解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』が女性活躍を業界横断で推進する「メンタリングサービス」のローンチを発表! 菜々緒さん、ヒコロヒーさんもエール
- マイナビウーマン |

8月28日、エスエス製薬株式会社の解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』は誰でも匿名・無料で利用できるオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」と、女性活躍を業界横断で推進する独自メンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」の提供を開始することを発表しました。
記者会見は3部に渡って行われ、解熱鎮痛薬ブランド『EVE(イブ)』が推進する「BeliEVE PROJECT」の説明や、女性社員の管理職登用やマネジメントに力を入れる他企業とのセッション、EVEのブランドアンバサダー・菜々緒さんと、お笑い芸人のヒコロヒーさんによる、キャリアトークセッションなどが行われました。
■「日本女性のロールモデル不足の解消」を掲げ、企業向け、消費者向けメンタリングサービスをローンチ
EVEとエスエス製薬の有志社員から立ち上がった女性活躍推進プロジェクト「BeliEVE PROJECT」では、主要先進国では最下位となっている日本のジェンダーギャップ指数の中でも、政治・経済における男女格差を課題とし、働く女性への調査を続けてきました。女性のキャリアに関する独自のアンケート調査の結果から分かったのは、日本の女性が“社会人10年目で自身のキャリアを諦めてしまう”という事実でした。
「結婚や出産で、物理的に時間が足りないと感じるようになる人が増えるのがキャリア10年目。子育てに関する制度も、仕事を休むことへの後ろめたさがあってうまく活用できない人も多いです。加えて、自分のお手本となるような同性のキャリア・ロールモデルがいないという、3つの壁が見えてきたんです」と話すのは、エスエス製薬株式会社のマーケティング統括本部長・元島陽子さん。
そんな日本の現状に対して、エスエス製薬ではすでに今年の4月に新人事制度を導入。政府のシッターサービスへの加盟、家事代行サービスの費用負担、育休取得者の所属チームメンバーに対する経済的支援、社内新米ママコミュニティ運営、独自プログラムによる社内メンタリング制度をスタートさせました。
今回発表されたオンラインメンタリングサービス「BeliEVE Mentoring Door」と、他企業にも展開する独自メンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」は、エスエス製薬の社内で実施されているメンタリングプログラムが元になっています。
また、太陽グラントソントンの調査『2025年版 世界31カ国の中堅企業の経営幹部における女性登用率』(※)からは「日本は海外と比べてメンタリングの普及が遅れている」ということも分かります。
そこで、BeliEVE PROJECTでは“全ての女性が自分のキャリアを前向きに考えられる日本”を実現するため、企業向け、一般消費者向けのメンタリングプログラムの提供をスタートしました。
一般消費者向けの「BeliEVE Mentoring Door」は、公式サイトから誰でも利用可能。企業向けのメンタリングプログラム「BeliEVE Mentoring Program」は、メンターへの研修を含む内容を無償で5社に提供するとのことで、この日は女性活躍推進に興味を持つ他業種の企業も会場に集まりました。
■日本全体の女性活躍推進のため他企業とのシェアリングを強める姿勢
第二部では、女性活躍を推進している企業と、業界を横断してのトークセッションも。株式会社東横インで人材開発部部長を務める新井小百合さん、損害保険ジャパン株式会社で執行役員CSuOを務める小坂佳世子さんが、元島さんと一緒にトークしました。
新井さんの所属する株式会社東横インは、女性管理職比率が96.6%で、東洋経済が発表している『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2025年版掲載データの女性管理職比率ランキングで1位となった企業。中途入社の社員が多い同社は研修プログラムが充実しており「新入社員の声を聞く、モチベーションを維持向上してもらう」ことを優先的に行っているのだそう。
