメインとなり、彼女の生活に細やかな変化が訪れます。

メインキャストには前作からの続投でリリー・フランキーさん、斎藤工さん、伊藤沙莉さんが、そしてseason２でスペシャルゲストとして登場した山口智子さんがseason３でも登場します。

さらに、ペンションに訪れる宿泊ゲストには稲垣吾郎さん、MEGUMIさん、鈴木慶一さんといったスペシャルゲストが登場し、今までになかった“恋模様”を描きます。

■誰も見たことがないドラマ？　現場の雰囲気が伝わる笑いに包まれた挨拶

冒頭の挨拶ではリリーさんから、「本当に皆さん明けましておめでとうございます。こんなお正月早々でお忙しい、しかも寒い中、朝早くから。皆さん１度も見たこともないドラマの season３の為にお越しいただきありがとうございます。多分僕ら４人の刑事もののドラマだと思われていると思うのですが（笑）」と話し、斎藤から「いやいやそんなことないですよ、見てくれてますよね？　皆さん。もっと自信持ちましょうよ。自分たちのドラマに」と冒頭から会場の笑いを誘いました。

そして「みんななんかデカいよね」と4人の身長の話になり斎藤さんから「JOY さん身長伸びました？」と、リリーさんからも「僕が2ｍ5㎝あるのにそれより大きい。昔もっと小っちゃかったよね。身長伸びてるよね」と、JOYさんの身長について言及。

すると、すかさずJOYさんは「それじゃ僕2ｍ30㎝になりますよ、もう40歳近いですよ？　もう伸びてませんよ。それと今日お会いして分かったのですが、家がリリーさんと近所だったんですよね、歩いて2分くらい」と今日が初対面だという２人が盛り上がる中、斎藤さんから「こういう雰囲気のドラマです」とまとめられました。

■娘役・伊藤沙莉さんの結婚には複雑な心境？

大水さんからは season１から出演しているものの、いまだに役名が“謎の常連客”ということについて「そろそろ役名が欲しい」とのリクエストが。

すると、「役名を一般公募して名前募集するのはどうか？」と4人は盛り上がり冗談を交えて話す一幕もありました。

また、シロウの娘・ハル役を演じる伊藤沙莉さんからはメッセージ動画が届き4人で視聴することに。

（伊藤さん）「家族感がどんどん増していっているなっていうのをすごく強く感じました。リリーさんがまさかの肉まんを温める機械を、機械ごと差し入れしてくれて、本当に寒くなってきていたし、みんなで肉まんを食べられたことは、すごくありがたかった。あとはペンションで、みんなで飲んで語れたことがすごくいい思い出です」

メッセージを見たリリーさんは、「いやもう本当ね、彼女がいるおかげでね、ドラマになってくれるんですよね。沙莉さんがいなかったら、多分、なんだか分からないままだった。結婚したって聞いたけどあれ、本当？（笑）」と複雑な心境であることを明かしました。

■season3は積み上げてきたものの軌跡みたいなもの

イベントの最後に、リリーさんは「皆さん、今日はありがとうございました。最初はちょっとコメディっぽいドラマなのかなと思ってましたけども、こう長くやってると、どんどん本当に家族の物語というか、人間ドラマになってきまして。ドラマの成熟に僕たちがついていってるっていう感じですね。season３から見てもらっても十分話の内容は分かると思いますので、ぜひ、見ていただければと思います」とコメント。

斎藤さんからは「５年やってみると、キャストだけじゃなくてスタッフ、チームも変化、進化があって、かつて５年前はアシスタントだった方が今チーフになってたりとか、そういう作り手が受け継いでいくドラマのようなものがしっかりあって、そこが化学反応を起こして奇跡の瞬間がたくさん映り込んでる作品だなと思います。リリーさんが思わず本気で涙するシーン、それを受けた沙莉さんの表情とか、台本を超えた、何か僕らが積み上げてきたものの軌跡みたいなものが映っている作品なのでぜひ、このドラマに騙されたと思って触れてみていただきたいと思います」と、見どころを語りました。