熱くて切ない男性同士の恋と友情。大反響の「ボーイフレンド」シーズン2、ついに開幕!【ボーイフレンド2考察】
- マイナビウーマン |

※このコラムは「ボーイフレンド」シーズン2 エピソード1~6のネタバレを含みます。
日本初となる男性同士の恋愛リアリティショーとして誕生し、国内外から注目を集めた「ボーイフレンド」。シーズン1の大きな反響を受け、待望のシーズン2が2026年1月13日から配信された。参加者となるBoysは、“Green Room”というシェアハウスで共同生活を送る。舞台は冬の北海道、白銀の世界が10人の“最高純度の恋と青春”を包み込んでいくーー。
シーズン1と同様に、ペパーミントカラーのコーヒートラックの運営で絆を深めていくBoys。序盤は1~6話が一気に配信され、恋心を抱いた相手への気持ちや、過去に自身が経験した苦しみ、大好きだった人への想いなどが、徐々に紐解かれていった。
■「ボーイフレンド」ならではの変わらぬ魅力と彼らの覚悟
シーズン1では、日本初となる男性同士の恋愛模様が、予想を超える“純愛作品”として大きな話題となった。今回も個性豊かでグローバルなバックグラウンドを持つメンバーが集まり、恋愛対象であるBoysはもちろん、自分自身とも向き合う2カ月の共同生活が始まった。
「ボーイフレンド」といえば、シーズン1でも人間関係に注目が集まった。男性同士のコミュニティでありながら、そこにいる全ての人間が恋愛対象になりうるという、非日常な空間。その中で、性的マイノリティの当事者であり、人生で様々なつらい経験もあった彼らだからこそできる他者への細やかなリスペクトや、まっすぐすぎる愛情表現が印象的だった。
シーズン1はプロデューサーが自らキャスティングを行ったが、シーズン2で再びあれだけのすてきなBoysのキャスティングが可能なのか、気になっていた人も多いことだろう。しかし、そんな心配は邪推に終わり、今回も「ボーイフレンド」でしか味わえない、熱くも切ないBoysの姿を見させてもらっているように思う。
まずは、初対面の夜から「なぜ今回参加したのか」という、人生の核にも迫るオープンなトークを繰り広げる。「15年付き合っていた人と別れて、自分を見つめ直したい」という、最年長のカズユキ。自分の価値観や感性が似ているだけでなく、将来まで見据えることができるパートナーと巡り合いたいと語るイザヤ。これまで、恋愛を含む人間関係を仕事の二の次にしてきてしまったというヒロヤ。
番組の性質上、Boysはそれぞれ“覚悟”を背負って参加している。シーズン1でも、自身の自認を家族や周囲にカミングアウトしている人としていない人がいたが、番組に参加するということは「本来知られるはずのなかった人にも自分のセクシュアリティを知られてしまう」というリスクも孕んでいるからだ。
序盤、ヒロヤの買ってきたドバイ土産に盛り上がりを見せつつも「楽しめそうなメンバーたちでよかった」という言葉に共感が集まるあたり、誰にでも簡単に心を開けるわけではないという、Boysの繊細さも感じられる。
■恋愛模様だけではない、さまざまな魅力が満載
個人的に、ボーイフレンドが他の恋愛リアリティーと一線を画していると感じるのは、恋愛模様の考察以外にも注目ポイントが多いという点だ。
第1話では、他のBoysが「温泉に入ろう」と盛り上がる中、最年少であるボミが、ヒロヤに「温泉に入りたくないけど、みんなの空気を壊したくなかった」と気持ちを吐露。一つ屋根の下での共同生活だからこそ、Boys同士で盛り上がれる部分が多いのも本作の魅力だが、彼らも一人ひとり気になることや、想いの伝え方が違う部分があることにも気づかされる。
加えて今回、夏の海辺が舞台だったシーズン1とは真逆の、一面の雪景色が広がる北海道が舞台になっているのも魅力的だ。海沿いの風景に感じる情緒とはまた違う、冬景色ならではのエモさ、Boysの距離の近さがある。スノボやかまくら作りなど、極寒の地でしか味わえない非日常を感じることができる。
