国内最多「10駅連結」の地下ダンジョンが誕生へ 東京駅周辺の地下通路網さらに巨大化!残る“最後のピース”とは
- 乗りものニュース |

東京駅周辺の地下通路網がさらに拡大します。呉服橋エリアの再開発により、将来的には日本橋駅と茅場町駅が地下通路網に加わります。
東京駅~日本橋駅「地下で直結」実現へ
東京駅周辺の大規模な地下通路網がさらに拡大します。東京建物は2025年5月21日、東京駅日本橋口前で推進している大規模再開発「呉服橋プロジェクト(八重洲一丁目北地区再開発)」の進捗状況を明らかにしました。この事業では再開発ビルだけでなく、東京駅から日本橋駅と茅場町駅方面につながる地下歩行者ネットワークが整備され、日本最多となる「10駅連結」の地下通路網が2029年に完成する予定です。
大規模再開発「呉服橋プロジェクト」の工事現場。東京駅周辺の地下通路はこの付近で途切れており、今後接続される(乗りものニュース編集部撮影)
東京駅周辺の地下通路網は現在、大手町北側から日比谷・有楽町・東銀座まで結ばれています。日本橋方面への地下通路は、地下鉄東西線の大手町駅から東へ伸びていますが、呉服橋交差点の手前で途切れています。そのため現時点では、東京駅から日本橋駅まで、地下通路だけを通って行くことはできません。
この呉服橋交差点付近で進められているのが、「呉服橋プロジェクト」となります。事業では地上44階建て地下3階建て、最高高さ約218mの超高層ビルなどが建設されるほか、地下歩行者ネットワークが整備され、日本橋駅と茅場町駅が地下通路網に加わる形となります。
完成後は、東京駅、日本橋駅、茅場町駅、大手町駅、二重橋前駅、日比谷駅、有楽町駅、京橋駅、銀座駅、東銀座駅の計10駅が地下通路で直結(京橋駅は他事業により今後連結予定)。地下通路網に1日あたり36万人の利用者がいる日本橋駅と茅場町駅が加わることで、都市空間のポテンシャルが向上するほか、接続する百貨店などの商圏が拡大する効果も見込めるといいます。
5月21日に開かれた「呉服橋プロジェクト」の戦略発表会に登壇した東京建物の和泉晃 代表取締役副社長執行役員は「国内最多となる10駅連結の地下歩行者ネットワークが完成し、ウォーカブルな街づくりに大きく寄与する」と力を込めました。
なお、再開発エリアは三越前駅・首都高都心環状線・日本橋川と、日本橋駅に挟まれた地区です。日本橋川沿いを北街区、永代通り沿いを南街区とし、北街区には首都高の地下化にあわせて、水辺空間や商業施設が整備される予定。南街区に超高層ビルが建設されます。超高層ビルにはオフィスや店舗、宿泊施設のほか、高度金融人材の育成施設なども入る見込みです。
「呉服橋プロジェクト」は2024年11月に新築着工しており、南街区は2029年度、北街区は2032年度の竣工を目指しています。
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