デカい・複雑・車多し 東京の要注意な交差点5か所 矢印信号だらけ 右折車線だらけ
- 乗りものニュース |

東京都内には規模が大きく、交通量も多い注意を要する交差点が点在します。複数の道路が複雑に交わり、いくつもの矢印信号で制御されるところも。そのような要注意交差点を5つ紹介します。
東京タワーのふもとに矢印信号パラダイス
東京都内には規模が大きく、交通量も多い注意を要する交差点が点在します。そのような要注意交差点を23区内から5つ紹介します。
矢印信号だらけの5差路:赤羽橋交差点(港区)
東京タワーの真南に位置し、交差点の北西~南にかけて桜田通り(国道1号)が、東西に都道の環状3号線が、さらに北東からも都道301号が交わる5差路です。
それぞれ、中央分離帯を有する片側3車線から4車線の道路ということもあり、特に桜田通りの南側から交差点を望むと、あたかも8本の道路が扇状に広がっていくような印象を受けるかもしれません。
赤羽橋交差点(画像:国土地理院)。
さらに特徴的なのが、矢印信号の多さです。この交差点は8時から20時のあいだ、桜田通り(溜池方面)~環状3号線(六本木方面)を除き右折禁止になっています。こうしたこともあり、赤、黄、青の「本灯器」の下に矢印信号器が4つも並んでいたり、方面によっては左折が2方向あることから、指し示す道路を明確にすべく本投器から位置をずらして矢印信号機を設置していたりして、順番にクルマを流しています。
「右折車線ばっかり」って!?
都内屈指の交通量の交差点は、そのずっと手前から要注意です。
交通量は都内屈指:大原交差点(世田谷区)
東西に甲州街道(国道20号)、南北に環七通りが交わる交差点です。また上空には甲州街道に沿って首都高4号新宿線が通っています。都内で最も交通量が多いといわれる交差点のひとつです。
環七通りと主要道路との交差点は通常、環七通り側がアンダーパスもしくは高架で交差点をパスできますが、ここは甲州街道側にアンダーパスがあり、環七通りを行く車両は平面交差です。
そのためか、環七通り内回りから甲州街道の下りへ右折する車両がとりわけ多く、日中には右折待ちの車列が、400m北側の泉南交番前交差点近くまで伸びるのもしばしば。その左側の直進車線は、右車線側から出ようとするクルマと、割り込んで入ろうとするクルマが錯綜します。かといって、最も左側の車線を直進すると、大原交差点を通過後に車線減少するので注意が必要です。
右折車線が多すぎ!?:祝田橋交差点(千代田区)
祝田橋交差点の北側。右折車線がずらり(2020年8月、乗りものニュース編集部撮影)。
皇居の一画、内堀に沿う内堀通りと、東西方向の晴海通りが交わる交差点です。ここは交通量も多いですが、何といっても特徴的なのが、その車線運用です。
内堀通りの北から交差点に近づくと、片側3車線が5レーンに広がり、「直進・左折/右折/右折/右折/右折」と4レーンが右折車線になります。事前に真ん中のレーンを走っていても直進できない構造のため、あわてて左端のレーンへ車線変更するクルマも見られます。
その反対側、交差点の南(新橋方面)から北(大手町方面)への通行も注意が必要です。交差点手前の直進レーンは2車線ありますが、交差点通過後、約300m先にある二重橋前交差点までのあいだに、2レーンとも右折レーンへ変わるため、さらに直進するにはすぐ車線変更しなければなりません。
とはいえ、こうした運用は東京駅~国会議事堂方面を往来するタクシーをはじめとしたクルマの流れに沿っている、ともいえます。国会議事堂付近から、五反田、六本木、渋谷、新宿方面へと主要道が分岐していきますが、その根本の部分に祝田橋交差点があるのです。
7差路? 主要駅前の変形交差点
もっと複雑な交差点もあります。
5差路「+α」に罠が:飯田橋交差点(新宿区)
飯田橋駅前の飯田橋交差点は、SNSなどで「難しい」という声が多くみられるところです。
南北に目白通り(都道8号)、東西に外堀通り(都道405号)、そして北西から大久保通り(都道25号)が交わる5差路ですが、目白通りに沿って交差点東側を流れる神田川を挟んでもう1本、南行き一方通行の都道が外堀通りに交わっています。飯田橋交差点からすぐ東側に、もうひとつ交差点が近接している形ですが、信号は両方の交差点で連動しており、変形的な7差路と見ることもできるでしょう。
この神田川東側の都道は目白通りの側道で、首都高の飯田橋出口も接続しています。「難しい」の声があるのは、この都道から外堀通りへ右折する場合。飯田橋交差点まで20mほどですが、停止線が設けられています。さらに、その外堀通り側は方向別に6車線あり、車線変更は禁止です。このため、斜め右方向の大久保通りへ行きたい場合など、各レーンの方向を知らないと間違った車線に入りやすいのです。
飯田橋交差点を大久保通り側から望む。左奥~右手前が外堀通り、左手前~右奥が目白通り(2020年8月、乗りものニュース編集部撮影)。
「踏切」だけど交差点?:新宿踏切(葛飾区)
葛飾区では、幹線道路である水戸街道(国道6号)をJRの貨物線(新金線)が平面交差しており、遮断機付きの踏切が設置されています。通称「新宿(にいじゅく)踏切」です(正式には新宿新道踏切)。
ここは踏切とはいえ、通過列車は1日に数本ということもあり、一般的な踏切のように必ず手前で一時停止する必要はなく、信号で制御された「交差点扱いの踏切」となっています。踏切の西側に側道との交差点がありますが、その信号に従って進むのです。
しかし、一時停止するクルマもあるのか、踏切の近くには「信号にしたがって進んでください」との注意書きも見られます。
こうした交差点扱いの踏切は、都電荒川線や東急世田谷線沿いにも数か所ありますが、こと新宿踏切は渋滞が多発。ラジオの交通情報で「水戸街道は葛飾区の新宿踏切を先頭に……」とよく聞かれます。
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