【遺品整理】いつ開始するのが“正解”? 240人超が処分に困った“モノ”とは
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インターネットリサーチを展開するNEXER(東京都豊島区)が、葬祭事業や婚礼事業を展開するメモリード(東京都千代田区)と共同で「遺品整理」についての調査を実施。その結果をランキング形式で紹介しています。
調査は2月28日から3月6日、事前調査で「遺品整理をしたことがある」と回答した全国の男女を対象にインターネットで実施。計241人から有効回答を得ています。
「遺品整理」は自分たちで行う人が90.5%
全回答者に「亡くなってからどれくらいのタイミングで遺品整理をしたか」と聞くと、最も多かったのが「四十九日が過ぎた後(1~2カ月以内)」で、28.6%でした。次いで「相続手続きが落ち着いてから(半年〜1年以内)」(20.3%)、「特に決めず、必要に応じて整理する」(19.9%)という結果になりました。
「四十九日が過ぎた後」に遺品整理をした人からは「心が落ち着くまでに1週間では短すぎる」(20代男性)、「葬式やその他の手続きを先にやらないといけないため」(40代男性)といった声が寄せられました。「気持ちの整理」がつく期間や「手続き」を一通り終えるまでに、四十九日以上かかる人が多いことがうかがえます。
「遺品整理はどのようにしたのか」と質問すると、「自分たちでした」が90.5%、「業者に依頼した」が8.7%、「その他」が0.8%となりました。「自分たちでした」と回答した人からは「昔の写真とか、家族が大事に保管してくれてた手紙とかを見つけたときに、他にも手紙がないか探したかったから」(40代・女性)、「人に任せるよりも自分たちで思い出と共に整理した方が供養にもなると思ったから」(40代・女性)といった声が多く挙がっていたとのことです。
「業者に依頼した」と答えた人からは、「部屋数や物がとても多く、プロに任せないと終わらないレベルだった」(60代男性)、「最初は自分たち(家族)でやりましたが、物が多く結局は業者の人にお願いしました」(40代女性)といったコメントが寄せられたとのことです。
「遺品整理をする上で困ったことや、処分するか迷ったものはあるか」と聞いたところ、47.3%が「ある」と回答しました。「実際に処分するのに困ったことや迷ったもの」を質問すると、「個人のアルバム」(30代女性)「神仏関係のもの」(30代男性)、「思い出の品など」(30代男性)などが挙げられたということです。
「生前に言われていたことはあるか」については、「ある」が8.7%、「ない」が91.3%という結果に。「生前言われていたこと」として、「写真は全て捨てるように言われた」(20代男性)、「欲しい物があったら持っていきなさいと言われていた」(70代男性)、「全部捨てるようには言われていました」(50代男性)といった回答があったとのことです。
調査結果を受け、同社は「遺品整理は精神的にも肉体的にも負担が大きく、判断に迷う場面も多いものです。特に思い出の詰まった品物を前にすると、処分すべきかどうか決められないこともあるでしょう。そうしたとき、無理をせず専門の業者に依頼するのも一つの選択肢です。経験豊富なプロに任せることで、負担を軽減しながらスムーズに整理を進めることができます。悩んだ際は、専門家の力を借りることも考えてみてはいかがでしょうか」とコメントしています。
オトナンサー編集部
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