伝説の「10円高速」って!? 「100円高速」「50円高速」いや“タダ”も…? いろいろ特殊な「橋の区間」
- 乗りものニュース |
かつて高速道路を、たった「10円」で利用できる区間が存在しました。ネットワークの進展に伴い不可になりましたが、なぜそのようなことが可能だったのでしょうか。
「原付で高速道路に進入!?」が合法的にできた区間
滋賀・京都・大阪で建設が進む新名神高速。そのなかで1区間だけ、2017年に開通したのが、京都府内の「城陽JCT/IC-八幡京田辺JCT/IC」間です。それから7年以上が経ち、城陽JCTにはすでに新名神の本線(大津方面)の橋桁も接続するなど、大きく変化しています。
京奈和道・新名神どちらにも行ける城陽IC付近。正面は新名神の橋桁(乗りものニュース編集部撮影)。
この1区間は、城陽JCTから奈良方面へ延びる京奈和道と、八幡JCTが接続する第二京阪道路をつなぐために開通しましたが、このとき京奈和道では、地元で知られていた「ある通行方法」が不可になりました。
それは、「原付で高速道路の本線を走り、木津川を渡る」というもの。しかもその通行料金はたったの「10円」でした。
京奈和道の城陽IC-田辺西IC間は1988年に開通。このうち、「新木津川橋」を渡る城陽IC-田辺北ICの1区間1.6kmだけは、近くに木津川の橋がないことから、自動車専用道の指定をせずに原付の本線走行を可能にしていたのです。
しかし新名神(城陽JCT)が開通するにあたり、安全性を高めるため、この区間も自動車専用道に指定されます。これに伴い城陽側のIC出入口を移設のうえ、新木津川橋の自転車・歩行者用の側道を拡張し、原付の専用通行帯が設けられました。
こうして原付の本線通行はできなくなりましたが、橋を渡ること自体は引き続き可能に。現在も側道に設置された料金箱で「10円」(原付および自転車)を徴収する形をとっています。
「100円橋」は現在も継続 「50円橋」「0円橋」も!?
この新木津川橋(城陽ー田辺北)だけの利用は、普通車も100円という料金が設定されており、新名神開通後も続いています。このため地元では「100円橋」とも呼ばれています。
もっとも「100円橋」などと呼ばれる道路・区間は、大阪の鳥飼仁和寺大橋有料道路など、他にも存在します。京奈和道のように広域なネットワークの一部でありながら、その橋を渡れる・渡れないは地域の利便性に大きくかかわるため、区間利用が考慮されたケースが少なくありません。
たとえば首都圏の第三京浜は、多摩川を渡る玉川IC-京浜川崎ICだけの利用なら、普通車で50円です。京葉道路の江戸川を渡る篠崎IC-京葉市川IC間に至っては、料金徴収が行われていません。
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