「パパ、ちょっとクサいかも…」7割が感じた“お父さんのニオイ問題”！娘たちの本音と期待するケアとは？

青組はこのほど、20〜40代の女性を対象に「娘の本音 × ニオイケア」に関する調査を実施しました。

ニオイが気になったきっかけ・印象・伝えにくさの本音とは？

6月15日は「父の日」。

日ごろは伝えきれない感謝の気持ちを、どうやって届けるか、そんな思いが高まるこの季節。そんな中、実は多くの人が気になっているのが「お父さんのニオイ」です。

会話中や食卓、車の中など、日常のふとした瞬間に感じる体臭や髪のニオイに、戸惑いや気まずさを覚えた経験のある人は、決して珍しくありません。

では実際に、どんなニオイが、どのような場面で気になっているのか。そして、ニオイに対してどのような印象を持ち、どのような対処を望んでいるのか。

こうした“リアルな本音”を明らかにするために実施された今回の調査。どんな実態がわかったのでしょうか。

7割以上の女性が「お父さんのニオイが気になったことがある」と回答

まずはじめに「お父さんの体臭や髪のニオイが気になった経験」について尋ねたところ、7割以上が「よくある（32.3%）」または「たまにある（39.9％）」と回答しました。

では、具体的にどのようなシチュエーションでお父さんのニオイが気になると感じたのでしょうか。

「どのようなときにお父さんのニオイが気になったか」について尋ねたところ、「会話中に近づいたとき（48.0％）」が最も多く、次いで「洗濯前の服や枕のニオイで（42.5％）」「車・密室に一緒にいたとき（38.2％）」と続きました。

ニオイに対する意識が「距離の近さ」や「密閉された空間」で特に高まる傾向があることがうかがえます。また、日常的に接する機会の多い家族だからこそ、些細な変化や違和感に敏感になるのかもしれません。

では、お父さんのどのようなニオイが特に気になっているのでしょうか。

「気になったニオイの種類」について尋ねたところ、「加齢臭のようなにおい（71.0％）」が突出して多く、次いで「頭の脂っぽいニオイ（37.5％）」「枕についた汗臭（29.0％）」と続きました。

身体の皮脂や汗に関連したニオイが上位を占めていることがわかります。特に加齢臭は、本人には自覚しにくいこともあり、他の家族にはより強く印象に残りやすいニオイであると考えられます。

ではお父さんのニオイを感じた際、娘たちはどのような感情を抱いているのでしょうか。

「お父さんのニオイが気になったときの気持ち」について尋ねたところ、「気にはなったけど仕方ない（43.0％）」「そっと距離を取ってしまった（37.4％）」「清潔感がないと思った（25.9％）」と続きました。

ニオイに対して一定の理解を示す一方で、不快感や抵抗感も少なからず存在しており、感情面・行動面の両面で複雑な反応がうかがえます。

また、「特に何も思わなかった（5.5％）」は少数であり、多くの女性にとってお父さんのニオイは「見過ごせないが、言いづらい」ことになっているようです。

半数以上が「伝えたことがない」、理由は「気まずさ」と「傷つけたくない」

では、実際に気になるニオイについてお父さんに伝えたことがある人は、どの程度いるのでしょうか。

「そのニオイについて、お父さん本人に伝えたことはありますか？」と尋ねたところ「伝えたことはない（43.6％）」が最も多く、「冗談ぽく伝えた（21.7％）」「はっきり伝えた（20.4％）」となりました。

4割以上が気になるニオイについて伝えたことがないことがわかりました。冗談ぽくやんわりと伝えたり、はっきり言うケースも一定数あるものの、家族間でも慎重な対応が求められている様子がうかがえます。

また、「伝えにくい理由」としては「気まずくなるから（34.2％）」が最も多く、「傷つきそうで言えない（27.3％）」「かわいそうで言えない（22.3％）」が上位を占める結果となりました。