さらに、ボディメイクをしている人が多いのも、本作の見どころと言えるのではないだろうか。筋トレをする時間やサウナに入る場面は、筋肉好きの視聴者にとってはシンプルに目の保養だが、彼らにとっては恋愛のきっかけともなる重要なシーンでもある。
■素直すぎて、はたまた素直になれなさすぎて……そうそう、恋愛ってこういうのだったよね
今回、第一印象の時点では、恋の矢印はバラバラだった。にも関わらず、意外に「前に会ったことがある人」が多いのもボーイフレンドならではの“やきもきポイント”の一つだ。
特に、イザヤとウィリアムの行く末が気になっている人も多いはず。数年前に何度もデートしていたにも関わらず、ウィリアムの方はイザヤを覚えていなかったという天然っぷり。しかし、イザヤの方は当時からウィリアムを恋愛目線でバッチリ見ていた様子だ。
その他にも、恋バナの始め方が自然で、かつオープンマインドなメンバーが多いのも印象的だ。「最後の恋愛はいつ?」「遠距離恋愛ってアリ? ナシ?」「誕生日プレゼントには何が欲しいか」など、恋バナトピックの幅広さは視聴者である我々も見習いたいところ。
他の恋リアでもよくある会話ではあるのだが、彼らには、そこによくある“恋の駆け引き”は感じない。スキー場のリフトで、ウィリアムへの煮え切らない気持ちを、想いのまま告白したイザヤ。同じくウィリアムに惹かれてはいながらも、彼とは異なる浮気の基準を隠さず話したジョウブ。
いい意味でも悪い意味でも、恋愛テクニックや駆け引きで恋を自分の都合のいい方向に進めていこうという意思は感じられない。彼らを見ていると「ああ、恋って本当はこういうものなんだな」と思い出す。計算でうまくいく恋なんて、元来なかったのではないだろうか。
■浮気ってどこから? 永遠のテーマで議論する場面も
好きになった人には一直線なイザヤやボミ、好きになってしまったからこそ、自分からのアプローチの仕方に悩んでしまうヒロヤやジョウブ。「駆け引きゼロ」だからこそ、彼らの行動は二極化してしまう。しかし、いずれにしてもそのまっすぐすぎる姿勢は、今まさに恋愛をしている人はもちろん、恋愛からは一線を退いている人にも、刺さるものがあるのだと思う。
とはいえ盛り上がっていた「浮気ってどこから?」というテーマは、誰しも気になるトピックではないだろうか。カップルでもなかなか真剣に語り合えない話題だが、彼らはオープンに価値観を共有し合っていた。
ボミ、ジョウブの「性のことは(バレないなら)勝手にやって欲しい」という考えも、ままある考え方なのではないかと思う。しかし、浮気が原因で恋が終わってしまったことがあるというイザヤの「嘘をつかれるのがいやだ」という考えには、共感した人も多かったのではないだろうか。
浮気そのものがどうというよりも、浮気のためについた嘘があると気づいた瞬間から、信用が失われることに対する重みを持つべきと、イザヤは言っていたような気がする。しかし、MCの徳井さんからは「嘘があるからこそ人生は面白いとも言える」とのツッコミもあり、非常に考えさせられた。
しかし、彼らが付き合う前にこういった深い価値観を正面からぶつけ合えているのもまた、素晴らしい。出会いが少ない彼らは、新しい出会いには慎重だろう。誰かと出会った時、互いにオープンになることで形成されるその深い関係にこそ、愛が宿るのではないだろうか。
恋が始まっても、もし始まらなくても。ここまで深め合った仲、そしてその経験は消えない。こういう恋ができれば、人は成長していけるのかもしれない。
■「特別な経験」をしてきたからこそ、新しい出会いには不安もつきまとう
4話では途中合流となった最年少・リュウキが登場。年下らしく控えめな振る舞いをしていたリュウキを気遣ってか、晴天に降り積もる雪の中、フーウェイの背負い投げをきっかけに、雪遊びで盛り上がるBoys。
着ている服が雪にまみれるのなんて、お構いなし。くだらない心配なんて、今しか味わえない楽しさには勝てないーーそんな様子に、大人の青春を感じざるを得なかった。
4~6話ともなると、既存メンバーの絆はかなり深まってくる。しかし、距離が近くなってきたからこその問題も、そろそろ出てくる頃だ。
