「緑茶で血糖値下がる」は本当? 糖尿病専門医が明かす、効果を最大化するタイミング&注意点とは
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緑茶を飲むと血糖値が下がる?
2026年5月2日は「緑茶の日」です。食事のときやおやつを食べるときに緑茶を飲む人は多いと思います。ネット上では「緑茶を飲むと血糖値が下がる」という内容の情報がありますが、この情報は本当に正しいのでしょうか。緑茶を飲むのに適したタイミングや、緑茶と一緒に摂取するのを避けた方がよい食べ物も含め、eatLIFEクリニック(横浜市旭区)院長で内科医・糖尿病専門医の市原由美江さんが解説します。
血糖値を気にするなら「食前」がベスト
ネット上にある「緑茶には血糖値の上昇を抑える働きがある」という情報は事実です。最近では、緑茶を飲むと糖尿病の発症リスクが下がるという報告や、空腹時血糖値が下がるという報告が上がっています。
これらの原因として、緑茶に含まれる「カテキン」が糖の吸収を抑制する効果を持つため、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることのほか、カテキンの抗酸化作用や抗炎症作用が腸の炎症を改善し、腸内環境が整うことで、インスリンの効き目が良くなることが考えられます。もし血糖値の上昇を抑えたい場合、緑茶を食事の直前に飲むのがお勧めです。
緑茶に限らず、水分を多く摂取することで満腹感が出て食事量が減り、結果として血糖値が改善することはよくあります。そのため、食事中も小まめに緑茶を飲むのがよいと思います。緑茶以外で血糖値の上昇を抑える飲み物としてはウーロン茶や桑の葉茶、グアバ茶などがあります。
緑茶にはカフェインが含まれています。飲み過ぎると不眠や動悸(どうき)、頻尿の原因になることがあるため、注意しましょう。
また、緑茶に含まれるタンニンが、鉄分やカルシウムの吸収を阻害するため、レバーやホウレンソウといった鉄分が豊富な食べ物、カルシウムが豊富な牛乳やチーズなどの乳製品との相性が良くありません。鉄分やカルシウムをしっかり取りたい場合、緑茶を一緒に飲むのは避けた方がよいでしょう。
ただ、栄養素を一切吸収しなくなるわけではないため、過剰に心配する必要はありません。
オトナンサー編集部
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