「夫がすぐ怒鳴る」「中学受験で意見が食い違って」……子育てで夫婦がぶつかる“リアルな理由”
- マイナビウーマン |

NEXERはこのほど平石クリニックと共同で、子どもがいる全国の男女500名を対象に「子育てで多い揉めごと」についてのアンケートを実施しました。
子育てについて夫婦で揉めたことはある?
子育ては夫婦にとって喜びをもたらす一方で、意見の相違から対立が生まれることも少なくありません。
日々向き合う子どもの成長や教育方針について、夫婦間でどのように考え、話し合っているのでしょうか。
そこで今回は「子育てで多い揉めごと」について調査。その実態を明らかにしています。
約4割が、子育てについて、夫婦で揉めたことが「ある」
まずは子育てについて、夫婦で揉めたことがあるか聞いてみました。
「夫婦で揉めたことがある」と回答したのは36.2%でした。
半数以上は「揉めたことがない」と回答しており、子育てに関して夫婦間の意見が一致している家庭が多いことがわかります。
しかし、およそ3組に1組の夫婦は子育てを巡って対立を経験しているようです。
半数以上が、子育てについて揉めたのは「しつけ・生活習慣」
次に子育てについて揉めたのは何か、複数選択してもらいました。
子育てで夫婦が揉める主な原因は、「しつけや生活習慣」「教育方針」「子どもへの接し方」など、子どもの人格形成に関わるデリケートな問題に集中していることがわかります。
夫婦の価値観や育ってきた環境が直接反映されるため、意見の食い違いが起こりやすいようです。
一方で、「育児の役割分担」や「お金の使い方」といった物理的な負担や生活面に関する問題で揉める夫婦は2割程度にとどまりました。
子どもの将来に関わる精神的なすれ違いの方が、日常の具体的なタスクや金銭的な問題よりも夫婦間の対立を招きやすいようです。
先ほどの選択肢の中から、もっとも揉めることが多かったのは何か聞いてみました。
1位は、先ほどと同様「しつけ・生活習慣」でした。
次に、それぞれの選択理由を具体的に聞いています。
「しつけ・生活習慣」回答理由
・子どもに対する怒りかた。(30代・女性)
・厳しくするラインが夫とズレていた。(40代・女性)
・勉強の仕方。(50代・女性)
・スマホの使い方。(60代・女性)
・しつけ全般で。(60代・男性)
「子どもへの接し方」回答理由
・自分のしている事を邪魔された時にすごく怒鳴るから、それは違うでしょ!という感じで。(20代・女性)
・子どもといかに積極的に関わっていくかについて揉めました。主人がどうしても自分の趣味を優先しがちなので。(30代・女性)
・男の子に厳し過ぎるし、子どもの気持ちを理解しようとしなかった。(40代・女性)
・夫はとにかく怒る、怒鳴るが多く、改めて欲しいと言っても、治らなかった。(50代・女性)
・感情的に怒ること。(60代・女性)
「教育方針」回答理由
・塾選びでどっちがいいとかでもめた。(40代・女性)
・中学受験するか否か。(40代・男性)
・スマホを何歳で、どのような制限で持たせるか、使わせるかで討論した。(50代・男性)
・私立の小学校にいくかどうか。(50代・女性)
夫婦間の揉めごとは、「しつけや接し方」といった日常的な価値観の相違から、「教育方針」などの子どもの将来に関わる重大なテーマまで多岐にわたることがわかりました。
とくに「しつけ」や「子どもへの接し方」では、怒り方や甘やかし方の違いが主な原因となっており、夫婦の育ってきた環境や考え方の違いが浮き彫りになります。
約3割が子育てについて夫婦で揉めないように工夫していることが「ある」
次に、子育てについて夫婦で揉めないように工夫していることはあるか聞きました。
子育てに関して、揉めないよう工夫している夫婦は3割弱にとどまりました。
具体的にどのように工夫をしているのか聞いたところ、以下のようなコメントが寄せられました。
どのような工夫をしている?
・お互いに譲歩出来るところは擦り合わせ、話し合いをして、子育ての方針を揃えること。(40代・女性)
・家事をしっかり担当制にする。(40代・女性)
・不満や不安があったら、ため込まないで言うことにする。(50代・男性)
・子育てには口出ししない。(50代・男性)
・子どもと意見をすりあわせてから夫に話をもっていく。(50代・女性)
・どちらかが厳しく叱ったりしたらもう一人は逃げ場として宥める側として子どもに逃げ場を作ってあげること。(50代・女性)
・感情的にならずに2人の意見を出し合う。(50代・女性)
・妻の言うことに出来るだけ従う。(60代・男性)
夫婦が子育てで揉めないための工夫は、主に「コミュニケーション」と「役割分担」に集約されることがわかりました。
とくに多かったのは「話し合う」「不満をためない」など日頃から意見交換を行い、価値観のズレを修正する努力です。
また「妻に任せる」「口出ししない」「家事を担当制にする」といった、互いの役割を明確にすることで、不必要な対立を避ける工夫も見られました。
これらの工夫は感情的な衝突を防ぎ、夫婦円満な子育てを目指す上で重要だといえます。
調査概要
「子育てで多い揉めごとに関するアンケート」
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年9月5日〜9月16日
調査対象者:子どもがいる全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
・質問1 - 子育てについて、夫婦で揉めたことはありますか?
・質問2 - 子育てについて、どのような理由で揉めたことがあるかすべて選んでください。
・質問3 - その中でも、もっとも揉めることが多かったものを1つだけ選んでください。
・質問4 - どのような理由で揉めることが多かったか、具体的に教えてください。
・質問5 - 子育てについて、夫婦で揉めないように工夫していることはありますか?
・質問6 - どのような工夫か教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
引用元:NEXERと平石クリニック( https://www.nipt-clinic.jp/ )による調査
NEXER
https://www.nexer.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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