「新東名みたい!」 進む「新名神の6車線化」開通18年で変貌中 拡がった区間は超走りやすい!
- 乗りものニュース |

「新東名みたい!」になった「新名神」
新名神高速の工事が難航しています。未開通の「大津-城陽」(滋賀-京都)、「八幡京田辺-高槻」(京都-大阪)について、2025年12月にどちらも開通の延期が発表されました。前者は少なくとも2028年以降、後者はトンネルの掘削が順調に進んだとしても「2027年度までの開通は困難」とされており、時期は不透明となっています。
新名神下り線の片側3車線化された区間(乗りものニュース編集部撮影)
その一方で、開通時期は示されていないものの、目に見えて進んでいるのが「既存区間の6車線化」です。
6車線化の対象は三重県の亀山西JCTから(城陽への未開通部がつながる)大津JCTまでの約41km。2019年から事業が始まりました。
この区間は2008年に開通しています。当時から、他の高速道路よりも十分広い印象でしたが、トンネルは片側3車線断面で作られたのに対し、橋や土工部は2車線+2車線でした。このため、橋を増設したり、擁壁を削ったりして6車線にする工事が進められており、2022年から2023年にかけて5区間で片側3車線運用に切り替わりました。
開通時に3車線断面のトンネルながら建設費削減を目的に2車線で使うため、わざわざ路肩などにラバーポールが立てられるなどしました。これが取り払われたトンネルは、まさに「新東名の6車線区間そっくり!」と思えるような走りやすさになっています。工事中のため、片側3車線から2車線になったり、3車線に増えたりと不規則な運用が続いているものの、三重県境付近から滋賀県側10.5kmについては6車線化が完了しています。なお、最高速度は100km/hのままです。
ちなみに、建設中の大津-城陽間、八幡京田辺-高槻とも、6車線化事業が建設中の段階から進められており、暫定4車線で開通したのち、6車線化する計画です。
6車線化は渋滞の解消、物流の効率化などのほか、たとえば開通から半世紀以上が経過している名神高速のリニューアル工事などに際し、迂回路となる新名神の断面車線数を確保する目的もあります。名神は4車線で1日約7万台、新名神も4車線で1日約5万台、合わせて8車線で約12万台が通行しています。名神が工事で1~2車線規制された場合にも、新名神で6車線が確保されていれば、従来通りの交通をさばきながらリニューアル工事が可能というわけです。
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