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あぁ、幸せ♡ ホカホカ0円工場見学【中村屋 中華まんミュージアム】に親子で潜入!(埼玉県・入間市)

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  • マイナビウーマン
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日ごと寒さが増していくこの季節、恋しくなる食べ物といえば熱々の肉まんやあんまん。ハフハフ言いながら親子で頬張れば、体も心も温まりますよね。ということで、今回は工場見学施設【中村屋 中華まんミュージアム】を取材してきました!

中華まんのおいしさを家族といっしょに体験できる【中村屋 中華まんミュージアム】

インドカレーや中華まんで有名な食品メーカー「中村屋」。同社が埼玉県入間市の武蔵工場内に2019年にオープンさせたのが、日本初となる中華まん工場の常設見学施設【中村屋 中華まんミュージアム】です。

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中華まんのおいしさを「見て、聞いて、触って、味わって」というさまざまな体験を通して実感。“家族といっしょに体験しながら楽しめる”がコンセプトの施設です。

4つのゾーンを回る見学ツアーは、公式HPからの完全予約制。毎月1日と15日の朝8時に、新しい予約枠が開きます。

製造ラインの見学や出来立て商品の試食のほか、充実したコンテンツが無料で楽しめることから、家族連れに大人気の施設なんですよ。

中村屋 中華まんミュージアム 基本DATA

■所在地:埼玉県入間市狭山台234
■TEL:04-2935-1592
■問い合わせ受付時間:10:00~12:00、13:00〜16:00(休館日を除く)
■休館日:毎週水・木曜 ※5月頃から8月中旬までの夏期工場休業期間と年末年始は休館
■予約:完全予約制(公式HPから)。見学実施日は公式HPのカレンダーでご確認ください
■料⾦:無料
■アクセス:
 [車の場合]
◎圏央道「入間IC」から約4km(約10分)、「青梅IC」から約5km(約15分)
[電車の場合]
◎西武池袋線「入間市駅」からタクシー(約20分)
◎JR八高線「箱根ケ崎駅」からタクシー(約15分)
■駐⾞場:あり
■トイレ:あり
■⾷事:なし
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※以上情報は変更がある場合がありますので、詳しくは公式HP等でご確認ください。

いざ、念願の【中村屋 中華まんミュージアム】に行ってみた!

“行ってみたい工場見学”のランキングでたびたび上位にランクインしているのを見かけ、ずっと行きたいと思っていた【中村屋 中華まんミュージアム】。指折り数えながら迎えた見学当日、親子でワクワクしながら現地へ向かいました。

エントランスに足を踏み入れると……

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そこにあったのは大小の可愛らしい中華まんのオブジェ。絵本の中のような世界観に、一気に引き込まれます。小さいほうのオブジェはスツールになっていて、座ってゆったりくつろげます。

大きいほうのオブジェの裏側には、思わぬサプライズが仕掛けてあって息子もニッコリ。

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なんとオブジェの中に入って、中華まんの“具”になった気分で撮影できるんです。この日黒い服を着用していた息子は、「僕はあんこかな?」と言いながら、あんまんの“あん”になりきって楽しんでいましたよ。

壁面には、中村屋がこれまで実際に発売した中華まんの一部を紹介するコーナーも。

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定番の「お肉の中華まん」から、チンジャオロースやふかひれなど珍しい具材の「バラエティまん」、おやつにおすすめの「スイーツまん」をはじめ、6つのカテゴリー別に今まで100種類以上発売してきた中の50品目が紹介されています。もはや中村屋の技術なら、どんな料理でも中華まんにできちゃうのでは!?

息子に「この中でどれが食べてみたい?」と聞くと……

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「僕はこれかなぁ?」と言いながら、“大人のカレーまん”を指さす息子。「おっ、“中村屋=カレー”というのを知っての発言⁉︎ お目が高い!」と思ったら、ただ好みだっただけのようでした(笑)。

でも確かに中村屋の看板商品「カレー」×「中華まん」のコラボなら、味は格別なはず! 見学ツアー開始前から、「あー、早く食べたい!」と溢れ出る中華まん欲求を抑えるのに必死な筆者と息子でした。

こんなに手間が!? 工場見学ではおいしさにかける並々ならぬこだわりを発見

見学ツアーは、第1のゾーン「シアター」での映像視聴からスタート。ここから先は、撮影不可なので公式画像とともにお届けします。

映像には、アンパンマンの作者やなせたかし先生がデザインを手掛けた中村屋の中華まんのキャラクター「ニック&アン」が登場。

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写真提供/中村屋

中村屋について楽しく教えてくれます。

また映像では、中華まんの歴史についても学べます。中村屋が中華まんを発売したきっかけは、創業者の相馬愛蔵・黒光夫妻が、中国に旅行した際に食べた「包子(パオズ)」。油っこい味の包子を、あっさりとした日本人好みの味に仕立て直して発売したところ大ヒットしたそうです。日本で中華まんを広めたのは、中村屋だったというわけです。まったく知らなかった~!

