「地方でマイホーム」を持つメリットは？　3位「周囲を気にしなくていい」2位「物件価格が安い」…1位は“都心では望めない”こと

　不動産情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営しているAlbaLink（東京都江東区）が、「地方でマイホームを持つメリット・デメリット」についての調査を実施。その結果をランキング形式で公開しています。今回は「メリット」を紹介します。

　調査は2025年5月27日から6月10日、地方でマイホームを持った人を対象にインターネットで実施されました。計420人（女性276人／男性144人）から有効回答を得ています。

2位は「地方物件の大きな魅力」

　3位は「周囲を気にしなくていい」（17.4％）でした。隣の家との間隔が広く、プライベート空間を確保しやすいため、他人の目や音に対する気遣いが少なくなることが、メリットとして挙げられています。回答者からは「家と家の間隔があるので、家の中で夜中まで騒いでも壁ドンされない」（20代女性）、「隣の家との間隔が広く、庭があったとしても隣の家からのぞけるような近さにはないので、プライベートが守られやすいところはよかったです」（30代女性）、「バーベキューしても近隣まである程度距離があるので、迷惑になりません」（50代以上男性）といった声が寄せられたとのことです。

　2位には「物件価格が安い」（38.6％）がランクイン。コストパフォーマンスの高さが、地方物件の大きな魅力のようで、「住宅価格が都市部に比べて圧倒的に安く、同じ金額で広い家を建てられるのは大きなメリットです」（20代女性）、「土地の値段が安いため、理想の間取りをかなえやすい」（30代男性）、「交通の便は悪いけれど、比較的きれいで環境のよい広いお家を、安価で購入できてよかった」（40代女性）といったコメントがあったということです。

　そして、1位は「敷地が広い」（44.0％）でした。土地が広いと建物も広くできるので、都心では望めない平屋を建てられたという人も。回答では「土地が広く、駐車場に困らない」（30代女性）、「土地が広く、のびのびと暮らせる」（40代男性）、「敷地に余裕があるので、ガーデニングや菜園菜園が楽しめます」（50代以上男性）などの回答が集まったとのことです。

　調査結果を受け、同社は「地方では一般的に都市部より地価が安いので、広い土地を確保しやすくなり、『安くても広い』『広いのに安い』というメリットを享受できます。また、敷地や室内が広いと、隣の建物との距離が遠くなって周囲を気にしなくなったり、子どもがのびのび過ごせて子育てに向いていると感じやすくなったりします」とコメントしています。

オトナンサー編集部

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