「気まずさ」や「相手を傷つけてしまう不安」から、たとえ気になってもあえて口にしない選択をしているようです。

家族という近しい関係であっても、ニオイに関する話題は繊細で、コミュニケーションにおける難しさが垣間見えます。

ケアしているお父さんには好印象。「清潔感がある」「配慮できる人」との評価

では、娘たちはお父さんにどのようなケアを望んでいるのでしょうか。

「お父さんにしてほしいニオイ対策」について尋ねたところ、「自分ではなかなか気づけない場所もケアしてほしい（25.3％）」が最多となりました。次いで「頭や髪のケアアイテムを使う（24.7％）」「香水ではなく無臭のケアアイテムを使う（17.9％）」が続きました。

全ての人が積極的な対策を求めているわけではない一方で、一定数は「気づきにくい部分の配慮」や「適切なアイテムの使用」といった実践的なアクションを望んでいることがうかがえます。

一方、実際にニオイケアを行っているお父さんに対しては、どのような印象を持っているのかを尋ねたところ、「清潔感がある（47.8％）」「周りに配慮できる人だと思う（41.7％）」「好感度が上がる（25.1％）」など、肯定的な評価が多く見られました。

ニオイに対するケアそのものに対しては賛否が分かれるものの、実際に対策をしているお父さんに対しては、肯定的な評価が多く寄せられていることがわかります。

清潔感や気配りが伝わることで、単なる不快感の軽減にとどまらず、お父さんとしての印象や家族との関係性にも良い影響を及ぼす可能性があると考えられます。

最後に、実際の行動として、父の日にニオイケア商品を贈った経験を尋ねると、約9割が「ない（87.3％）」と回答しました。

「もしニオイケア商品を贈るとしたら、どのようなものを選びたいか」という質問に対しては、「全身に使える消臭ミスト（28.0％）」「洋服や枕に使える消臭スプレー（27.3％）」「頭皮用の消臭アイテム（22.1％）」といった具体的なアイテムが挙げられており、一定の需要は存在していることがわかりました。

まとめ

父の日は“ニオイケア”で関係を深めるチャンスに！　娘の本音が示すケアの価値が明らかに
今回の調査から、7割以上の人が日常生活の中でお父さんのニオイを意識しており、特に「加齢臭」や「頭皮の脂っぽさ」、「枕についた汗臭」など、皮脂や汗に関連するニオイが気になる対象となっていることが明らかになりました。

そうしたニオイは、会話中や密閉空間での接触時など、距離の近い場面で特に意識されやすく、家族という近しい関係性ならではの気づきがあるようです。

一方で、気になっていてもそのことをお父さん本人に伝えるのは簡単ではなく、4割以上が「伝えたことはない」と回答しました。

理由としては「気まずくなる」「傷つけたくない」といったことが上位に挙げられ、家族であっても、ニオイに関する話題は繊細で、コミュニケーションのあり方に悩む様子がうかがえます。

ただし、ニオイ対策をしているお父さんに対しては「清潔感がある」「周囲に配慮できる人」といった肯定的な評価が多く寄せられており、こうしたケアは単に不快感を抑えるだけでなく、人物としての印象や家族との関係性にも良い影響を与える可能性があると考えられます。

実際にニオイケア商品を父の日に贈った経験がある人は少ないものの、「もし贈るとしたら」という問いには身体に使える「消臭ミスト」「消臭スプレー」などのアイテムが挙げられており、ニオイケアに対する関心や潜在的なニーズは確かに存在しているようです。

今後は、こうした気遣いやケアを自然な形で共有できるきっかけづくりが、家族の関係性をより良くする助けになるかもしれませんね。

調査概要

「娘の本音 × ニオイケア」に関する調査
【調査期間】2025年4月7日（月）〜4月9日（水）
【調査方法】PRIZMA（ https://www.prizma-link.com/press ）によるインターネット調査
【調査人数】1,004名
【調査対象】調査回答時に父親と同居している20〜40代女性であると回答したモニター
【調査元】青組（ https://aogumi.co.jp/ ）
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

青組
https://aogumi.co.jp/

（マイナビ子育て編集部）

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