秋の味覚「柿」食べ過ぎると“危険な病気”に…摂取時の注意点&組み合わせNGの食べ物とは?【管理栄養士が解説】
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秋は「実りの秋」と呼ばれており、柿やサツマイモなど、さまざまな果物や野菜が旬を迎えています。スーパーでこれらの食べ物を見掛ける人は多いと思います。ところで、「柿が赤くなると医者が青くなる」といわれることがありますが、柿は医者が青ざめるほど栄養豊富な果物なのでしょうか。柿を食べ過ぎた場合、体にどのような影響を及ぼす可能性があるのでしょうか。柿に含まれている栄養素や柿と一緒に食べるのを控えた方がよい食べ物などについて、管理栄養士の桜井このさんに聞きました。
タンニンの一種「シブオール」に注意
Q.まず、柿に多く含まれている栄養素について、教えてください。
桜井さん「柿に多く含まれている栄養素は、カリウムやベータカロテン、ビタミンC、食物繊維、タンニンなどです。タンニンは茶葉などにも含まれるポリフェノールの一種で、苦みの要因にもなる栄養素ですが、甘柿にもタンニンは多く含まれています。抗酸化作用やアルコールの分解を早めてくれるなどの効果が期待できますよ」
Q.1日における柿の摂取量目安について、教えてください。食べ過ぎてしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか。
桜井さん「大きさにもよりますが、1個程度が目安だと思います。2個だと食べ過ぎになってしまうかもしれません。食べ過ぎによるリスクとしては、柿の渋みの要因となる『シブオール』というタンニンの一種によるものがあります。シブオールは摂取量が多くなり過ぎると、胃液と反応して腸閉塞(へいそく)や胃石などを引き起こす可能性があります。また、鉄分の吸収を抑制してしまうことも知られているため、貧血の症状がある人も気を付けましょう」
Q.柿と一緒に食べるのを避けた方がよい食材はありますか。
桜井さん「避けたいのは、鉄分が多く含まれているホウレンソウやレバーなどでしょうか。先ほども少し触れたように、せっかく鉄分が多く含まれている食べ物を取っても、効率よく栄養を取れなくなってしまうからです。また、どちらかというと体を冷やす作用がある柿は、カニやカキなどの魚介類の後に食べるとさらに体を冷やしてしまう恐れがあります。そういった意味で、体を温める効果のあるショウガなどを使った料理の後にデザートで柿を食べると、必要以上に体を冷やさずに済むので良いかもしれません」
オトナンサー編集部
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