小坂さんの所属する損害保険ジャパン株式会社では、メンター制度を取り入れて女性管理職の比率を徐々に伸ばしています。2003年に女性活躍の専門部署を日本の公的金融機関として初めて設置し、2014年には総合職・一般職という区分を撤廃し、社員の柔軟なキャリアアップを支援をスタート。自社独自のメンタリング制度を取り入れ、女性社員のロールモデル不足の改善に成功しています。
女性活躍推進に力を入れる二社ですが、女性のマインドセットを変えるためには「年代によって変わるそれぞれの悩みに寄り添うことが大切」と話します。またメンタリング制度を始めとする実例を社内で作っていくためには“経営層が変化していくことが大切”と話す元島さんを肯定しました。自社で行った事例を参照しながら、他企業が女性活躍推進を取り入れるためにどんな工夫をすべきかについても情報を交換しました。
さらに二社は「BeliEVE Mentoring Program」についても、マニュアル管理やメンターへの研修といった独自のプログラムや、エスエス製薬の女性活躍推進に力を入れる他企業とのシェアリングを強めていきたいという姿勢についても賛同。多業種混合のトークセッションは、各業界ですでに活躍する女性たちのエンパワーメントを感じられる場となりました。
■菜々緒・ヒコロヒーも働く女性の悩みに回答! 相談にのる時のコツや他人と比較しないマインドをシェア
第3部では、EVEのブランドアンバサダーである女優の菜々緒さんと「BeliEVE Mentoring Door」でメンターを務めるお笑い芸人のヒコロヒーさんが登壇しました。女性の悩み相談に乗ることも多いという二人ですが、相談にのる時に気をつけていることもあるのだとか。
菜々緒さんは「相談時点で自分の中でやりたい事が決まっている人も多いですよね。相手の気持ちには寄り添いつつ、“私”を主語に自分の実体験をもとに話すようにしている」と回答。またヒコロヒーさんは「こうしたほうがいい、など相手をコントロールするような発言はしないように心がけています。あとは、お酒を飲んで楽しくなってもらいます」と回答しました。
トーク中盤では菜々緒さんが「BeliEVE Mentoring Door」のWEBページ内で、メンタリングに必要なアンケートに模範回答をしました。お悩みの回答後には、個別のメッセージとともにBeliEVE Mentorからの応援動画が届くということで、メンターを務めているヒコロヒーさんのアドバイス動画も一部公開されました。
事前募集された女性のキャリアに関する悩みに対して、二人がフリップで回答するコーナーでは、ポジティブに働く二人らしい名回答が連発。“忙しすぎて、息抜きができていません”という相談に対しては、ヒコロヒーさんが「息抜きも仕事です。この息抜きの時間も仕事やねんから楽しもうと、開き直ってみてほしい」と回答。菜々緒さんも「日本人は頑張り屋さんで、一人で抱え込んじゃう人も多い。お休みは次の仕事の活力としてすごく大切です」と賛同しました。
また“同僚がどんどん昇進していて、焦ります”という悩みには、二人とも周囲と比較しすぎないことの大切さを話しました。30代を迎えて、体力的にやりたくてもできない仕事も増えたという菜々緒さん。「価値観も才能もポテンシャルも、人それぞれ違う」とし、人と比べないことの大切さを語りました。
またヒコロヒーさんも「自分がやっていることに集中していればいいと思っています。自分が昇進したいなら、自分で頑張るだけなので、比べても意味がない」と、自分らしく働くコツを回答。
締めくくりとしてアンバサダー・メンターとしての抱負を聞かれた二人。「より多くの女性がキャリアを信じ、自分らしく頑張れるようになったらうれしい」と菜々緒さん、「普段頑張っている人にこそ、このプログラムに頼ってみてほしい」とヒコロヒーさん。最後は元島さんや、2部でトークした新井さん、小坂さんが「BeliEVEカラー」の衣装に身を包んだ二人を囲んで笑顔を向け、会場は温かい拍手に包まれました。
(取材・文:ミクニシオリ)
※ 出展:太陽グラントソントン.”2025年版 世界31カ国の中堅企業の経営幹部における女性登用率”. Grant Thornton Japan.2025-03, https://www.grantthornton.jp/insight/research/20250306/(参照2025-8-20)
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