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元「国王のための飛行機」のトイレがトンデモ内装過ぎた件…圧巻の全貌とは ベース機も珍しい…?

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  • 乗りものニュース
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一般的に王室や政府などの公的機関専用の専用機は、特別仕様の客室が導入されることが多いです。そのなかでも、かつての中東オマーン王室機は「トイレ」に大きな特徴を持っていました。

ベース機もなかなか珍しい…?

 王室や政府などの公的機関専用の専用機は、ジェット旅客機をベースに、航空会社向けの機体と異なる客室設計を導入するケースが多いです。こうした専用機は一般公開される機会は少ないですが、筆者は過去に、中東オマーンでかつてスルタン(国王)機として使われた機体の客室に入ったことがあります。そのなかでも印象的だったのは広々としたトイレでした。

Large figure1 gallery2元オマーン王室機(島田 駿撮影)。

 オマーン王室機のベースモデルとなったのは、英国のビッカース・アームストロング(現BAEシステムズ)社が開発し1962年に初飛行したジェット旅客機「VC-10」です。1960年代に開発された機体らしくエンジンを機体後部に付け尾翼をT字形にしたデザインにより、主翼の横幅いっぱいにフラップなどの高揚力装置を付けることができたために、優れた離着陸性能を発揮しました。

 一方でVC-10は商業的に成功したわけではなく、生産数自体は53機と少数にとどまりました。しかし、1964年10月に初飛行した1機は英国の航空会社を経て、1974年にオマーン政府に売却され、オマーン王立飛行隊によってスルタン(国王)用の機体「A40-AB」として1980年代中頃まで運用されました。

 この王室機の機内を見ると、客室はやはり一般的な旅客機とは全く異なり、格式が感じられます。とはいうものの、現代の視点から見れば、例えばエミレーツ航空の超大型機「エアバスA380」のファーストクラスのように、パーテーションで仕切られ大型液晶ディスプレイがあり高級アメニティも備え付けられた座席に比べれば、きらびやかで“光りもの”が多い内装とまでは言えません。

 客室の一部は随行員やスタッフ用の一般座席で占められ、王室用と言いつつも、あくまでも公的機関が公務で飛ばすことを考えた、実用的な客室を持った機体であることが分かります。

「飛行機らしからぬトイレ」その全貌とは

 しかし、客室窓に付けられたカーテンはいかにもレトロな雰囲気を表しつつ、機能優先でデザインされた一般の旅客機と異なり重厚感があり、座席自体もひじ掛けが太く、ゆったりとしています。

 そして、最も王室用らしさを放っていたのがトイレです。一般的な「旅客機のトイレ」と比べると、圧倒的に広いのです。

 オマーン王室機のVC-10内のトイレは、床面積が畳2枚分ほどあり広々としています。さらに、壁は胴体部分をうまく活かして上部が曲線を描き、腰壁が手の込んだつくりに。木目調も飛行機のトイレらしかぬデザインです。

 また、便座の蓋もクッションが設置されているほか、恐らく物入れを兼ねているのでしょう。隅に椅子も別に設けられています。トイレの広さをとっても王室用という特別機であることが分かります。

 ちなみに広いトイレといえば、日本では戦国武将の武田信玄の御閑所(トイレ)は京間六畳敷だったと伝えられ、信玄はそこで書面に目を通していたとも言われています。そこまでではありませんが、往年の「飛行機のトイレ」のなかでは異質のものだったといえるかもしれません。

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