横浜に“巨大な陸橋”が出現! 白い壁が延々と続く“激変中エリア”今後どうなる 渋滞はあと半年ガマンか?
- 乗りものニュース |

「白い壁」が続く環状4号線
2027年3月から横浜で開催される「国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027、以下「花博」)」を前に、会場となる横浜市瀬谷区の「旧上瀬谷通信施設」周辺では大規模な土地区画整理とインフラ整備が進められています。土地区画整理地内を南北に貫く主要道路「環状4号線」などは、以前の風景が一変しています。
環状4号線で整備中の目黒交番前交差点の立体部(乗りものニュース編集部撮影)
周辺では、道路の両側に「白い矢板」が延々と立て回されています。雪国の道路で見られる雪の壁のようにも見えるほどです。
道路整備も複数箇所で進められていますが、その最も“目立つ”ものは、環状4号線と国道16号(八王子街道)が交わる「目黒交番前」交差点の立体化でしょう。すでに軽量盛土により擁壁も構築され、橋桁も架設済み。2026年度内の供用に向け急ピッチで工事が進められています。
この区間の環状4号線は「海軍道路」とも呼ばれ、旧通信施設の何もない平野が広がる2車線道路でしたが、ここは4車線に拡幅され、幅員は25mから31mに拡大します。目黒交番前交差点は通過用の立体2車線、平面2車線の構造となります。
このほか、目黒交番前で交わる八王子街道も、保土ケ谷バイパスの上川井ICから東名高速下まで4車線化。さらに環状4号線と並行して土地区画整理地内の東側を南北に貫く道路が1本、そこから環状4号線を東西に結ぶ道路が2本新設されます。ただし、土地区画整理地内の道路は“白い壁”の中で作られているので外からは見えません。
白い壁→花博→その先の激変!?
立体化が進められている環状4号線は、東急田園都市線の青葉台駅、JR横浜線の十日市場駅方面から横浜市の西端にあたる相鉄本線や相鉄いずみ野線エリアをつなぐ主要道路です。広域から花博会場へアクセスする交通は、保土ケ谷バイパス経由と環状4号線経由で約9割を占めると想定され、目黒交番前交差点と上川井ICが主要渋滞箇所になると見込まれることから、前者は立体化、後者は拡幅が進められています。
花博会場南側の道路。業務用の通用口から次々と関係車両が出てくる時間帯がある(乗りものニュース編集部撮影)
さらに、環状4号線沿いには花博会場のバスターミナルや駐車場が設けられる予定で、環状4号線が周辺駅からのシャトルバスの主要ルートになります。
ただ、この過程で環状4号線は特に激しい渋滞が発生しています。
北行きは目黒交番前を先頭に詰まるほか、南行きを夕方に通ると、会場南側の通用口から業務車両が次々と流出してきました。アクセスに難があるこの周辺では、会場整備などに関わる関係車両の数も相当数に上ります。
さらに、花博の終了後も周辺整備は続きます。会場跡地を含む土地区画整理地は、“ディズニーやUSJに匹敵する”という大規模テーマパーク「KAMISEYA PARK(カミセヤパーク)」などに転換されます。
これを見据え、東名高速から会場跡地に直結する新ICや、相鉄線の瀬谷駅から上瀬谷のバスターミナルまで地下で直通するバス専用道などが整備される予定です。向こう数年にわたり、周辺は変貌し続けるエリアとなりそうです。
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