“駅名”は同じなのに距離感バグ!東京のトラップ駅は「乗り換え難易度」高すぎる
- 乗りものニュース |

同じ駅名なのに徒歩10分
乗り換え案内アプリなどで経路を確認していると、同じ駅名にもかかわらず、別の路線へ乗り換えるケースがあります。ところが都内に限っても、同じ駅名でありながら、驚くほど離れている“トラップ駅”がいくつか存在します。
東京メトロ大手町駅の地下連絡通路にある路線案内表示(画像:PIXTA)
しかも、有名な観光地へ向かう途中にもそうした駅が多く、そのパターンは大きく分けてふたつあります。
代表的なのが、東武・東京メトロ・都営地下鉄・つくばエクスプレス(TX)が同じ駅名を使用している浅草駅です。
東武・東京メトロ・都営地下鉄の浅草駅もそれぞれ距離がありますが、TXは別格です。浅草寺を挟んでほかの3駅とは反対側に位置し、その距離は約600m。都内でも屈指の観光客で混雑するエリアを通るため、徒歩で7~10分ほどかかります。
また、両国駅も要注意です。都営大江戸線の両国駅とJR総武線の両国駅は、最短の出入口同士でも400mあまり離れています。特に大江戸線は地下深くにホームがあるため、乗り換えには上下移動を強いられ、体感的な距離はさらに長く感じられます。
そして、最も面倒かもしれないのが、東京メトロ丸ノ内線・東西線・千代田線・半蔵門線と都営地下鉄三田線が乗り入れる大手町駅です。
同駅はホームが複雑に折り重なる、いわば“ダンジョン”的な構造をしており、慣れていないと移動に苦労します。最も離れている丸ノ内線と三田線のホーム間は400m以上あり、二重橋前駅や日比谷駅、有楽町駅、銀座駅、東銀座駅とは地下通路で結ばれています。そのため、改札を間違えたり、目的のホームまで大回りしてしまったりする利用者が後を絶ちません。
さらに、隣接する東京駅との複雑な構造や位置関係も難易度を高める要因です。慣れるまでは、一度地上に出たほうが、結果的に早く目的地へ到着できる場合もあるでしょう。
同じ鉄道会社の路線なのに駅が離れている
こうした例で、都内において最も有名なのは、東京駅のJR京葉線地下ホームでしょう。地方から舞浜駅近くの大型テーマパークへ向かう際に同路線を利用するケースは多いものの、東京駅の他路線ホームとはかなり離れています。
京葉線の東京駅へ通じる地下通路(乗りものニュース編集部撮影)
京葉線ホームは地下4階の深さにあり、乗り換えの際には東京駅南東側の通路を通る必要があります。その移動距離は約600mといわれており、隣の有楽町駅から乗車したほうが、移動距離だけを見れば短いほどです。
ほかにも、都営大江戸線と都営浅草線の蔵前駅での乗り換えがあります。いずれも地下鉄駅ですが、地下で直接つながっておらず、いったん地上から道路を渡り、上下に分かれているホームにそれぞれに入り口があるため難易度はやや高めです。
乗り換えの全行程は駅構内の移動も含めて300~400m程度。乗り換え案内アプリでは「数分」と案内されることもありますが、地上では交差点で信号待ちが発生するため、不慣れな場合は10分程度の時間ロスを見込んでおく必要があります。
首都圏まで範囲を広げると、武蔵小杉駅も有名です。JR各線と東急線の改札口やホームが離れていることで知られています。南武線と横須賀線系統を乗り換える際には長い連絡通路を通る必要があり、東横線と横須賀線の乗り換えでは南武線ホームを経由するルートが一般的です。同じ駅構内とはいえ、ホームからホームまでの移動に約10分かかるといわれます。
かつては、JR埼京線・湘南新宿ラインの渋谷駅ホームから山手線ホームへ移動するのにも相当な時間を要しました。しかし、2020年6月に実施された埼京線渋谷駅ホームの移設工事以降は、両ホーム間の距離が大幅に短縮されています。
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