ここでも、ウィリアムのスマホに届いたハートマークの絵文字で、イザヤの表情が氷点下に。絶景の中でのツーショットデートで、「昔に連絡を取っていた人だよ」と説明したウィリアムは、イザヤに向き合いたくない気持ちと、もっと知りたい気持ちの間で葛藤しているようにも見えた。
「積み重なっていく好きを経験したことがない」というウィリアムの言葉に、共感した人もいるのではないだろうか。マッチングアプリが出会いの主流となりつつある今、大人になってからは好きを積み重ねる恋をしていない人も多いだろう。
だけど時間をかけたからこそ、もともとナシだったウィリアムのイザヤへの気持ちが“アリ”に傾きつつあることは見て取れる。2人には今後ぜひ、付き合う前に価値観や気持ちを確かめ合うことの重要性を証明してもらいたいところだ。
■彼らの恋模様を通して、振り返らざるを得ない自身の恋愛観
メンバー全員がイザヤとウィリアムの急接近を感じる中で、国際的リゾート地としても有名なニセコへ旅行することになった。旅先で行われたデート指名ができる腕相撲大会では、1位で勝ったにも関わらずフーウェイが指名を避けてしまい、全体の空気感も若干モヤモヤ気味に。
しかしここで、ウィリアムにハッキリ振られたばかりのジョウブが、フーウェイとのデートに行くことに。中盤にかけて今までになかった組み合わせでのツーショットデートがきっかけで、新しいカップリングが出来上がる可能性もまだゼロではない。
とはいえ、今回はスロースターターなBoysが多いのも印象的だ。カズユキ、フーウェイは、今のところすぐに人を好きになれそうな感じがしない。相手がどうというよりは、自分の中での決心もまだ固まっていないようだ。
自分が「好き」と思った側なら行動するだけだが、好きと言われた側が悩んでしまうのも、また自然なことなのかもしれない。だってきっと、自分の気持ちを信じるよりも、人の「好き」を信じる方が難しい。
6話の終盤の「これまでのすてきな恋エピソード」を聞いていても、彼らの恋愛はとても貴重で、特別なものなのだろうとも感じた。だからこそ過去の恋愛が心に残り続けるし、傷もなかなか癒えないのかもしれない。
とはいえ、一つひとつの恋愛を軽くいなしていれば、彼らのような特別な経験もできない。彼らの共同生活を通して、私たち視聴者も自分が過ごす日常を振り返る機会を与えてもらっていることに感謝したい。
ここまでウィリアムとイザヤの関係に注目が集まったが、他のBoysの関係がどう動いていくかはまだ分からない。残りの期間で彼らがどんな交流をし、どうやって恋愛していくのかーー冬はまだ、始まったばかりだ。
(ミクニシオリ)
Netflixリアリティシリーズ「ボーイフレンド」シーズン2 独占配信中
作品ページ:https://www.netflix.com/title/81685212
あわせて読みたい記事 #ラヴ上等考察 大好きな人が、待ち合わせ場所に現れなかったら? Netflixリアリティシリーズ「オフライン ラブ」で“スマホなしの恋”が私たちに教えてくれたこと #あいの里考察 #あいの里2考察 #ラブ デッドライン考察実は損している?
ニュースを読んでポイントが貯まるサービスがあるのを知っていますか?ポイントサイトのECナビでは好きなニュースを読んでポイントを貯めることができるのです。(※ECナビはPeXの姉妹サイトです。)今日読んだニュースが実はお小遣いになるとしたら、ちょっと嬉しいですよね。
ポイントの貯め方はニュースを読む以外にも、アンケート回答や日々のネットショッピングなど多数あるので、好きな貯め方でOK!無料で登録できてすぐに利用できます。貯まったポイントはPeXを通じて現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。
運営実績も15年以上!700万人以上の方がポイントを貯めています。毎日好きなニュースを読んでお小遣いを貯めてみませんか?
簡単無料登録はこちらYOUの気持ち聞かせてよ!
| いいね | ![]() |
|
|---|---|---|
| ムカムカ | ![]() |
|
| 悲しい | ![]() |
|
| ふ〜ん | ![]() |











