異形の超巨大船 ついに“歴史的偉業”達成!水深6000mから「吸い上げた泥」に日本の命運が…!?
- 乗りものニュース |

ついにレアアース泥を回収
JAMSTEC(国立研究開発法人海洋研究開発機構)は2026年2月2日、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島沖において、レアアース泥を船上に揚泥し、継続して回収作業を実施していることを発表しました。
清水港に停泊するJAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」(乗りものニュース編集部撮影)。
「ちきゅう」は、海底下を掘削して地層を採取し、地震の発生メカニズムなど、様々な分析や研究を行うために建造された船です。最大で水深2500m、海底下7000mまで掘削可能。大きさは全長210m、幅38m、総トン数は5万7000トン強もあります。
外観の最大の特徴は、船体中央にそびえたつ巨大な「デリック(掘削やぐら)」。これは海底下の掘削ポイントにドリルパイプを降ろすために設けられた設備で、その高さは船底から130mにも達し、30階建ての超高層ビルと同じです。このため、入港可能な港は限られており、静岡県の清水港を母港としています。
「ちきゅう」は、日本最東端の島である南鳥島(東京都小笠原村)周辺海域における国産レアアースの採掘に向け、水深6000mの海域でレアアース泥採鉱システム接続試験を実施するべく、1月12日に清水港を出港。1月17日には現場海域に到着し、1月30日より最初のレアアース泥回収作業を開始していました。現在、継続して回収作業を実施しており、JAMSTECの発表によると2月2日中に作業が終了する予定とのことです。
なお、清水港への帰港は2月15日(日)になる見込みです。
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