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ある対策をするだけで家計に270万円もの差が…! 関根麻里さん「こんなに影響が出るだなんて知らなかった」

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  • マイナビウーマン
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東京都は8月27日、都内で「賃貸住宅断熱プロジェクト」を開催しました。「夏は暑く、冬は寒い」とされる日本の過酷な住宅事情を打破するべく、キャイ~ンの天野ひろゆきさん&関根麻里さんと一緒に、最新の住宅断熱事情を学ぶこのイベントの様子をレポートします。

東京都が推し進める、賃貸住宅オーナー向けの住宅断熱支援とは?

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軽快な“大家さん”トークを繰り広げる天野さん(向かって左)と、ママ目線で語ってくれた関根さん(同右)

東京都は、都内CO2排出量の約3割を占める「家庭部門」からの排出削減に向け、賃貸住宅の断熱・再エネ利用を強力に推進しています。なぜ賃貸住宅?と思われるかもしれませんが、実は都内の住戸の約半数が賃貸住宅だから。

そこで今回の都主催「断熱改修ブーストアップ!イベント」では、実は賃貸住宅オーナーとして25年以上のキャリアを持つ、キャイ~ンの天野ひろゆきさんが登壇。一方、関根麻里さんは2人のお子さんを育てるママの代表として、家の中での断熱の工夫について話してくれました。

熱中症の約4割が“家の中”で起こっている!

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住宅断熱情報スライドの一部(複層ガラス・アルミフレームの窓の家の場合)

イベントではまずMCによる、最新の住宅断熱情報のスライド解説が行われました。それによると、複層ガラス・アルミフレームの窓の家の場合、家の中に熱が出入りするのは「窓」からが大半で、冬は50%、夏はなんと74%もの熱が窓を通じて行き来しているそう。
関根麻里さんは「カーテンは遮光性も断熱性も一番高いものにしている」とのことで、快適な室温を保つための工夫はばっちりです! 

ちなみに、全国各地で発生している熱中症の約4割が“家の中”で起こっているという衝撃のデータもあり、小さい子を持つパパママは本当に心配ですよね。

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(資料)「世代別熱中症の発生場所」より

実際にグラフにしてみると、「0~6歳」の子どもは熱中症になった場所が「住宅」である場合が、男女ともに2番目に多いという結果に。しかもその数は1位の「屋外」とそんなに変わりません。
熱中症といえば炎天下の公園やお散歩中など「屋外」ばかりを心配してしまいますが、屋外とほぼ変わらないくらいの危険が家の中にも潜んでいると思うと、ぞっとします……。

断熱の等級によって、世帯当たり医療費は「270万円」の差がつくことも!?

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続いて慶應義塾大学名誉教授であり、一般財団法人住宅・建築SDGs推進センター理事長の伊香賀俊治先生、新百合ヶ丘総合病院救急センター センター長の伊藤敏孝氏(VTR出演)を交えて、クイズ形式でトークが進みます。
ゲストのお2人が特に食いついていたのが「住宅断熱の等級によって医療費に200万円以上差が出る?」という設問。天野さんは×、関根さんは○と答えましたが、正解は○。その額は世帯当たり30年間で約270万円とのことで、驚きです!
こんなに差がつくのなら、断熱リフォームにかかる工事費用もそう高くはないと思えてしまいます。

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さらに断熱のグレードを上げるごとに、気管支喘息やせき、アトピー皮膚炎などの改善率が大幅にアップすることもデータで分かっているそう。特に子どもに多いこれらの疾患が家の断熱によって緩和されるのであれば、親としてはとてもありがたいですよね。

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断熱が不十分な住まいで暮らすことで、慢性的にせきが出たり、汗で肌がかゆかったり……さらには「また今月もエアコン代が高かった」と余計なストレスまで抱えてしまい、本当に健康に良くないことばかり。今の室内気温に不満がある方は、ぜひ断熱リフォームを検討してみもいいのかもしれません。

イベント内では、ほかにも「東京のリビングの冬の平均室温は北海道より低い(北海道は約20℃、東京都は約17℃)」や、「アメリカやヨーロッパに比べて、日本の住宅の断熱基準はかなりゆるい」など、これまで知らなかった知識が次々に明らかに。
大勢の家族が暮らしているにもかかわらず、実は東京って住みにくい街だった……!?

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写真中央は住宅断熱について色々教えてくださった伊香賀先生

最後のインタビューでは、天野さんは「こんなにガッツリ大家として仕事をするとは思いませんでした」とボケつつ、賃貸住宅オーナーの顔で「東京都がしっかり断熱支援をしてくれていることがわかりました。ぜひ大家仲間にも知らせたい」。
関根さんは「断熱がこんなに健康面に影響するとは知りませんでした。(先日72歳の誕生日を迎えた父・関根勤さんを含めた)家族もいるので、よりいっそう断熱や省エネ対策を意識していきたい」と語ってくれました。

近年は9月になっても暑さが衰えず、かと思えば秋を飛び越える勢いで一気に寒さがやってくるなど気候に気が抜けません。私たちも本気で「家の断熱」を考えないといけない時期に来ているのかもしれませんね。

東京都賃貸住宅断熱・再エネ×コンシェルジュ事業
https://concierge.metro.tokyo.lg.jp/

(取材・文/マイナビ子育て編集部)

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