映像を見終えるとガイドさんに続き、第2のゾーンとなる工場の見学通路に潜入。

見学通路から実際に中華まんがつくられる製造ラインを見学しながら、おいしさのヒミツを探ります。

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写真提供/中村屋

重要なポイントは、映像も交えながら解説してくれるので、とっても分かりやすいんです。

製造工程でまず驚いたのは、生地へのこだわりです。生地の材料には、中村屋オリジナルブレンドの小麦粉に加え、“自社酵母”を使っているそう。おいしい生地をつくるには、良質な小麦粉と酵母が欠かせないからだそうです。さらに材料を混ぜ合わせたあとの生地をしばらく寝かせて長時間発酵させる独自の製法で、中村屋ならではのふんわりとした口どけのよい生地ができあがるそうですよ。

出来上がった生地に具を包む工程にも、おいしさのヒミツが隠されていました。生地のふわふわ感を損なわないように、“職人の手包み”を機械で再現し、生地をやさしく扱っているんですって。わぁ~、これはまさに中村屋のヒミツ兵器!

さらに驚いたのは、最終工程です。もう一度発酵させた後に蒸し上げるのですが、なんとこの「発酵+蒸す」工程だけで約1時間。中華まんといえば“蒸しパン”のように手軽につくれるかと勝手に思い込んでいたので、想像以上に手間ひまかけた丁寧な作業にビックリでした。

中村屋の中華まんが長く愛されるヒミツは、素材選びから蒸し上がりまで、このようにおいしさへの並々ならぬこだわりが詰まっているからなのでしょうね。

ちなみにここ武蔵工場は、コンビニエンスストア向け肉まん2種を製造する“肉まん専用工場”。1日に、最大約40万個もつくっているそうですよ。

さぁー、お待ちかねの時間! セイロで蒸したての肉まんを試食

製造ラインの見学を終えると第3のゾーン「キッチン」へ移動し、いよいよ待望の試食タイムとなります。

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セイロで蒸し上がったばかりの肉まんが配られ、「そう、この時を待っていた!」と言わんばかりに満面の笑みを浮かべる息子。
肉まんを手に持って「あちっ、あちっ!」と言いながらも、豪快にガブリっ!

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筆者も息子に続けてかぶりつきます。
しっとりふわふわの生地は、驚くほど軽~い口どけ♪

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そこにジューシーな豚肉の旨味が染み込んでいてたまりません! 食感が残るようにカットされた玉ねぎ、シイタケ、タケノコなどの具材がゴロゴロ入っていて、食べ応えも抜群です。息子も「旨い、旨い」と連呼しながら、あっという間に完食!(笑)。想像以上に幸せな試食タイムでした。

締めくくりは、体験型ゲームやお土産選びなど楽しみ方いろいろ

試食が終わると、見学ツアー終了時刻まで第4のゾーン「おいしさゾーン」を自由に楽しむことができます。

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写真提供/中村屋

タッチパネルに触れて、“具”を包む速さや、中華まんの具材のパズルを完成させる速さを競い合うゲームがあり、親子で楽しむことができますよ。

また、自分で考案したオリジナル中華まんの絵をスキャンし……

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大きなモニターに投影させるコンテンツも!

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「わぁー、僕のが出たぁ!」と息子も夢中になって楽しんでいましたよ。

この自由時間にのみ、エントランスに出現するお土産ショップも必見! ほかでは手に入らないレアグッズもいっぱいなので、ぜひチェックしてみてくださいね。

これにて90分の見学ツアーは終了。お腹も心も満たされる素敵な時間が過ごせ、大満足で帰途についた筆者と息子でした。

まとめ

なぜ【中村屋 中華まんミュージアム】は人気なのか? 今回取材をしてみて、その理由が分かったような気がします。

やはりいちばんの魅力は、工場で製造された蒸したての肉まんが食べられること。

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工場でおいしさを追求するための並々ならぬこだわりを目の当たりにし、その直後に試食するから、シンプルそうで実は奥深い肉まんをしっかり味わえて、贅沢な気分になれるんです!!

そのほか見学ツアー参加者にはお土産がもらえ、中華まんがもっと好きになるエントランスやおいしさゾーンなど見どころがいっぱい。アミューズメントパークで遊ぶときのようなワクワクした気持ちで楽しめるのも大きな魅力ですよ。

人気があってなかなか予約を取りづらい【中村屋 中華まんミュージアム】ですが、挑戦しないで諦めちゃうのはもったいない! ぜひ予約にチャレンジしてみてください。

(文・撮影:あゆーや/アソンデミエータ)

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