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肌のシミ「タイプは主に4つ」 正しい予防&治療法を皮膚科専門医に聞いた

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シミの正しい予防&治療法とは?
シミの正しい予防&治療法とは?

 加齢とともに増え、老けた印象を強くしてしまう肌のシミ。実はシミにはいくつかの種類があり、原因や対処法も異なります。そこで、皮膚科専門医の慶田朋子さんに、シミの原因や予防法、治療法などについて聞きました。正しい知識を身につけて“シミ対策”を行いましょう。

精神的ストレスや生活習慣の乱れも原因

Q. シミができる原因を教えてください。

慶田さん「シミができるのは、さまざまな要因によって、表皮の基底層にあるメラノサイトが刺激され、メラニン色素が過剰に作られて表皮内に蓄積してしまうことが原因です。シミには主に、老人性色素斑、肝斑、そばかす、炎症後色素沈着の4つがあり、それぞれ要因は異なります。

老人性色素斑は日光性色素斑ともいい、その最も大きな要因は紫外線です。紫外線を浴びるとメラニン色素が過剰に作られ、その長年の蓄積により加齢とともに色が濃くなります。輪郭がはっきりとしているのが、老人性色素斑の特徴です。

肝斑は、30~40代の女性に発症することが多いシミで、頬骨のあたりや額、口のまわりなどに左右対称に現れます。目のまわりにはできないのが特徴です。主に女性ホルモンの乱れや摩擦による刺激が関わっているといわれています。

そばかすは遺伝で、幼児期に発症し、日焼けによって濃くなります。また炎症後色素沈着は、ニキビや肌荒れ、乾燥などで炎症を起こした部分にメラニンが増え、シミのように見えてしまうケースです。

その他、精神的ストレスや生活習慣の乱れも、活性酸素を発生させてメラノサイトを刺激してしまうので注意が必要です。また、加齢や間違ったスキンケアによって肌のターンオーバーが乱れると、メラニンの排出が滞ってシミにつながります」

Q. 日常生活でできるシミの予防法を教えてください。

慶田さん「まず必須なのが、紫外線予防です。朝は外出の有無にかかわらず、スキンケアの最後には必ず日焼け止めを塗りましょう。また、肌に炎症が起こるとシミにつながるので、肌荒れや摩擦、乾燥を避けることも大切です。朝晩だけでなく日中も保湿を徹底し、マスクなど摩擦につながるものは最低限にしましょう。

さらに、ストレスケアや食事・生活習慣の見直しも、シミ予防につながります。とくに食事は、抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れるのがおすすめです。ブライトニング効果のある化粧品も、シミ予防として取り入れるのはよいと思います」

Q. できてしまったシミには、どんな治療法がありますか?

慶田さん「化粧品でも、肝斑と炎症後色素沈着によるくすみは改善できます。しかし、残念ながら老人性色素斑とそばかすには効果がありません。

そのような化粧品ではとれないシミには、レーザー治療が必要になります。シミの種類によって治療法が異なるため、医師による適切な診断が大切です。専門性の高い医師がいて、シミの種類ごとに対応できる複数のレーザー機器を扱っている医療機関を受診してください。

薄いシミが多発・散在している場合や肝斑がある場合、ニキビや赤ら顔も気になる場合は、光治療(IPL照射)もおすすめです。また肝斑には、トラネキサム酸の内服&外用も効果があります」

 シミは放置すると濃くなり、改善が難しくなることもあります。正しい知識をもとに、スキンケアと生活習慣を見直してみてください。

オトナンサー編集部

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